12年前のスクーター ホンダジュリオを購入

　女房が50ccのバイクが欲しいらしい。いつも車で仕事場に行っているのだが、帰りにスーパーに寄る時に駐車場がいっぱいで面倒くさいらしい。ZRX400も販売してしまったことだし、買ってやるか。女房に要望を聞いたところ、ヤマハVINOのようなレトロぽいデザイン、できればべスパのようなバイクがいいとのこと。

　べスパはおしゃれだから、ワタシも欲しいが、おそらく3速シフトチェンジやクラッチの使い方は、女房には無理だろう。ヤマハVINOを中心に探していたのだが、なかなか程度のいいものが近場でみつからない。送料をかけたくないものだがら、近場の方を探す。できれば、入金後に書類送付→車両登録・ナンバー取得→ナンバーを持参して自走引き取り、という取引が希望。なかなか条件があう出品者がいないのだが、なにげにみたホンダのバイクで「ジュリオ」というバイクをしることとなる。

このバイク、1998年ごろのバイクらしいのだが、この仕様はホンダ創立５０周年記念スペシャルカラーらしい。デザインだけみると、冨士重工の往年の名車、ラビット号そっくりではないか。25年前の高校生の時、将来はラビット号を手に入れて、レストアをしてみたいと思ったものである。

出品者は、千葉県の松戸市の方で、販売証明書を送付後に、自走引き取りOKとのこと。ヤフオクで、61360円で落札した。10年以上前のスクーターをこの値段で購入するのはどうかな、とも思ったが、正直日本製のスクーターで欲しいと思えるものもなかった。

落札後にすぐに入金手続きをとり、翌々日には販売証明書が届き、すぐに市役所に登録にいった。自賠責は、セブンイレブンで、3年契約10350円で加入した。そして販売者に連絡をとり、すぐにそのまま引き取りに向かった。

車両は10年前の車両にしては、艶もあり、まあまあ美車と言えます。最終契約の前にちょっと試乗してみると、直進安定性は問題ありませんでした。エンジンのふけが悪いのと、スロットルワイヤーに引っかかりがある以外はまったくきになりませんでした。この程度の不調は、キャブのオーバーホール、ワイヤー類のグリースにてすぐになおることでしょう。

そのまま「現状渡し」の契約書にサインして、松戸から自走で走ってきた。自宅まで3時間30分の長旅だった。原付にのるのは20年ぶりぐらいだろうか。途中ではじめて二段階右折というのも経験した。

 女房もまあまあ気に入ったようだ。古いバイクだけにメンテナンスが重要。時間がある時に少しずつ手を入れていくこととしよう。