ある意味、羨ましい人生なのかもしれません。
引退の時に「腹いっぱいのプロレス人生でした」と語ったとおり、悔いなく相撲もプロレスもやってきました。現役当時はプロレスという仕事に誇りをもって、世間にもなめられないように突っ張っていた。50歳になるまでコンビニにもファミレスにも行ったことはなかったし、車も外車と決めていました。
趣味がたくさんある人はうらやましいなとは思いますけど、体も悪いしこれから何か趣味を持つことはないでしょうね。これまで自分がやってきたことがそれだけ分厚いと思っているから、新しいことをやる必要がないのかもしれません。読んだ本、聴いた曲のタイトルはすぐ忘れるけど、自分がやってきた試合のことはしっかり覚えているし、よみがえってきますからね。今何もしないことが幸せなのは、その感覚があるからだと思います。
天龍源一郎「2年前に引退してから、何もすることがない」より
引退の時に「腹いっぱいのプロレス人生でした」と語ったとおり、悔いなく相撲もプロレスもやってきました。現役当時はプロレスという仕事に誇りをもって、世間にもなめられないように突っ張っていた。50歳になるまでコンビニにもファミレスにも行ったことはなかったし、車も外車と決めていました。
趣味がたくさんある人はうらやましいなとは思いますけど、体も悪いしこれから何か趣味を持つことはないでしょうね。これまで自分がやってきたことがそれだけ分厚いと思っているから、新しいことをやる必要がないのかもしれません。読んだ本、聴いた曲のタイトルはすぐ忘れるけど、自分がやってきた試合のことはしっかり覚えているし、よみがえってきますからね。今何もしないことが幸せなのは、その感覚があるからだと思います。
天龍源一郎「2年前に引退してから、何もすることがない」より