おっさんライダーでいこうぜ

FACEBOOKにはまり2年間このブログ放置してきましたが、再度復活。使い分けが重要なのですね。

久保田利伸の「すごいぞ!テープ」発見

2007年11月09日 | 芸能・文化

https://kacchy.cocolog-nifty.com/weblog/images/cry_on_your_smile.jpg



20年ぐらい前の話になりますが、友人のタケちゃんから久保田利伸の「すごいぞ!テープ」のコピーをもらいました。タケちゃん自身がコピーtoコピーで音質も悪かったのですが、さらにそれをコピーしたもんだから音が悪い悪い。この俗に久保田利伸の「すごいぞ!テープ」とよばれるものは、1985年前後に、早く世に出たいのに、なかなかデビューさせてもらえない時期に、久保田利伸が遊びで作った作品といわれています。デモテープということでしたが、そのクオリティーの高さから、瞬く間に広がった名作です。とんねるずのオールナイトニッポンや山下達郎のラジオ番組などでも取り上げられ、リスナーをはじめ、音楽業界から高い評価を得ることになり、本人のデビューへの足がかりとなったものです。



私の手の元に入ったのは、1987年前後だったと思います。すでにメジャーデビューを果たしたころに、友人のタケちゃんからコピーしてもらったんです。 A面の収録曲は大半がデビューアルバム『SHAKE IT PARADISE』にリメイク収録される楽曲ですが、B面に収録された『It's BAD』の田原俊彦のセルフカヴァーバージョンです。つまらない田原俊彦の音楽が、本当にすばらしい曲だったと思い知らされたのです。当時、日本にはこれだけの歌唱力をもった歌手は存在せず、RAPというものをはじめて知ったのもこの『It's BAD』でした。洋楽一辺倒だったワタシも、久保田がデビューしてからは、洋楽を引退しました。



大切にしていた久保田利伸の「すごいぞ!テープ」ですが、引越しの際に紛失してしまったのです。ネット環境が充実した昨今、暇つぶしで検索したyoutubeにアップされていて本当にうれしかったです。ワタシが20年前に持っていた音源よりはるかに良質です。ぜひ『It's BAD』のオリジナルを聞いてみてください。http://jp.youtube.com/watch?v=xCv0sn8VFHw



久保田利伸が夜ヒットで一度だけ歌った幻の『It's BAD』も発見しましたのでリンク貼っておきます。これを見た夜のことは鮮明にワタシも覚えています。http://jp.youtube.com/watch?v=0dIkOMvLOsk



ただ手に入れられない動画があります。田原俊彦が前で歌って、コーラスで久保田利伸が入った『It's BAD』があります。なんかの歌番組で見たのですが、久保田利伸がはんぱじゃなくうまくて主役を喰ってしまったはずです。もう一度是非見てみたいものです。



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1 コメント

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マルテンサイト千年ものづくりイノベーション (サムライグローバル鉄の道)
2024-08-25 00:12:18
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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