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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

銃とチョコレート/乙一

2007-01-17 22:10:28 | 本・映画・テレビ
正月用の読書に買った本が乙一の
銃とチョコレート

子ども向きの小説だけれど面白い~という
評判をきき、かなり前から気になっていたら
「このミステリーがすごい!」2007年度版でも
堂々5位にランクイン。

これは読まねば~と購入してみました~。

富豪の家から宝物を盗む怪盗ゴディバ、
名探偵ロイズ、ふとしたきっかけでゴディバに
関する情報を手に入れた主人公リンツ、
いじめっ子のドゥバイヨルが主な登場人物。
(全部チョコレートにちなんだ名前)

素直に読むと意外性があって面白いかも。

ただ私のようにどうせドンデン返しが待って
いるんだろう~というすれた大人(?)には、
どうしてもトリックのパターンを詮索しながら
読んでしまうので、ある程度予想がつき、
その意味では楽しめないかもしれません。

物語の真ん中あたりでいじめっ子のドゥバイヨルが
クローズアップされ始めたところでは、ちょっと
「おおっ♪」という期待感が出たのですが、
このキャラが(私的には)ムダに残忍な感じがして
最後までなじめず。

悪人(犯人)もしくは殺人方法等、マイナス部分の
描き方は作品・作家によってそれぞれなんですが、
話全体の流れ的なものや作家の力量、ミステリなら
トリック上の必要性の有無など、いろんなものが
からまって私の中では許容できたりできなかったりが
あります。
このキャラは残念ながら私的にはイマイチ。

よかった点はいくつもの細かい伏線がはられて
いたこと。
これが最後に明らかになって、ああ、あの描写は
こういう意味があったのね、と小ネタの部分では
面白かったと思います。

トリックをあまり詮索せずに、素直に読むと楽しめる
(かもしれない)一冊。

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■今日の小ネタコーナー 1■
今日の家人弁。Qちゃん弁当。

時間があったのでのりでオバQ(古っ……)を
描いてみました。おかずは脱・マンネリおかず
第二弾ということで、豚肉のピカタ焼き。
下準備を昨日寝る間際にあわててやったので、
ちょっと雑になったのが反省~。マヨネーズと
マスタードソースをアルミホイルに包んで入れて
あります。他、じゃがいものチーズ炒めなど。
空きスペースに冷凍食品を入れようかと
思いましたが、カロリーとりすぎになるか~と思い
今日はミニトマト2個を投入。次回は副菜は
もうちょっとサラダっぽい感じのもので作りたい。

■今日の小ネタコーナー その2■
今日放送されたNHK「クローズアップ現代」という
番組で、オーケストラが経営難に陥っており、
存続の危機……というのをやっておりました。
札響はどうか~と心配していたら、組織改革と
創意工夫によって赤字から黒字にかわったという
モデルとして登場。やるじゃん、札響(笑)。
先月、札響の第九を聴きに行ってとても
感動したのですが、なるほど見えないところで
こういった努力をしたのがちゃんと音になって
顕れていたんだな~とテレビを見ながら納得
しておりました。結局、「自分たちの力でまず
なんとかしよう」とアイディアを出して工夫を
重ねることで道が開けてくるってことですよね。
旭山動物園が全国一になったように、札響にも
全国一(いや、世界に通用するレベル)に一日でも
早くなることを期待したいと思います。



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教室の悪魔/山脇由貴子

2007-01-09 23:14:44 | 本・映画・テレビ

昨年暮れ頃からいじめによる自殺が相次ぎ、
テレビニュースなどでも話題になっています。

報道が過熱していたとき、私もチラチラとニュース番組を
見ておりました。

いろんな識者がいろんなことをいったり、タレントが
「私もいじめにあったけど、それをバネにして今は
がんばってる!」的な発言などもあり、それぞれに
一理ありましたが、ど~しても私的に「何か」が
腑に落ちない。

