ポン助の迷走日記

30歳目前・無職から、まあ何とかなるでしょうという日々を綴ったブログ。実際、何とかなりかけている。

速筆百物語の8話目をUPしました

2010年04月29日 | 日記
速筆百物語の8話目『ラプラスだけが知っている』の序盤をUPしました。
今回の話は長くなりそうなので、何回かに分けてUPするつもりです。

『ラプラス~』は結構前から書いていて、何度も行き詰まっている話です。
疲れる文体なのでなかなか筆が進まない上に、
今の自分の実力では読みにくいものになってしまう。

かけた時間に比例するだけの喜びはないかもしれませんが、
可能な限り面白いものになるよう努力して、
小説力のようなものが上がればいいなと思っています。

しかし、この話は最終的に何文字くらいになるんだろう。
推敲前の状態では16000文字ほど書いてあるのですが、
それで全体の半分ちょっとぐらいです。

30000文字ぐらいになるのかなあ……。
でも原稿用紙にしたら75枚だし、その程度の分量は書き慣れておかないと。
長編だと電撃でも最低10万文字くらいは必要になりますし。

今年書いた分を全部足しても足りないな。
長編を完結させられるのはいつになる事やら。

でも小説の事だけ考えていられる長期休みは幸せだなあ……。
焦りは禁物だけど、必ず小説で食えるようになってやる。

合言葉は『甘えるな』だ

2010年04月24日 | 日記
年初に書いたブログを読み返してきました。
今年の目標として掲げた『気楽に小説家を目指す』とは、
我ながらよい言葉だと思います。

昨日「先の見えない先行投資って空しいな」というフレーズを
『ネムルバカ』という石黒正数さんのマンガで読んだのですが、
小説を書くという明確なゴールのない行為を続けていると、
そういった思いに捕われがちです。

そんな中で結果を焦ってしまっては、
楽しくないばかりではなく、求める結果さえ遠ざかってしまいそうな気がします。

だから努力はするけど結果や見返りは期待しない。
これは好きなことをやり続けていくのに大切なことだと思っています。


で、そういったことを踏まえ、
これからの生活に対する心構えなんかをメモ。

まず、仕事は第一優先でちゃんとやろう。
翌日の仕事を犠牲にして、小説を遅くまで書いていてもあまり進まないし、
翌日の夜は本当に何も出来なくなってしまう。

仕事はストレスになるほど溜めこまず、
かといって、新規案件を振られる程には進めてしまわない。
技術力で上司・同僚に舐められない程度のレベルは維持すること。

小説書きは仕事に響かないように注意。
その上で、極力、時間を注ぎ込むこと。

書けない時はさっさと気持ちを切り替えて、別のやるべきことをやる。
ネットパトロールを3時間もしていた、なんてことにならないよう気をつけること。

あと、優先順位は低いけど、会社勤め以外の収入を得る方法を模索しておくこと。
今の会社の状態だと、そう遠くない将来に首を切られてもおかしくない。

アフィリエイトなどは激しく向いていないと学習済みなので、
とりあえず、いちばんものになりそうなウェブプログラミングと
マイブームである英語の勉強を進めておこう。
種を蒔くかどうかは置いておいて、まず畑を耕すことだけはしておこう。

こんなところかな。
書き過ぎるとやる前から疲れるので絞りましたが
それでも時間が足りないと感じます。
久しぶりに落書きもしたいしな……。

とにかく気持ちには余裕を持って、やるべきことを進めていこう。
でも、うにゃうにゃして、何もしない状況だけは回避していこう。

合言葉は『甘えるな』だ。

年に何度かは、こういった気持ちの棚卸しをせずにはいられないようです。
今度こそ、もう少しちゃんとした人になれますように。

速筆百物語、7本目をUPしました

2010年04月20日 | 日記
新都社に連載している速筆百物語、
7本目の『Please,more Sweet Jelly』をUPしました。
作者コメントでもツイッターでも書いていますがスイーツ(笑)な話です。
書いていてとても照れくさかったですよ。

次は2か月前から書き始めて、行き詰まってしまったやつに取り掛かろう。
長さだけで言えば『血袋』を超える。
これを書きあげたら、ひとつレベルアップ出来そうな気がします。

書きかけの作品は他にも2つあって、全部仕上げれば書きあげた作品が10本になる。
そこまでをGW中に仕上げたいけど……まあ、予定は未定です。
『ガラスの檻』も何とかしたいしね。

先週はかなり仕事が忙しかったけど、今週は少し落ち着く予定。
いろいろ読みたい、いろいろ書きたい。

電撃小説大賞に応募しました

2010年04月08日 | 日記
4月7日(水)、速筆百物語に載せていた『血袋』を電撃小説大賞に応募しました。

『銀河英雄伝説』ってはっきり書いてあるし、このままだと送れないなあ。
でも、手を入れるのもやだなあと思っていましたが、
小説名だけぼかせばいいんだと気付き、なんとか締切りに間に合わせることができました。

