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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

スターバックスに学べ!

2008-05-18 16:41:49 | 本・映画・テレビ
マジマネSPECIAL スターバックスに学べ (マジマネ (SPECIAL))
ジョン・ムーア
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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先日書店をフラフラさまよっていたときに、
面白そうだと思って購入。

札幌でも店舗が増えて、気軽にスタバへ行くことが
できるようになりましたが、そのスタバの企業戦略や、
なぜ熱狂的なファンをつくることができるのか、
この一冊を読めばわかります。

おもしろいな、と思うところはいくつもあるのですが、
ひとつ例をあげると、スタバはドリンクそのものを
売っているわけではない、コーヒーを飲むことと一緒に
友人とおしゃべりしたりゆったり読書するといった、
日常から離れた贅沢な時間そのもの(スターバックス
体験そのもの)を売っている、とされています。

この点にはすごく納得。

以前このブログ内でも「ネットオークションで売買されて
いるのは、実は時間である」という記事を書きましたが
(※関連記事参照)本質的な部分でいったい何が
顧客に支持されているのか(売買されているのか)
おさえている企業は強いな、と思います。

いろんな企業があっても、意外とこの部分がクリアできて
いないところも多い。

かくいう私もスタバ好きで、月に2~3回は行ってますが、
なぜ自分がフラフラとスタバへ行ってしまうのか、その理由が
よ~くわかりました(笑)。

私はこれまで何度か経営者向けのセミナーに参加したことが
あるのですが、それに照らし合わせても、かなりの部分で
スタバはその要点を実践していると思いました。

ビジネスの参考書としての活用もできるし、スタバファンにも
面白く読める一冊です。


■関連記事:時間を買う時代

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■今日の小ネタコーナー 1■
今日は天気もよかったので、気分転換に
ちょっとだけ外出~。書店に行ってぶらぶら
立ち読みをし、本を2冊購入。スタバで
コーヒーを飲みながら本を少し読んでから
帰宅しました~。家人が出張中なので、
術後の療養もかねてのんびりしております~。

■今日の小ネタコーナー 2■
家人が出張にデジカメを持っていってしまったので、
写真を撮るのが不便~。私の携帯、撮っても
ピンボケになりがちなんですよね~。(-_-;)



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レッド・オクトーバーを追え!

2008-04-07 17:12:12 | 本・映画・テレビ
レッド・オクトーバーを追え!

パラマウント ジャパン

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週末にテレビで放送されていた
「レッドオクトーバーを追え!」を録画して
久しぶりに見ました。

この映画はアメリカとソビエトの冷戦時代を背景に
した海洋・軍事ジャンルのもの。

あらすじは以下の通り。

ソビエト連邦の原子力潜水艦レッド・オクトーバーが
突然アメリカの東海岸に接近。果たしてその目的は
攻撃なのか、亡命なのか。
CIAアナリストのジャック・ライアンがレッド・オクトーバーの
ラミウス艦長と接触をしようと試みる……
(※内容をもっと詳しく知りたい方はこちらへ)。

1990年に製作された映画なんですが、今見ても
面白い。

何がいいかって、まずおやぢたちがカッコイイ!

主人公のジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)、
レッド・オクトーバーのラミウス艦長(ショーン・コネリー)、
アメリカ原潜艦長(スコット・グレン)の3人がステキです。
(主人公はどちらかっていうと「若造」って感じだけど(^_^;))

もうひとつは、相手の意図を読み取っていろんな戦略なり
戦術なり対策をうっていくところ。

冒頭で主人公がラミウス艦長の目的は亡命であると
見抜くところ、アメリカ原潜に乗り込んで、艦長を味方に
するためはったりをかますシーンなど、要所要所で
出てくる登場人物たちのするどい洞察やかけひきが
たまりません。

「交渉術」とか「相手の意図を見抜く力」とか、知的なところが
たくさんあって面白い。

サスペンス要素やアクションシーンもあり、いい意味緊迫した
雰囲気がずっと続いて、途中もダレない。

ラストの潜水艦同士の戦いのシーンも見ものです。

久しぶりにおやぢ萌え~の気分になりました。

知的・軍事戦略&潜水艦もの(と、カッコイイおやぢ)が
好きな人におすすめの映画。

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■今日の小ネタコーナー 1■
この映画、ジャック・ライアンシリーズとなって
いて映画は3部作あります。2作目以降は
ハリソン・フォードが主人公ジャック・ライアンの
役をやっているのですが、3部作の中、私はこの
「レッド・オクトーバーを追え!」が一番傑作だと
思うな~……。