このもやもやしたものは何だろう……と思っていたら
12月末のある日、新聞広告に出ていた一冊の本に目が
釘付けになりました。

それが、

教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために

です。

ここに私が本当に知りたかったことが書いてあるに
ちがいない! と直感し、さっそく購入して読んでみました。

著者の山脇由貴子さんは東京都児童相談センターの
心理司。

最初この本のタイトルを見たとき「『悪魔』なんてずいぶん
ぶっそうな言葉を使っているな~」なんて思いましたが、
実際に読んでそれも納得。いじめの認識がガラッと
変わりました。

自分が子どもだった時代と、ここまで様変わりをしているとは。
まさに「進化するいじめ」。

自分が子どものときの昔話を引き合いに出すのはどうかとも
思うのですが、今と比べるとやはりそれほど深刻では
なかったように思う。

いじめは確かにありましたが、今ほど陰惨ではなかったし、
いじめる子、いじめられる子、それ以外の大多数は
傍観者で、傍観者の中には陰でそっといじめられている子に
声をかけたりして、フォローしている子どももいました。

それが今は傍観者という立場すらなく、ひとり対クラス全員という
構図になっている。

そして、いじめられている子は、親に知られたくないと必死で
いじめられていることを隠す。

いじめる側は、そのことを知っていて、巧妙にバレないように
いじめをエスカレートさせていく。

この本を読んで、なるほどこういう風にして子どもたちが
追い詰められて、最悪、自殺というパターンになるのかと
やっとわかりました。

読んでいて、背筋が凍りつくようないじめの数々。

自分が子を持つ親であれば、子どもをそんな目に合わせたく
ないし、同様に(たとえ主犯でなくても)加害者側にさせたくないと
思う。

著者は、「いじめは子どもたちだけでは解決できない。今こそ、
大人が立ち上がらなければならない」と主張する。

本には「いじめに気づくチェックリスト」の掲載もあり。
薄めの本なので、読書になれている人なら30分もあれば
読むことができます。

子どもを持つお母さんたちはもちろんのこと、あらゆる人に
とにかく読んで欲しい一冊。


[追記] 2007.01.17 20:05

いじめ相談のリンク先です。いじめに悩む方の
何らかの参考になれば幸いです。

■北海道教育委員会いじめ問題:
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/oky/02ijime/ijime

■いじめから子供を守ろう!ネットワーク(市民団体):
http://mamoro.blog86.fc2.com/


[追記2] 2007.01.26 0:24

読売onlineで以下のニュースが出ていました

「いじめの調査に協力するな」北海道教組が支部に通達

学校が解決してくれる、公の機関だから大丈夫という
ことでは必ずしもないようです。

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■今日の小ネタコーナー 1■
この本の中に、コンパスの針で背中をつつかれる
といういじめの例が出ていました。いじめが発覚
しないように、時には手加減をしながら加害者が
コンパスで刺すわけですが、被害者が「手加減を
してくれてありがとう」といじめている側にお礼を
言うというのが衝撃的でした。本当は相手のことが
憎くてしかたのないはずなのに(フツウはそれが正常な
反応である)、いじめられているのにお礼をいうという、
倒錯した感情がそこにはある。これは親に
虐待されている子どもの心理に極めて近いものが
あるのではなかろうか。現代のいじめは、そこまで
精神的なダメージを与えうるものだと知って
ショックでした。

■今日の小ネタコーナー 2■
この本にはいじめ解決に向けてのアプローチの
しかたも載っています。子どもがいじめにあったと
親が知ったとき、加害者、そして学校に対する
憤りが出るのは当然なんですが、クラス・学校
単位でいじめ隠蔽がされるケースも多々あるよう
です。そうなると被害者と被害者の家族 VS 
学校全体(時には教育委員会も含む)となり、
こうなると数の論理からいってもこの戦い
(いじめ解決)は被害者側が不利ということになる。
この辺は知恵を使って、外部の応援・アドバイスを
得るなど、慎重に対応を進めたいものです。