今回は初投稿ということで、どうしても自分で郵便局に持っていきたかった。
でも、締切りは4月10日の消印有効。さすがに最終日の土曜に出すのは怖い。
なので、会社を仮病で早退して出してきました。

応募要項を何度も何度も確認して、
ページ抜けがないか、何度も何度も確認して、
宛先を書き間違えていないか、何度も何度も確認して、
郵便局員さんに消印がいつになるのか聞いて、
封筒を渡す時には不安そうな表情になって、
あれこれ、あれこれ考えて、郵送してきたのですよ。

やっぱり自分で行ってよかった。
このドキドキ感は一生忘れない気がします。

今日はまだ、昨日の興奮による疲れが抜けていないので
さっさと会社を出て、のんびりとしていました。明日からまた書き始めよう。

一次審査だけでも超えてくれたら嬉しいな。
前にも書きましたが、そこまでいけば講評が貰えるから。

それにしても過去に短編での受賞なんてあるのだろうかと
取らぬ狸の何とやらで調べてみたら、4作が賞を取っていました。

・雲ゆきあやし、雨にならんや(坪田亮介、第1回銀賞)
・超告白(御伽枕、第12回選考委員奨励賞)
・眼球奇譚(鷹羽知、第15回電撃文庫MAGAZINE賞)
・隙間女 (幅広)(丸山英人、第15回電撃文庫MAGAZINE賞)

さらに調べてみると、2000~2006年は
『電撃hp短編小説賞』という短編専門の公募があったようで、
思っていたより短編にもチャンスはあるんだなと思いました。

もしかしたら……いやいや、まさか。……いや、でも案外……。

といった逡巡を、これから事あるごとに繰り返すんだろうな。


(追記)
電撃小説大賞の応募規定により『速筆百物語』から一時的に『血袋』を削除しました。
落選確定後の再UPは問題ないとのことなので、その際には元に戻すつもりです。

2010年3月後半のまとめ

2010年04月05日 | 日記
速筆百物語の6本目『糞虫』をUPしました。
この作品、1ヶ月以上書いていた分とは別物なんですよね……。

今回のストーリー、9割方は実話です。
ただ、関係者が読んでも分からないように、
あちこちで起こった話を再構成はしています。

後半のうんこに関する盛り上がりには我ながら満足しているのですが、
前半はいろいろと詰め込み過ぎてしまったようです。
そのせいで前半の印象がぼやけ、うんこに全部もっていかれている。
しかも前半と後半で話の繋がりが薄いので、
読み終わった後、すっきりしない仕上がりになってしまいました。

まあ、あのうんこ部分を書けただけでとりあえずはいいや。
次は初心に帰って、もう少し読みやすく、筋の通ったものを書こうと思います。

ところで、今回分とは別に書きかけの作品が2本あります。

1つ目がずっと行き詰まっている分。既に14000文字ぐらい書いてあります。
電撃の短編に応募しようと思ってスケベ心を出したのが失敗でした……。
考え込む悪い癖がでて、まったく進まない状態になってしまいました。

もう間に合わないので、今回の応募は諦めるつもりです。
これは次の次、8本目として速筆百物語にUPすると思います。
どうも賞に応募しようとすると、心にブレーキがかかってしまうみたいなんですよね。
今年中にこの壁は乗り越えてしまいたいです。

もう1本がスランプ脱出のために書き始めた別物。
初老の男が過去を思い出していく話です。
これが次の作品になるかと思います。長さはどのくらいになるのかな……。
たぶん、10000~15000文字ぐらいで収まると思うんだけど。

最近、半端に長めの作品ばかりなのがつらい。
いいネタを思いついたら、3000文字以内の短編を間に1つ挟みたいです。

なんか、この半月いろいろあったな……。
職場の引っ越しはあったし、とある新都社作家さんと合作の話もあった。
合作の方はおじゃんになっちゃったけど。

合作用の完成した原作はどうしようかな……。
小説として書いてしまうか、それとも妻に漫画にしてもらうか……?

実は今回、ネームも作っていたんですが、
私の描いたものがあまりに酷かったんで、試しに妻に描いてもらったんですよ。
そしたら、すごくいい感じだったんですよね。

小さい頃から絵がうまいと言われていた人は、
こんなさらさらっと描いちゃうのかと嫉妬しました。
自分も結構練習したのにな……。

やってくれるかどうかは激しく未定ですが、
もしかしたら妻が近々新都社デビューをするかもしれません。
きっと、あっという間にコメント数で抜かれちゃうのでしょうね。

半月分のまとめだと書くことがいろいろ出てきますね。
twitterもいいけど、ブログもあまり放置しないようにしよう。

あっちはあくまで即時性のものが中心であって、
日記として残すには不向きな気がしますから。
ちょうど今日、誰かのつぶやきにあったのですが、
twitterでは3200ツイートまでしか遡れないそうです。