ポン助の迷走日記

30歳目前・無職から、まあ何とかなるでしょうという日々を綴ったブログ。実際、何とかなりかけている。

日商簿記検定2級(試験内容)

2005年06月12日 | 簿記・会計士
こちらは2級簿記検定の内容と感想を。
2級は自信がありませんでしたが、思ったよりはできました。

1問目は3級同様、仕訳の問題が5つです。
 1、建物の修繕と改修。修繕費と建物自体の価値を上げる仕訳の区別がついているか。
 2、予約販売。消費税の税込方式ってどうやって仕訳するんだ?
 3、荷為替手形の処理。
 4、社債(発行会社側)の処理。社債発行差金の償却を含む。
 5、備品の除却処理。

まず、ここで失敗。大事にいきすぎて、30分ぐらい使ってしまいました。
残り90分であと4問。

2問目は5伝票制度(入金・出金・振替・仕入・売上)の伝票から、
仕訳日計表の作成、総勘定元帳・得意先元帳への転記を行う問題です。

これはわかる問題でしたが、時間がかかりました。
2問目が終わった時点で1時間が経過。うっかりミスもありそうな感じ。

3問目は、決算整理前残高試算表から資料にもとづいて、
損益計算書を作成する問題です。

これは後回し。先に工業簿記からやることにしました。

4問目は材料・賃金の購入・消費・差異に関する仕訳。
へ?また仕訳。しかも妙に簡単。
一応、評価法の確認(後入先出法)や、借方差異・貸方差異を
逆にしていないかの確認をして次にいきましたが、不安。
どこかにひっかけがあるんじゃないかな?

何はともあれ、4問目は10分ほどで終わらせて5問目へ。
標準原価計算における月次の損益計算書の作成と、
標準製造原価差異分析表の作成です。

・・・荒利がマイナスになってしまう。
良く分からないので、適当な数字を書いて埋める。
後で調べてみたら、製造間接費を2重に引いていました。
ここは理解していなかったのでしょうがない。

その代わり差異分析表はばっちりでした。
試験前に復習した、製造間接費の差異分析に使うあの図と、
直接材料費・直接労務費差異の分析図で頂きです。ついてる!

(あの図と分析図)


・・・がたがたですね。LECのテキストを見る方が良いでしょう。
(LEC最速マスター2級、工業簿記7日目・8日目)

何はともあれ、あとは3問目を残すのみ。しかし、時間があと15分しかありません。
もう、全部埋めるのは無理ですから、できるところだけ埋めます。

仮払金の処理、火災損失の処理、貸倒引当金の設定、棚卸減耗費と商品評価損
売買目的有価証券の評価替えの計上、減価償却費、新株発行費の償却、
退職給付引当金、前払保険料の計上、未収家賃の計上。

上記の処理、穴埋めが10分でできました。セブンセンシス開いてたと思います。

3級の時とはうってかわって、ぎりぎりまで粘っていました。
確認がほとんどできなかったので、2問目でポカをやっていたら終わりです。
ただし、2問目がうまくいっていれば、もしかするともしかします。

今回の難易度が高かったか低かったか、正直言って分かりません。
ネットがつながれば、2ちゃんで調べてみようと思うのですが、
まだ、当分家ではつながらないし・・・

近い内にネットのできる漫画喫茶で調べてこようと思います。

日商簿記検定3級(試験内容)

2005年06月12日 | 簿記・会計士
簿記3級の検定試験について、内容と感想などを。

内容としては、

・1問目 例年通り仕訳の問題。
・2問目 仕入帳と売上帳の記録が与えられ、
     各取引においてどの補助簿に記入が必要かを問う問題。
・3問目 月初の残高試算表と当月の勘定記録が与えられ、
     月末の残高試算表を作成する問題。
・4問目 月の当座勘定が与えられ、当座預金勘定と当座借越勘定の2つが
     あった場合の勘定記入を答える問題。
・5問目 精算表の空欄を埋めていく問題。

といった感じで、3問目の問題が今まで見たことのないタイプの問題でした。
月初の残高試算表が与えられて、月末の残高試算表を出す場合には、
期間中の取引が示されて、せっせと仕訳を切っていく問題しか
やったことがなかったので、最初は面食らいました。

落ち着いて考えれば、仕訳を切らなくていい分時間もかからないですし、
通常より簡単だったかもしれません。
でも、仕訳を切るのは得意ですが、勘定から読み取るのって少し苦手です。
何だか貸借を逆にしてしまいそうな気がするんですよね。

とにかく、ここは何度も何度も検算・確認をしました。
ここさえ乗り切れば、今回の試験は結構簡単じゃないかな?