■今日の小ネタコーナー 2■
3部作の映画のうち、3作目のタイトルは
「パトリオットゲーム」。しかし2作目の
タイトルがどーしても思い出せない。
家人も忘れたという。
なんだったけー? と気にしていたら、
夜、寝ている家人のそばを通ったとき、
足で家人を頭をけってしまった(←あくまでも
事故です)。その瞬間、なぜか「今そこにある危機」
というタイトルを突然思い出したのであった~
(ナゼ~??(?_?))。



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ラジオ・キラー/セバスチャン・フィツェック

2008-02-04 16:30:28 | 本・映画・テレビ

テレビ番組で紹介されていたのを見て、
ラジオ・キラーという本を買って読みました。

あらすじは以下の通り(カバー裏より)。

「その日が、彼女の人生最期の日となるはずだった。
高名な犯罪心理学者でベルリン警察の交渉人イーラの
心には、長女の自殺が耐え難くのしかかっていたのだ。
しかし、ベルリンのラジオ局で起こった、人質立てこもり
事件現場へと連れ出されてしまう。サイコな知能犯が、
ラジオを使った人質殺人ゲームを始めようとしていた
からだ。おまけに犯人の要求は、事故死した婚約者を
連れてくるという不可解なものだった。リスナーが固唾を
呑む中、犯人との交渉を始めたイーラは、知られたくない
過去を、公共電波で明らかにせざるを得なくなる。
そして事件は、思いも寄らぬ展開へと、なだれ込んで
いくのだった…一気に読ませる、驚異のノンストップ・
サイコスリラー!」

読み終わった率直な感想は5段階評価でいえば、4.3ぐらい。

全体としては読みやすくて、次の展開が気になり
一気読みしました。

今どき珍しくラジオ局が舞台になっていて、犯人が
無作為に電話をかけて電話に出た人が合言葉を
いえなかったら、人質をひとりずつ殺す……という
設定が妙にリアリティがあってコワイ(←某ローカル
番組でもお絵描きクイズに参加するため合言葉を
答えるものがあるけど、あの雰囲気を想像して
いただければすごいリアル)。

ただ、惜しむらくはコピーに「サイコな知能犯」とか
「サイコスリラー」という文字がたくさん並んでいるのだけど、
読んでいてあまりサイコな感じでもないし、知能犯な感じも
しなく、「息詰まる交渉」っていう感じもなかった(かといって、
登場人物が頭が悪い、という意味ではないけれど)。

主人公イーラと犯人のやりとりがプライベートなうち明け話を
しているだけの感があり(もちろん事件には関係しているのだが)、
犯人が優しい性格の人なんだな~という点だけが強調されている
(ように私は思う)。

不特定多数の人間がラジオを聞いている、という設定をもうちょっと
いかす&知的な面が前面に出てきたらもっとおもしろくなったような
気がする~。

設定などかなりいい線までいったいたのに、私的にはビミョー~に
惜しい。

それでも話のスピード感はあるし、誰が裏切りものか途中で
わからなくなることもあって、平均以上にはおもしろいことは
まちがいなし。

映画化されることも決定しているそうです。

週末の読書におすすめです。

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■今日の小ネタコーナー 1■
今日は立春なんですね~
まだまだ寒いけれど、最近はちょっと天気が
よいのがうれしい。日差しが強くなってきて、
青空が見えるだけでも気持ちはればれです。

■今日の小ネタコーナー 2■
昨日は節分でした。家人が恵方巻を食べて
みたいというので、スーパーで買ってきて
南南東をむいて食べました。
ほんの数年前までは全然ポピュラーじゃ
なかったのに、季節行事として定着しつつ
ありますよね~。
私としては豆まいたあと片付けるのが
面倒なので(笑)太巻きをかぶりついた方が
ラクです~(^_^;)



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年収10倍アップ時間投資法/勝間和代

2007-11-09 21:03:09 | 本・映画・テレビ
先日大型書店をぶらぶらしていて、ふと
目についたのが「無理なく続けられる年収
10倍アップ時間投資法
」です。

