RG400γウォルターウルフが、バイク輸送のI-LINEにより家に届きました。I-LINEのトラックにのったRG400γは、それほど艶はないようだが、年式なりにまあまあキレイといった状態でした。
I-LINEから受け取り細かくチェックしていくと、前のオーナーはまめにメンテナンスをしていたらしく、エンジン関係は、かなり整備されていました。
前後のホイールはバンディットのものに交換されていました。タイヤは5分ぐらいで、タイヤの硬化もなくまだまだ使えそうです。フロントフォークは、バンディットのものに交換されていると思っていたら、純正のままでした。ハンドルロックもかかるから、まあそれはそれでいいんだけど。フロントブレーキキャリバーは、NISSINのもので、ホンダのバイクに使われていたもののようです。後でわかったのですが、CB1000SFなどに使われているユニットで、オーバークオリティーなほどの強烈な効きです。フロントフェンダーは、懐かしいBEETのエアロシャークフェンダーです。
後輪の方は、ホイール交換ぐらいかと思っていたら、ホワイトパワーのリアサスが入っていました。このパーツだけで10万円はするものなので、本当に得した気分です。ただRG400γのリアホイールを交換した場合には、ワイドタイヤとリヤチャンバーが接触してしまうので、車高調リンクを入れなければなりませんが、リンクはノーマルのままでした。おそらくこの接触をさけるためだと思いますが、ホワイトパワーのリアサスは、ばねが最大限締めあげられ、ほとんど沈まないほどでした。これはすぐに車高調リンクをいれて、もっとリアサスを柔らかくしないといけないですね。
さてエンジンは、完全ノーマルなのですが、腰上のオーバーホールをしているようです。ガスケットが交換された跡が残っています。それとキャブは開けていないけど、かなりきれいなので、前オーナーがちょくちょくオーバーホールしていたようです。またホース類も柔らかく、直近で交換しているようです。かなり調子がいいエンジンで、異音はまったくありません。吹けあがりもまったく問題ありません。
カウルについては、左のサイドカウルにステッカーがいっぱい貼ってあったのですが、はがしてみるとやはり擦り傷がありました。まあしょうがないですね。フロントカウルも欠損した部分や割れひびが多数ありますが、年式からすればやもえない範囲です。この時代のレーサーレプリカだと、フロントカウルはほぼあきらめないとダメでしょうね。社外品もや安く出ていますので、じっくりと考えていくこととします。
さて今回購入したRG400γウォルターウルフですが、結論からすれば、ものすごい掘り出し物を買うことができました。本当に大満足です。これから春ぐらいまで。じっくりと整備とレストアをしていきます。
本当に残り少なくなった2スト、4気筒バイクですので、大切に乗っていきます。