私の隣で試験を受けていた高校生ぐらいの男性は、
バシバシ電卓を叩くタイプで、どこかではまっている様子でした。
延々と電卓を叩き続け、ぼそりと
「・・・駄目だ・・・」
と呟いたの聞いてしまいましたよ。

過去問を解いていないので信憑性に欠けますが、
今回の試験はこれまでとは傾向が違うように感じました。
練習問題で見たことのない問題が多かったです。
その分、難易度は低くしてある気がしました。

隣の高校生、受かってるかな?

日商簿記検定(日記版)

2005年06月12日 | 日記
いよいよやってきました。
簿記検定当日です。

試験の内容などについては、簿記・会計士のカテゴリで書くことにして、
こちらでは、その日の様子を書いておきたいと思います。

寝坊することもなく、余裕を持って起きることができました。
さすがに4月に受けた初級シスアドとは、気合の入りようが違います。

妻に車で送ってもらって、試験会場である商工会議所へ。
午前中は3級の試験です。

簿記検定は各地域の商工会議所で検定試験を行うので、
受験者の数はまちまちですが、私の受験したところは
ざっと見て、60人ほどでした。

係りの人が試験の説明を始めました。
次第に試験開始時刻が迫ってきます。
・・・って、開始時刻過ぎちゃったじゃん!!

いつまで説明してんだよ!早く始めてよー!

なんて慌てていたのですが、簿記検定の開始時刻は
結構アバウトで、5分ぐらい遅れることは良くあるそうです。

その分、終了時間も延びますので、これから受験される方がいたら、
私のように慌てずに、どっかりと構えていてください。

いよいよ試験スタートです。

1問見たことの無い問題がありましたが、
あとは特に戸惑うことも無く40分くらいで終了。

念を入れて30分程見直しをしてから、試験会場を出ました。
やっぱり楽勝だったと思います。

迎えに来てもらおうと妻に連絡したのですが、
予定よりかなり早く終わったので、
まだ妻の出かける準備ができていませんでした。

そこで、商工会議所のロビーで2級の確認をしていると、
やはり早く終わって出てきた受験者が私の方に来て、

「すみません、今受験されてた方ですよね?」

と聞いてきました。

「はい、そうですけど?」
「問題って持って出てきてもいいんですよね?」
「はい、大丈夫です」
「あ、ありがとうございます」

ほっとしたように彼は去って行きました。


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・よかったっけ?


・・あれ、そういえば最初に
「○○用紙を持ち帰ると、無効になり採点されません」
とか、言ってたような気がする・・・

○○は「解答」?それとも「問題」?
あれ、どっちだ?問題用紙持ち出し禁止なら、俺も駄目じゃん。
うそ、まじ?

かなり大パニックでした。

結局、試験終了まで商工会議所にいて、他の受験生が問題用紙を
手にしているのを確認して、ようやく安心しました。

開始時間のことといい、問題用紙のことといい、
びしっとお願いしますよ、商工会議所さん!

そんなこんなで時間が過ぎ、迎えに来てくれた妻が到着。
昼食を食べにうどん屋へ。今日は妻がおごってくれました。

いったん家に帰り、午後の2級検定までちょっと休憩。

こっちは奇跡が起こらない限り合格しそうにないので
気は楽ですが、とりあえず英気を養って再び商工会議所へ。

2級検定で試験説明をしてくれた係りの方は、さっきの人とは違って
はっきりと説明してくれました。問題用紙は持ち帰ってよいこと確認。
(実はまだ少し心配だった)

いよいよ、2級試験スタート。
問題にざっと目を通すと、
意外とできそう 

自信のある箇所からの出題だし、昨日見直しておいた所も出てる。
天が味方したかも!

とにかく、ポカだけは無いように慎重に解きました。
埋められない箇所もいくつかありましたがいい感じです。
もしかしたら合格したか・・・?

なんてことを考えながら会場を出ると、妻が車で待っていてくれました。
そういえば妻は今日、試験会場まで4往復もしてくれたんだ。ありがとね。
車に乗り込んで、ようやくほっと一息つけました。

うん、何はともあれ、
簿記検定終了!!

合格発表は6月20日。それまではのんびり過ごして、
先のことは発表があってから考えることにします。

さあ!ガンダムだ、ガンダム!

帰りに初代ガンダムのビデオを、見ていない分一気借り。
家でのんびりと観賞。うーん、開放感。

この2ヶ月、引越しと試験の同時進行で忙しかったですが、
やれるだけのことはやった充実感があります。

これで、2級合格しててくれれば言うことなしです。