私は時間に対するこだわりはわりとある方
なんですが、そういえば時間管理の本は
買って読んだことがなかったな~……と思い、
購入することにしました。

著者はワーキングウーマンで子育てもしていて、
「時間」を徹底的かつ効率的に使うことで年収を
あげたという実績がある方です。

まず面白かったのが、自分の時間はどう使われて
いるのか? という点。これを以下の4項目に
分けたマトリックスを使ってチェックします。

1)消費の時間
2)浪費の時間
3)投資の時間
4)空費の時間

たとえば私のライフスタイルであれば、食事のしたくや
洗濯などの家事や事務ボランティアは 1)消費の時間、
ボランティア先など出かけるときの移動の時間が
2)浪費の時間、フィットネスクラブは 3)投資の時間、
ネットをだらだら見るのは 4)空費の時間、というように
分類される。

私は浪費の部分がかなり少なくて、消費と投資の時間が
多く、時間に余裕ができると空費の部分がどっと増える、
という感じでしょうか。

最近は以前より投資の時間が増えていますが、まだまだ
空費の時間が多いと反省~。

時間を見直すいい機会になりました。

他に印象に残ったことが「やることを効率化する」ではなく、
「やらなくていいことを決めること」とか、「いい人すぎる
ことをやめる。頼まれごとを引き受けすぎない」ということ。

この点は私は著者に深く共感いたします。

人は何かを得ることで成長・発展すると思われがちですが、
実は「捨てる」ことでさらに発展をする場合が多々あるん
ですね。

ふつうの人はここに気がつかず、気がついても捨てる
勇気がない(実行できない)。

「頼まれごとを引き受けすぎない」というのもまったく
その通りで、世の中には「あなたの時間は私の時間」と
思って何かを依頼する人というのが、本当にいる。

「時間は神様から万人に与えられた、唯一平等の
資本」と考えている人からすれば、「冗談やめてよ~」の
世界でございます。

ところが自分が「いい人」だと思われたいがゆえに、
たのまれたことを全部引き受けてしまう方が結構
いらしゃる。
その場合、結局ただの便利屋、雑用係にされてしまう
ことがあるんですね。。

私もときどき事務ボランティアをしていますが、「時間を
尊重しない人から依頼される」というのが一番、困る。
そういう場合は申し訳ないと思いつつ、たいがいお断り
させてもらいます。

なんでもかんでも断るだけなら単なるワガママな人かも
しれませんが、正当な仕事としていったん引き受けたら
スケジュールを調整して締め切りより早く仕事を終わらせ
たり、急ぎの仕事で他には誰もいないという場合は、
よほどのことがない限りは引き受けるようにしています。

こんな風にどこかでバランスをちゃんととっていれば、
依頼を全部引き受けなくても他の人との信頼関係はきちんと
築けるもんですよ~。

本書を読んで、他にもたくさん学ぶべきことがありました。

ビジネスマン向けの書籍ですが、忙しい専業主婦の方こそ、
おすすめです。

いつも「時間がない」と言っている方は一読して参考に
されてみるのもよいかと思います。

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■今日の小ネタコーナー 1■
時間マトリックスを見て、私が「ムッとする
ところ」がわかりました~。私は「浪費」の
時間が増えることにハラが立つ。たとえば
ムダに長い会議とか、効率的でない仕事の
すすめ方とか、必要でないと思われる
仕事をやるとか。勤めてないので「浪費」は
実際には移動時間ぐらいしかないのですが、
だからこそたまに他人によって浪費の
時間がもたらされたとき、すごく機嫌が
悪くなる。これ、新発見でした。

■今日の小ネタコーナー 2■
友人たちとランチしながら話をすることは、
私にはほとんど「投資」の時間にあたる。
友人たちから参考になることを教えて
もらえばもちろんプラスだけど、逆に何か
役に立つアドバイスをしてあげられたり、
おちこんでたりする人を元気にしてあげられた
なら、私にとってやっぱりプラス。
ただ、何回も会って、いろいろアドバイスを
しても、本人がいつまでたっても不幸の
ぬるま湯から出ようとしない場合は、残念
ながらマイナスの時間になってしまいます。