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リーディングドラマ第二章Memory

2007-01-04 22:10:09 | 本・映画・テレビ
年末に録画しておいた「リーディングドラマ
第二章Memoy~はがされた時間~」を
観ました。

「水曜どうでしょう」でおなじみのミスターこと
鈴井さん(鈴井貴之)が作・演出をした朗読劇です。

2005年も年末に同じく第一章の「Diary」というのを
やっていて、それが面白かったので今年もしっかり
録画いたしました。

今年の劇の内容が、認知症になった母親の介護に
疲れた息子が母親の希望で殺害し、その供述書を
取調室で女性刑事が読み上げていく……という
重たい内容。

ぶっちゃけ、救いようのない暗い内容なんですが、
私は昨年のものよりよかったと思いました。

どうすれば、主人公がこの悲劇から抜け出すことが
できたのかとか考える材料にもなったし、同時に
善悪の区別を横にちょっとおいておいて、人間の
心のひだ(苦しみや悲しみ)を感じとることができました。

こういった劇を見たりすることによって、感性を高めるというのも
たまにはよいなと思いました(←人と感動のツボがズレている
私は本編よりも挿入物語「幸福の王子」で涙してましたが。
なぜだ~笑)。

なかなかよい時間を過ごせたと思います。
今年の年末にも第三章の放送があれば、ぜひ見たいと
思いました。


■リーディングドラマ第二章Memory~はがされた時間~:
http://www.htb.co.jp/memory/

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■今日の小ネタコーナー 1■
生ミスターを初めて見たのが数年前白石区の
アサヒビールで行われた雅楽戦隊ホワイト
ストーンズ
のパネル展。オープニングセレモニーで
ミスターがテープカットをして、挨拶がありました。
そのときミスターを見た印象が、「とってもシャイだけど、
頭がよさそうな人」でございました~。

■今日の小ネタコーナー 2■
もうひとつ、オフィスキューがらみのネタといえば、
やはり白石区で雅楽戦隊ホワイトストーンズの
イベントがあったときのこと。ホワイトストーンズの
メンバーが例の衣装で出てきたのですが、その当時
ミスターが演じていた役の南郷がドラマの中で既に
死んでしまっていたので、南郷(ミスター)が
天使のわっかをつけて出てきたのには
めちゃめちゃ笑った記憶があります。
ホワイトストーンズ、すごく好きだったけど、
続編はもうやらないのかな~(^_^;)



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東京タワー(ドラマ)

2006-11-19 15:46:13 | 本・映画・テレビ
ベストセラー本
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」の
ドラマを見ました。

大泉洋・田中裕子が主演で、母と息子の深い
愛情や絆を描いた作品。

原作は読んでいませんが、ドラマ全体としては
なかなかよかったと思いました~。
大泉洋も自然な感じで演じていたし。
ちょっとひょうきんで情けない(だらしない)けれど、
本当は優しい~みたいな役どころは似合っているなと
思いました。

大切な家族との絆、そして死別。
感動と泣きが売りの作品ですが私は涙は
全然出ませんでした~。そういえば、私は
セカチュー読んでも涙はでなかったなぁ……(←冷血人間)。

もちろんどっちもいい作品だと思っていますけどね(^^;)。

母と息子の深い絆……素晴らしいなと思う一方で、
その絆が強すぎて、ある意味マザコンというか、お嫁さんや
彼女の立場からしたら自分がその間に入り込む一分の
隙間もないのでは~……とついついいらぬことを
考えてしまいました。
(ドラマでは最後に母親から自立して、恋人との新しい人生を
生きる~みたいな結末になっていましたが)。

自分が母の立場なら、ドラマのような息子との関係は
嬉しいと思うけど、主人公の恋人(もしくは妻)の立場なら
そんな関係、イヤだと私は思っちゃう(笑)。
物事、どういう方面から見るかという話ではございますが。

