おっさんライダーでいこうぜ

FACEBOOKにはまり2年間このブログ放置してきましたが、再度復活。使い分けが重要なのですね。

ZRX400の燃費と爆音

2007年09月21日 | カワサキZRX400

ZRX400を購入してから初めてツーリングに行って、燃費なども分かってきました。この前の会津・喜多方ツーリングでは、高速道路で17km/L、一般道で20km/Lという数値でした。高速道路では、120kmペースで、回転数も8000~9000rpm前後だったのですが、こんなに悪いのかとびっくりしました。だってうちのトヨタウィッシュだって高速道路で15km/Lは走りますよ。あんまり車と燃費が違わないのには驚きました。そういえば昔通学に乗っていたFZR250Rも15km/L位だったからまあこんなものかな。でも一緒にいったハーレーは、排気量が3倍以上あるのにみんな20km/Lを超えてました。Vツインでトルクがあるから回転数が低いからでしょうね。一般道は信号のない山道を50kmぐらいのペースだったので意外に伸びました。

このZRXのタンクはカタログでは16リットルもあるのに、180キロぐらいでリザーブに入ってしまいます。200キロ走ったところでスタンドに入るのですが、12リットルぐらいしか入りません。ずいぶん誤差のあるタンクだなあと思っていたら、原因が分かりました。サイドスタンドをかけた状態で満タンにしたところから、さらにバイクを水平にして入れると2リットル以上入るんです。でもシートにまたがってガソリンを入れるのも危ないから、現実的には満タンで13.5リットルぐらいと考えておくべきなんでしょうね。

そしてBEETのマフラーの報告です。初めて高速道路で長時間使用しました。一般道では低音を響かせるBEETマフラーですが、7000rpmから一気に甲高い爆音に変化します。6速、7000rpmでちょうど100kmぐらいなのですが、このスピードレンジでの長時間ドライブは音が大きすぎて疲れます。私としては80kmぐらいまでが限界かな。意外だったのはハレーです。一般道で爆音を響かせていたハレーですが、高速道路に入るとうるさくないんです。大排気量で低回転なものだから、相対的に低く感じるようになるのでしょうね。いずれにしてもマフラーの対策は必要です。グラスウールのつめなおしができないものか調査中です。


会津・喜多方ツーリング-その5 最高の喜多方ラーメンを求めて

2007年09月18日 | カワサキZRX400

ツーリング2日目のお目当てはなんといっても喜多方ラーメンです。喜多方市は人□55000人余に、なんと120軒以上のラーメンの店があり、まさに人口密度では日本一です。


喜多方ラーメンは、昭和初期に、市内のあるラーメン店が「支那そば」を打ち、屋台を引きながら売り歩いたものが発祥です。その後、市内の食堂がノウハウを学び、「喜多方ラーメン」が形作られていきました。喜多方ラーメンは、その独特の麺に特徴があります。麺は、「平打ち熟成多加水麺」と呼ばれ、麺が太く平たく(幅約3mm程度)、縮れているのが特徴となっており、こしが強いため、独特の食感となっています。また、スープは、現在は様々なバリエーションがありますが、喜多方の伝統産業である醤油を使ったものが基本となっています。


ネットで調べるとやはり、「坂内食堂」が大御所であり、初心者はここから責めるのが定石かなと思っていました。ところが芦名旅館の従業員の方に聞くと、ほとんどの方に「さゆり食堂」を勧められました。有名店は多いのですが、休日ともなると1時間並ぶことも多いから、地元の人達は遠慮してしまうとの事。「さゆり食堂」は地元の人達しかいかないからすぐに食べれるし、味も有名店に引けをとらないとの事でした。


そんなわけで「さゆり食堂」で喜多方ラーメンを食べることとしました。それでも観光の一環として「坂内食堂」を覗いたところ11時30分というのに外に行列ができてました。そして「さゆり食堂」は「坂内食堂」から数百メートルのところに位置してました。



私たちが入ったときには店内には2組のお客しかいなく、15台ぐらい入る駐車場の割には人が少ないなあという感想でした。業界団体の老麺会にも入らず、地元中心だからこんなものかなとも思ったのは私たちの思い過ごしでした。なんと私たちが店に入ってから、続々と地元ナンバーの車が入り始め、10分ほどで満員となってしまいました。圧倒的に地元ナンバーが多いのですが、青森や山形などの他県ナンバーもみられます。ところが関東ナンバーは1台もありませんでした。



これが私たちの食べた肉そばで750円でした。とんこつとうるめ煮干のスープに地元のしょうゆで味付けした上品な味わいのラーメンです。太いちぢれ麺とのからみもばっちりです。実は朝食を食べてから3時間程度しか経っていなかったんですが、全員完食しました。いやあ本当においしかったですよ。