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不都合な真実

2007-10-05 19:31:22 | 本・映画・テレビ

遅ればせながら、先日やっとレンタルして
「不都合な真実」を見ました。

地球温暖化についてのドキュメンタリー映画で、
案内役が元アメリカの副大統領アル・ゴア氏です。
話題になった映画なので、ご存知の方もたくさん
いらっしゃることと思います。

ここ数年、ニュースでもずいぶん温暖化について
とりあげられるようになっていますが、この映画をみて
あらためて温暖化がここまで進んでいるのかと
驚きました。

特にここ10年内の異常気象は私たちの生活の中でも
いろいろ感じることがあります(たとえば最近の大型台風
とか)、それらはこういうことで起こっていたのか……と
映画を見て、いろいろと腑に落ちました。

この映画でもうひとつ印象に残ったのが、アル・ゴア氏の
真摯な態度。まだ温暖化が問題になるずっと以前から、
いろんなところで啓蒙をしてきました。

政治家ということだけを考えると、温暖化問題を訴えて
いくことは、マイナスになってもプラスになることはなく、
自己保身ではとうていできない行動だったはず。

使命感につき動かされてそうしているんだということが
十分に伝わってきて、感動しました。

ゴア氏が大統領になっていたら、アメリカの国としての
運命も、また少しちがってきたかもしれない……などと
思いつつ、映画を鑑賞。

ドキュメンタリー映画といっても、テンポよく進むので
そう堅苦しい感じではなく、わかりやすく科学的な説明が
されています。

興味のある方はぜひ、見てみることをおすすめいたします。


■不都合な真実(映画オフィシャルサイト):
http://www.futsugou.jp/

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■今日の小ネタコーナー 1■
実は8月に温暖化についてのミニ講義を
某所で聞いてきたんですよね~。
その中で、個人として意識を持つと同時に、
二酸化炭素が出ないようなエネルギーの
開発を国家レベルでやっていかないと、
温暖化の進行に到底まにあわないのでは
ないか、ということを言っていました。
なるほどな~と思ったのですが、世界では
まだまだ火力発電が使われているところが
あるようです。アメリカでは代替エネルギーの開発
フューチャージェン計画)が進められて
いるようです。

■今日の小ネタコーナー 2■
先日、某バラエティ番組でも「おいしいお米の
産地といえば魚沼だったが、ここ数年猛暑が
続いて平均気温があがり、おいしいお米の
産地が北上している。今、おいしい米どころは
北海道の深川」と放送していました。
なるほど、「ライスランドふかがわ」の
お米がおいしのも納得です。
このまま温暖化が進むと、札幌の雪まつりも
幻の祭りとなる日がくる……かも……?



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アメリカの新国家戦略が日本を襲う/日高義樹

2007-08-01 18:18:30 | 本・映画・テレビ
久しぶりに時事問題を扱った
「アメリカの新国家戦略が日本を襲う」
(日高義樹・著)
を読みました。

読んだ感想のいくつかは以下の通り。

■中国の軍事力増強が進んでいる
中国の軍事増強がかなり進んでいて、著者は
2010年以降、アメリカと中国の軍事衝突が
あるかもしれないと言及。つい先日も別な評論家が
2020年頃に中国がアジアの覇権獲得を狙って
軍事行動を起こす可能性があるといっていたのを
聞いたばかり。もちろん可能性の話なので、実際には
戦争が起こらないかもしれませんが(当然そう祈って
ますが)、日本が危機にさらされつつあるのは事実。
中国の軍事化がここまで進んでいたのかとある意味、
驚きでした。

■アメリカの国家戦略の転換
アメリカの極東戦略は終焉し、北朝鮮問題を解決する
意志がない。著者はアメリカの大きな国家戦略は
対中国と、テロ対策の2点であると主張。日米安全保障条約に
ついても、アメリカと日本の認識にズレが出てきている。

■日本政府はこうしたアメリカの変化に気がついてない
本書を読んでいると、国家戦略を大幅に転換している
アメリカの変化に気がつかず、日本政府が従来と同じ
スタンスで外交しようとして、「ズレた」結果になっているという
例がいくつか具体的にあげられています。
アメリカは日本に対してこれまでとちがう関係を求めて
きつつある。

アメリカは自分の国益のことしか考えてないので全部
アメリカの言いなりになる必要はないでしょうが、
いいように利用されないためにも、智慧(ちえ)を結集して
日本は日本としての国家戦略を立て、諸外国と対等に
つきあっていく必要がある(そういう時期にきている)と
いうことをしみじみと感じました~。

