87歳と90歳の菜園生活第2弾!
と帯に印刷されている、
「あしたも、こはるびより。」のそれから。「ひでこさんのたからもの。」
津端修一さんが、亡くなったと知り、まだ読んでいなかったこの本を読みました。
この本を制作中の2015年6月2日、お昼寝したまま安らかに生涯を終えたと最後のページに書いてありました。
90歳と半年だったそうです。
その後の英子さんのポツンと寂しそうな背中が思い浮かび胸が痛みますが、津端家で英子さんと穏やかに楽しく素敵な生活を送って来た修一さんに相応しい亡くなり方だったのだなとなんだかほっとしました。
「あしたも、こはるびより。
おうちは、いいなぁ。」と言う文字と津端さん夫婦のイラスト入りの額は修一さんの手作りで壁にかかっています。
修一さんの愛した家の中で、夜にではなく明るいお昼寝ののどかな時間に。
私もいつかそんな風に終わりたいです。
できたら、死んでからも時々この家や庭を漂えたら良いのだけれど。
「ひでこさんのたからもの。」は、英子さんのとても美味しそうな料理のレシピもたくさん載っています。
英子さんのように、これからはもっと食事作りに真剣に取り組んだり、一日一日を大切にしようと思いました。