やっぱり地元の人のお勧めは正解ですね。


今回の会津・喜多方ツーリングのレポートはこれで終わりです。最後に私のライディングフォトです。まじで腹をへっこめないとやばいよ。家に帰ったら、ビリーズブートキャンプに入隊します。



会津・喜多方ツーリング-その4 東山温泉 旅籠芦名

2007年09月17日 | カワサキZRX400

中年ライダーは宿と食事には滅法煩いのです。ほとんどの参加者が全国出張の多い職種の人達なので舌は肥えています。旅行関係のホームページから、「お客様の声」で評価の高い宿を探しました。そしてみつけたのが、東山温泉 旅籠芦名です。東山温泉は、会津の中心部からわずかバイクで15分程度の場所です。新撰組の土方歳三、竹久夢二、与謝野晶子、そして野口英世がこよなく愛したことでも知られています。東山温泉 旅籠芦名は囲炉裏の宿で知られ、宿泊者全員が囲炉裏で焼いた食事をいただくとの事です。ここは奮発して最も高い部屋で、最高の料理を食べようということとなり、ひとり18000円のコースを予約しておきました。



写真がほとんど失敗していましたので、 旅籠芦名さんのホームページから写真を引用させていただいています。これが外からの旅館写真です。大規模な旅館が多い中で、小さくたたづんでいるのですが、存在感はひときわ際立っています。





玄関を入ると、アンティークな骨董品や郷土が輩出した芸術家の作品が飾られています。まさに大正ロマンに浸れる隠れ家のような宿です。囲炉裏で焼いたものをいただくのですが、私たちが使ったのは正面奥の部屋の囲炉裏です。





私たちは8人なので、全員同じ部屋となると、特別室の蝶の間となります。書アーティストの末廣博子さんという方が書いた襖が売りの部屋です。





そして料理は囲炉裏でいただきます。会津の郷土料理の代表作のほとんどをいただくことができました。本当においしかったです。馬刺しもでたし、会津牛のステーキもでたし、これほどおいしい料理をだす旅館はそうはありませんよ。全国を旅なれた人達がいうので間違いありません。一升瓶で頼んだ地酒をあっという間に飲んでしまいました。ただこの会津では、客をもてなすときに「ジャンボ海老」をよく使うようです。海からのものはこの「ジャンボ海老」と「ニシンの酢〆」でした。「ジャンボ海老」は会津には不釣合いなのですが、最高のもてなしをするときに使う食材なのでしょう。





一通り食事が終わったところで、会津弁の語り部の方が、郷土の民話をはなしてくれます。関東出身の人達が多いので、なまりのきつくない初級編の話をききました。でも会津坂下町出身のヒラ以外は、ところどころ分かりませんでした。そしてそれが終わると東山のベテラン姐さんの三味演奏があります。「かるた姐さん」という方で、この界隈では有名な方です。さすがに何十年とこの世界で生きてきた方だけあって、座の盛り上げ方は超一級です。みんなで会津磐梯山を唄って大いに盛り上がりました。プロの芸というもなんでしょうね。私も自分の仕事を「かるた姐さん」のように極めたいと思いました。





宴会が終わってゆっくりと風呂につかりました。こじんまりとしていますが、宿泊客も少ないので、貸切状態で入れました。







いやあ、本当にいい宿をみつけたなあ。若女将をはじめとした仲居さんの細やかな気配りが徹底されている素敵なお宿です。今度は家族でこようかな。


会津・喜多方ツーリング-その3 会津観光

2007年09月16日 | カワサキZRX400

東北道羽生パーキングを8時に出発し、午後2時には会津若松市に到着しました。中年ライダーはへとへとなのですが、せっかくですので鶴ヶ城と飯盛山の2箇所にD絞って観光しました。


鶴ヶ城は会津の街の中心にあり、まさに会津の象徴です。戦国期には当地に葦名氏の「黒川城」があり、蒲生氏郷が文禄元年(1592)に甲州流の縄張を用いて郭を築き、7層の天守閣、櫓をたて、馬出を作ったと伝えられるます。また地名を若松と改め、城を鶴ヶ城と命名したとのことです。慶長の大地震(1611)で傾き長い間放置されていたが、加藤明成の時代に鶴ヶ城の大改修に着手。大手門を北側、天守閣を5層に改め、石垣を改修・新築、出丸を拡張、空堀に水をたたえるなど鶴ヶ城を現在のような形態としました。天守閣は戊辰の役で砲撃され、明治7年に取り壊されたが、昭和40年に内部を郷土博物館展示場として再建されました。ただ中年ライダーはへとへとであり、中の資料館には入らず、城のまわりを一周しただけでした。