いろいろ勉強になって、おもしろかったです。

**************************************************
■今日の小ネタコーナー 1■
今日は家人のお弁当を作ったのち、キャンプ
名簿入力のお仕事のためお出かけ。
夜にジムへ行こうかと思いましたが、病み上がりなので
念のため、家で休養することに~。
だいぶだるさはとれたけど、まだときどき猛烈な
眠気が襲ってくる~(+_+)。今日は早く寝よ。。

■今日の小ネタコーナー 2■
お仕事が終わったあと、スタバへ行ってカプチーノを
飲みながらちょっとぼ~っとする。
小豆シフォンケーキ、なくなっちゃったんだなぁ~。
ちょいと残念。



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憑神(映画)

2007-07-29 20:21:10 | 本・映画・テレビ
先日、我が家で緊急会議が開かれたので
あった。議題は「我が家の経済」。

我が家はなぜ貯金が増えないのだろう~
それはエンゲル係数が高いからだよ~……、という
心の声は無視し、家人と真剣に協議に協議を重ねた
結果、「それはきっと貧乏神が住みついているからに
ちがいない」という結論になりました(←いったい
どーゆー結論じゃあ~……<("O")>)。

そんなわけで貧乏神を我が家から退散させる
ためには、まず敵を知らねば~、、ということで
映画「憑神(つきがみ)」を見に行ってまいりました。

あらすじは以下の通り。

時代は幕末、別所彦四郎(妻夫木聡)が出世を願って
おまりいしたところ、貧乏神(西田敏行)、疫病神
(赤井英和)、死神(森迫永衣)が次々と訪問してきて
禍をもたらす。
はたして彦四郎はこの3人の神から逃れることができるのか~?
というストーリー。

3人の禍の神が訪れるので、あきがこないうちにストーリーが
展開するという意味ではよいのですが、その分、それぞれの
内容、エピソードがちょっと薄い感じがしました。

彦四郎の前半のぐうたらぶりと後半にかわっていく様子を
もっとていねいにしたらよかったのではないかな~。

もう少し工夫をしたらすごく面白い映画になりそうな感じが
する。その意味ではおしい。そんな感じで見ていたら、
最後の最後に現代のシーンで一挙に興ざめをして
しまいました。あれはよほどマニアックなファンの方で
なければウケないのでは~……

と、いうわけで私的にはちょっと残念な映画でしたが、
貧乏神を知るヒントになったし(ホントか~?)その意味
ではよかったです(と、言っておこう)。


■憑神(つきがみ):
http://tsukigami.jp/index.html

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■今日の小ネタコーナー 1■
ただ今、ジムは夏休みスケジュール中。
昨日はキックボクシングのクラス1本のみでした。
昨日の動きは全体的にはそんなに難しいものは
なかったのだけれど、Vステップをしながら脚と
反対の手でパンチを繰り出す(右脚と左腕、
左脚と右手のパターン)がど~してもできなくて、
大混乱(?!)でした~。左脚&右腕バージョンは
なぜか(ときどき)ちゃんとできるのに、右脚&
左腕バージョンが何度やってもできないっつ!!
それに気をとられて、その後のフリがボロボロ
でしたわ~。

■今日の小ネタコーナー 2■
ジムのあと、家人と一緒に久しぶりに「麺屋 橘」
(※関連記事はこちら)で辛しおラーメンを食べる。
お店になかなかいけなくて、2年ぶりぐらいでしたが
あいかわらずおいしかった~。
行くたびに辛しおをたのんでしまうけれど、
今度こそは味噌にチャレンジしてみたいな~。



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ゲゲゲの鬼太郎(映画・実写版)

2007-05-05 23:01:22 | 本・映画・テレビ
家人が大泉洋演じるねずみ男をど~しても
観にいきたいと言い張るので、シネマフロンティアへ
「ゲゲゲの鬼太郎」を観に行ってまいりました。

以下、小ネタ的雑感の数々でございます。

・ウエンツ瑛士の演じる鬼太郎がずいぶん
アンニュイというか、やる気がないっぽい。
私としては昔のアニメ版の正義感あふれた
鬼太郎のイメージが強いので、こんな鬼太郎も
あったんかいな……~という印象でした。(まあ、
これはこれなりでいいかなと思ったけれど)

