ポン助の迷走日記

30歳目前・無職から、まあ何とかなるでしょうという日々を綴ったブログ。実際、何とかなりかけている。

結局、どの程度なのか?

2007年06月08日 | 日記
仕事キツキツ、ゼンマイ切れ切れ。
仕事をして、ごろごろして、あとは本を読んでいた
公認会計士試験終了後の4日間でした。

劇団ひとりの「陰日向に咲く」を読み、
文庫版のジョジョを18巻まで読み、
今は村上春樹の「ノルウェイの森」を読んでいます。

今度の日曜には簿記1級を受けるというのに、
小説や漫画ばっかり読んで、何にもしてないや。
3週連続で試験を受けるというのは結構キツイです。
参加するだけで精一杯な感じ。ちょっと落ち着かないといけないですね。

最近話題になっている年金問題。
たまった分を少しずつ支払っている身としては
もうちょっとしっかりしてもらいたいとは思いますが、
実際のところ、どのくらいの問題なのか疑問に思うことがあります。

5000万件が宙に浮いていると聞けば、かなりのインパクトです。
しかし、1月分を1件と数えれば、
ちょっと多めに見て、のべ420万年分。

40年間支払っている人もいれば、加入したばかりの人もいるので、
中間の20年を1人あたりの支払い年数と考えれば21万人分。

20歳以上60歳未満のの人口をかなり少なめに見ても3000万人。
割合でみると全体の0.7%しか紛失していないことになります。

これは意図的に数字を小さく見せる表現を選んでいますが、
逆に5000万件という表現は数字を大きく見せようとする意図を感じます。
この場合は影響のあった人数で表すのが妥当ではないでしょうか。

と、まるで大した問題ではないような書き方をしていますが、
結構たいへんな事なんじゃないかと思っています。
原簿がないケースがほとんどのようですし、
たぶん不備件数は5000万件では収まらないでしょう。

こういった大きな問題に対してピントのずれた部分で不安を煽り、
旬が過ぎたら見向きもしなくなる。

年金の件で言えば、個人でできる対応策や
問題が解決するまでのシミュレートなど、
不安を煽る以外で興味をひく内容は沢山あるはずです。

「いったい何を考えているのでしょうか?
 このような酷い状態になる前に手はうてなかったのか?

 国民不在の政治、利益第一主義の風潮、
 地域社会の崩壊といったものが
 問題の根本にあるような気がしてなりません。

 ハァー・・・・・・、お天気です」

などと言っているだけでは、ネタにしかなりません。
不安を煽って叩くのがメインになってしまった報道。

コムスンの件が年金同様に大きな話題として取り上げられています。
これに対して会社側からの説明は一切ありません。
しばらくたてば、みんな忘れてしまうだろうと考えているのでしょう。
そして、おそらくはその目論見通りになるのだと思います。

黙っていればそのうちみんな忘れる。
企業や個人がこう感じ始めたら怖いなと思います。

古舘が好きなのか嫌いなのか分からなくなってきました。
そして、イミフからネタをパクってしまった。