子供が小さかった頃から、毎年一冊ずつ出版される、銀色夏生さんの「つれづれノート」を買うのがとても楽しみでした。
まだブログなど無い時代にブログのように銀色さんの暮らしが垣間見れて、銀色さんの子供達の成長も長年見てきたので、本が出る度真っ先に写真を見て、どんなに変わったのかを確かめていました。
買った本はその日のうちに読み終えたものです。
今でも、つれづれノートが出ているので買っていて、相変わらず写真を真っ先に見ていますが、写真のみで、本文は読んでないのが4~5年分たまっています。
銀色さんの本だけではなくて最近新しい本は読まなくなってしまいました。
読む本は、つばた英子さん、しゅういちさんのと、時々無性に読みたくなって、繰り返し繰り返し読んでも飽きない北村薫さんの「ターン」、外国の本で「レナの約束」「涙のデザート」「レッド」、岩合日出子さんの「アフリカポレポレ」です。
これらの本は、読みすぎてボロボロです。
インターネットからの情報がたくさんありすぎて、新しい内容の本に入り込む余裕が無いのかもしれません。
本を買うのが楽しみだっ頃、買ったばかりの本の匂いが好きだった頃、子育ての合間にコーヒーを飲みながら本を読む時間が幸せだった頃がなんだかとても懐かしいです。