・ねずみ男役の大泉洋はホントにはまり役だった(笑)。
特に前半部分に出演場面が多いので、大泉ファンの
人にはよいかも。ねずみ男が屁をこくシーンがあり、
「このシーンだけはヤスケン(安田顕)の方がうまいかも……。
きっと自前の屁をしたにちがいない」などと思っていたら、
映画最後のクレジットで天狗ポリス役でヤスケンの名前が!!
全然、気がつかなかった~(>_<)。今度見る機会があったら、
しっかりチェックしたいと思います。

・田中麗奈の猫むすめが可愛くてよかった。
赤いワンピのミニスカが似合っていて、ちょっと筋肉質な
太もも(でも太すぎない)がステキでしたわ(笑)。
家人は「猫むすめ、萌え!、ただし口裂け時のぞく」発言を
連発していたので、よっぽどツボに入ったのであろう~。
ストーリ上で鬼太郎は人間の女子高生に恋をする、という
設定になっていましたが、キャラ的に私は猫むすめの方が
ヒロインよりよっぽどキュートで魅力的だと思いました。

・全体的にはご都合主義的な展開が多々あり、ツッコミどころ
満載。しかしそれがかえって面白かったです。
子ども向けの娯楽映画としてはまずまずなのではないかと
思いました~。


■ゲゲゲの鬼太郎:
http://www.gegege.jp/

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■今日の小ネタコーナー 1■
映画館、こどもの日ということもあり、
激混みでした。ゲゲゲの鬼太郎は小学生
高学年ぐらい(3~6年生ぐらい?)の子どもたちが
多かったです。

■今日の小ネタコーナー 2■
映画終了後、my実家へ行って、お土産を渡し、
食料品をいろいろともらう。
my実家で修理に出していたパソコンが戻ってきて、
その調整に思わず時間がかかり、帰宅が遅く
なりました~。



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魂の恋愛 soul’s love

2007-03-22 15:03:06 | 本・映画・テレビ
仲のいい友人が、いい本があるよ~と
すすめてくれたのが
魂の恋愛 soul’s love―プラトニックラブを超えて
です。

スピリチュアルな恋愛といえば、運命の人
(ソウルメイト)という言葉がよく出てきます。

「ソウルメイトと出会う本」みたいな書籍がたくさん
出ていて、私はこれまたずいぶんこの系統の本を
読んでいるのですが、読んでいるうちに面倒に
なっちゃった(笑)。

というのは、かんたんに言うと広義の意味での
ソウルメイトは自分の魂を磨くための相手で、
ソウルメイトと結婚しても必ずしもハッピーな
関係を築けるわけではない。

人生の問題集をクリアして進化した男女の魂どうしが
より高度な目的のために一緒になった場合は深い
安心感と信頼感に裏打ちされた関係を築くことができて、
心身ともに満たされる~とほとんどの本にはこんな
感じのことが書いてあるわけですよ。

で、ソウルメイト本を書いた人たちは当然、自分の夫
(あるいは妻)がソウルメイトであるということで、その多くは
出会いから結婚までのラブラブなエピソードが語られており
「……だから自分の夫(妻)はソウルメイトだ」という
結論になっています。

著者がラブラブなのはそれはそれで喜ばしいことであると
思うけれど、現実、自分自身を振り返ってみたときに、
ときどき家人を掃除機で吸い込みたくなる私としては
本の内容(幸福なソウルメイトカップル)と自分との
隔たりの大きさにがっくりすることが多かったんですね。
そのギャップに愕然とするというか。

どの本もそれなり参考になる部分はあるんですが、
魂がそれほど進化してない人(←私)は一体どうすれば
いいんじゃぁ~っていう感じで(笑)。

ところがこの「魂の恋愛」という本は、まさに私みたいな
タイプの人にぴったりな内容なんでございます。

「素敵な恋愛をするにはそんな難しい理屈はいらない。
すぐできること・するべきことはこれこれ」と提示されてあり、
内容がシンプルかつ具体的。
これは本当に肩の力が抜けて、希望がわいてきました~。

