中国映画の「The Crossing」を観てきました。主人公の佩佩は、大陸の深圳に住み、香港の学校に通う16歳です。佩佩は、香港から深圳にiPhoneを密輸する仕事をしています。映画では、友人、家族、密輸組織の構成員と触れ合う佩佩の生活が描かれます。
この映画の予告を1か月くらい前に映画館で見ました。是非観たいと思いました。ドラマが面白そうだと言うことも理由ですが、「是非」となったのは、台詞が広東語であったからです。
香港映画が好きで、昔はよく見ていました。見ていた香港映画の台詞は、中国語でしたが、中国語の中でも香港などで使われる広東語でした。誰かが広東語をお祭りのような言葉と言っていましたが、北京語に比べると、賑やかで明るい印象を受けます。広東語を聴くことも、香港映画を観る楽しみの一つでした。
あるときから香港映画を観ることがなくなり、長い時間がたちました。香港が中国に返還されて以降、香港では映画が余り作られなくなったそうです。「The Crossing」は、見る機会の少ない広東語の映画でした。ドラマも楽しみつつ、広東語にも満足しました。
映画の中に、佩佩が深圳に戻ったとき、知っている小学生くらいの男の子が佩佩に話しかけるシーンがあります。男の子は北京語で佩佩に話しかけ、一緒にいた母親が、広東語で話すよう促します。男の子は、ここは香港じゃないからと言って、それを拒みます。男の子にとっては、広東語も話せるけれど、北京語の方がしっくりくるようでした。中国の事情は全く知りませんが、広東語を話す地域でも、広東語が非主流化に向かっているのでしょうか。広東語の映画がますます見られなくなりはしないかと気になりました。
この映画の予告を1か月くらい前に映画館で見ました。是非観たいと思いました。ドラマが面白そうだと言うことも理由ですが、「是非」となったのは、台詞が広東語であったからです。
香港映画が好きで、昔はよく見ていました。見ていた香港映画の台詞は、中国語でしたが、中国語の中でも香港などで使われる広東語でした。誰かが広東語をお祭りのような言葉と言っていましたが、北京語に比べると、賑やかで明るい印象を受けます。広東語を聴くことも、香港映画を観る楽しみの一つでした。
あるときから香港映画を観ることがなくなり、長い時間がたちました。香港が中国に返還されて以降、香港では映画が余り作られなくなったそうです。「The Crossing」は、見る機会の少ない広東語の映画でした。ドラマも楽しみつつ、広東語にも満足しました。
映画の中に、佩佩が深圳に戻ったとき、知っている小学生くらいの男の子が佩佩に話しかけるシーンがあります。男の子は北京語で佩佩に話しかけ、一緒にいた母親が、広東語で話すよう促します。男の子は、ここは香港じゃないからと言って、それを拒みます。男の子にとっては、広東語も話せるけれど、北京語の方がしっくりくるようでした。中国の事情は全く知りませんが、広東語を話す地域でも、広東語が非主流化に向かっているのでしょうか。広東語の映画がますます見られなくなりはしないかと気になりました。