続いては白虎隊の墓がある飯盛山です。昔は正栄寺や宇賀神社、さざえ堂などのある景勝地として知られていたそうです。明治17年に自刃19士の墓が建ち、その後、戦死31士の墓を追加、また自刃の場も整備されたそうです。


この辺の駐車場は無料駐車場と大きな看板を出しているのに、なぜか呼び込みをする人が多数でております。おそらくお土産屋と連動しているんだろうと思ったら案の上でした。まあそれでもお土産屋の方がサービスで観光案内もしてくれるとの事だったので、納得しました。




この山は急斜面なので、隣には有料のエスカレーターがあります。この料金が250円と聞いてびっくりです。100mぐらいの坂道でこの料金は高すぎです。ほとんどの人は階段を歩いていましたが、へとへとの中年ライダーは全員エスカレーターを利用しました。




これが自刃した白虎隊19士の墓です。お土産屋の方がことこまかに歴史を説明してくれたので助かりました。ガイドがいなかったら全く分からないところでした。



一通り観光が終わったところで、お土産屋のガイドさんはお土産を買ってくれと懇願してきました。ところがみんな買わないんです。売っているものがどこでも売っているものばかりだし、バイクだからあんまりもてないんです。結局全員で漬物を3000円程度しか買いませんでした。申し訳ない


会津・喜多方ツーリング-その2 大内宿で高遠そば

2007年09月15日 | カワサキZRX400

昼飯は、南会津郡下郷里にある旧宿場町、大内宿(おおうちじゅく)で名物の高遠そばをいただくこととしました。江戸時代の宿場町の雰囲気を残しており、平日にも関わらず多くの観光客がいました。1981年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたそうです。ちょうど前日にはNHKで紹介されたばかりだそうです。



茅葺屋根の歴史を感じさせる家ばかりですが、中には今現在も住んでいらっしゃる方もいました。ほぼすべての店がお土産屋をやっておりました。




私たちが入ったのは、地元、会津坂下町出身のヒラの案内で、山本屋彦左衛門という蕎麦屋さんでした。ここの「高遠そば」が絶品との事。「高遠そば」というからには長野県のお蕎麦と思いがちですが、福島県大内宿の名物蕎麦です。初代会津藩主保科正之が、少年期を過ごした高遠の蕎麦をもたらしたのが由来とか。
コシの強い蕎麦を冷たいだし汁と大根おろしにつけていただきます。



「高遠そば」といえば一番の特徴は箸代わりの長ネギです。ネギをかじりながら食べると、ネギと大根の辛みと蕎麦の風味が口の中で混ざり合って、なかなかにおいしいと聞いていました。しかしここ山本屋彦左衛門の「高遠そば」にはねぎがついておりませんでした。まあ地元の人間がいうのだから、これが一番なのだろうと思っていましたが、帰るときに別の蕎麦屋をのぞくと、ほとんどの人がねぎのついた「高遠そば」を食べてました。本当かよヒラ、 


下の写真は、ここ大内宿に来たほとんどの人が食べていたねぎのついた「高遠そば」




会津・喜多方ツーリング-その1 メンバー紹介

2007年09月14日 | カワサキZRX400

先日、17年ぶりにバイクツーリングに行ってきました。仕事で知り合った人たちを中心にした車1台(搭乗者3名)+バイク5台のツーリングチームです。みんな中年なので、無理はせず、1泊2日の会津・喜多方ツアーということとしました。今回から何回かに分けてレポートします。第1日目は東北道羽生パーキングに集合し、宇都宮まで北上し、日光宇都宮道路から国道121号線(会津西街道)で会津まで行き、会津の東山温泉に宿泊します。翌日は、喜多方市に行き、名物の喜多方ラーメンを堪能し、磐梯山の周辺を周遊し、磐越道路から東北道で戻ってくる計画です。集まったメンバーを紹介します。




先導車のヌマさんのホンダアベンシア。搭乗者は3名です。






私のZRX400です。今回のメンバーの中では最も排気量が少ないのに、最も燃費が悪いことに気づきました。




イトさんのハレーダビッドソンです。ハレーでははじめての水冷エンジンとの事です。詳しくは分かりませんが、サス、マフラー、ハンドルなどがカスタマイズされてました。後ろについてるトランクは、宿に着いたら外せて、部屋に持っていけるものでした。





ウダさんのホンダスティード600です。完全なノーマル車ですが、珍しい排気量です。







クリさんのハレーダビッドソンです。カスタマイズのしすぎで、説明できません。一番うるさい排気音で、最も車高を落としています。







サトさんのハレーダビッドソンです。オプションを一杯つけてますが、いくらお金をかけたんでしょうか?マフラーなどはノーマルですので、非常に静かでした。






私はハレーの事は全く分からないのですが、1500ccぐらいの排気量はあるようです。このメンバーでツーリングのスタートです。