その他にも「援助交際がなぜいけないか」とか、「セックスの
もつ本当の意味」とか、なるほど! こういうことだったのか~
と目から鱗のオンパレードでございました。

恋愛にまつわる悩みは実に多種多様。

いつも相手に依存する恋愛しかできないとか、
恋愛しても結婚まではなぜかいかないとか。

あるいは結婚しても相手に愛情が感じられなくなって、
夫婦不和に悩んだり、不倫に走って悩むとか。

恋愛にまつわる悩みはすごく多く、年齢層も結構、広い。

いい恋愛をしたい人はもちろん、恋愛に悩む人・結婚生活が
長くなった人にもおすすめの一冊。

また、恋愛に限らず、自分の心を本当に満たしたいと
思う人やシンプルで質のよい生活を送りたいと思って
いる人にも参考になる内容です。

良書です。


※本の中にスピリチュアル診断テストがあるのですが、
下記リンク先の診断とあわせてやると自分の傾向が
よりかんたんにわかるので便利です。

■スピリチュアリティ診断テスト:
http://sq-life.jp/spirituality-test/

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■今日の小ネタコーナー 1■
私はこの本の中の「愛は傷つけない。魂の愛、
永遠の愛は二人の関係を深めていけばいくほど、
外に向かって開かれていく」という言葉が印象に
残りました。本当の愛は、自分たちを向上させていくと
同時に、周囲に幸福を広げていくということでしょうか。
私の理想だな~こういう関係。

■今日の小ネタコーナー 2■
不倫をしたあげく、その相手を殺す~という
某文学作品が純愛だと持ち上げられて映画や
ドラマ化されましたが、この本の観点からいえば、
それは純愛でもなんでもないことがよ~くわかります。
本物の純愛って、ぐちゃぐちゃどろどろした葛藤はなく、
透き通る風ような感じで、誰が見ても美しいと言うような
そんな思いじゃないかな~って気がします。



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チーム・バチスタの栄光/海堂 尊

2007-02-08 21:33:11 | 本・映画・テレビ
私的に久しぶりにヒットした小説が
チーム・バチスタの栄光

あらすじは以下の通り。

バチスタとは心臓手術の名称のこと。
東城大医学部付属病院でこの手術のために
優秀なスタッフが集められ、特別編成されたのが
通称チーム・バチスタ。成功率100%を誇り、
マスコミにも注目をされる。ところが、3例立て続けに
原因不明の術中死が発生。
はたしてこれは医療ミスか、それとも殺人か? 

……という内容。
医療ミステリーなんですが、書いた人が現役の
お医者さんだけあって、内容がリアル。

専門用語が出てきますが、適度に解説されているので
読みにくさは特に感じませんでした。

物語前半は不定愁訴外来担当の田口医師が探偵役で、
聞き込み調査をしていきます。

そして中盤でロジカル・モンスター白鳥が登場。
(あまりにも論理を追求して人の気持ちにおかまいなし
なのでロジカル・モンスターといわれる)。

白鳥・田口ペアになって、漫才さながら(?)の会話をしつつ、
話が展開していきます。

この白鳥というキャラクターがとにかくおもしろくていい。
奥田英朗の「空中ブランコ」シリーズに伊良部という
トンデモ医師が登場しますが、そのミステリー版といった
感じ。

緻密なトリックがどうこうというより、キャラクター、
ストーリー全体の面白さで読ませる本。

久しぶりに時間を忘れて夢中で一気読みをしました。

読後感がよかったのも◎。

オフィシャルサイトではためし読みもできます。
おすすめの一冊です。


■チーム・バチスタの栄光(オフィシャルサイト):
http://tkj.jp/batista/index.html

************************************************
■今日の小ネタコーナー 1■
書店で平積みになっている本を見ていると、
たまにその中ですごく気になる本というのが
出てきます。書店へ行くたびに、何かに
吸い寄せられるように同じ本を何度も手に
とってしまう。そしてそういう本は自分にとって
たいがいアタリが多い。今回の
「チーム・バチスタの栄光」もそのパターンでした~

■今日の小ネタコーナー その2■
今日は珍しく、ジムで午前のエアロのクラスに
参加。初級のクラスなので終わったら
ウォーキング30分でもしようかな~と思って
いましたが、結構レベルが高く(?)、
疲れましたわ~(-_-;)。
終了後、結局ウォーキングはやらずに
筋トレ&ストレッチで帰宅しました。



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