もうひとつ、ドラマを見て考えさせられたのが死生観とか
愛する人との死別。

私は自分が寿命がきて死ぬときは、あっさり死にたいな~。
手遅れ、もしくは治る見込みがなければ肉体的な苦痛を
減らしてもらいながら穏やかに死を迎えたいと思う方。

家族との死別~についてはいつかはやってくる避けられない
ことでありましょう。

幸い、両親ともに今は健在ですが、将来お別れがきたときは
「逝かないでぇ~」って泣いてすがるより、「ありがとう」っていう
感謝の気持ちをいっぱいこめて、さわやかに送り出して
あげようと心に決めています。

自分が死ぬ側になるにせよ、送り出す側にせよ、現実になったら
気が動転することはまちがいないのだから、ちょっとだけ
そういう風に心づもりをしているという。

ドラマを見ていろんなことを考えました。


■東京タワー(フジテレビ):
http://wwwz.fujitv.co.jp/tokyotower/index.html

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■今日の小ネタコーナー 1■
家人が早くに仕事に出たので、昨日に続き、
今日もジムへ。プール気分だったので
軽め~の水中ウォーキング&スイムで1時間ほど。
天気もいい&あまり寒くなかったので気持ち
よかった~。ちょうどいい運動量でのんびりとでき、
とてもリラックスすることができました~。

■今日の小ネタコーナー その2■
帰宅してお昼ご飯を食べながら、東京国際女子
マラソンを見ました。Qちゃんは3位で残念でしたね~。
それにしてもおよそ42kmもの距離を2時間ちょっとで
走るなんてマラソンの選手はやっぱりスゴイ。
レース後には骨と肉だけ(?)っぽくなっている
選手の身体をみると、いかにマラソンが体力を
消耗する過酷な競技かがわかるような気がします。



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のだめカンタービレ(ドラマ)

2006-10-18 22:31:17 | 本・映画・テレビ

今期いちばん楽しみにしていたドラマが
「のだめカンタービレ」。

録画していたもの(初回)をやっと見ました~。

ドラマは音楽家の卵たちを中心にしたコメディ。

原作はコミックで、音楽好きな人はもちろん、
そうでない人までもを巻き込んだ大ブームになってます。

人気コミックがドラマ化されると賛否両論いろいろ出ますが、
私はなかなか原作の雰囲気に忠実だったのではないかと
思う(のだめの髪のビミョーなはね具合とか)。

音楽ドラマだけあって、バックに音楽(クラシック)がバンバン
流れるのもナイスでございます。

テレビは音が出るんだからすごい(笑)。

ドラマを見ながら「この場面でこんな曲、使っているのか~」と
思ったり、「やっぱりピアノの響きはいいな~♪」と思ったり。

クラシックといえば、堅苦しいイメージを持つ方もいるかも
しれませんが、CMにしょっちゅう使われていたり、クラシックの
曲をベースに歌詞をつけたものがヒットすることもあったりと、
意外と耳にする機会は多い。

「この曲、どこかで聞いたことがある~」という曲がきっとあるはず。

ドラマを見て楽しみながらクラシックに親しむというのもなかなか
よいかも~。

しばらくはのだめのドラマで楽しめそうです。


■のだめカンタービレ(フジテレビ):
http://wwwz.fujitv.co.jp/nodame/index2.html

■Yahoo!JAPANのだめカンタービレ特集:
http://nodame.yahoo.co.jp/index.html

■関連記事:のだめカンタービレ/二ノ宮知子

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■今日の小ネタコーナー その1■
少し前、NHKでPMF(若手音楽家の育成を
目的とした国際教育音楽祭。毎年札幌で行われる)の
ドキュメンタリーを放送していて興味深く見ました。
のだめのドラマの中でもこれからオーケストラが
作られていきますが、PMFはまさにそのリアル版。
「のだめ」にハマッた人なら、NHK教育とか
衛星放送などでたまに放送されるこうした
音楽ドキュメンタリーや音楽コンクールなどに
チャンネルを合わせてみるといいですよ~。
のだめの世界がいっそう楽しめること請け合い。

■今日の小ネタコーナー その2■
私が一番好きな楽器はやっぱりピアノ。
子どもの頃から身近にあった楽器だし、
(実際はたいした弾けないのですが)ピアノに
対しては特別な思い入れがあります。
もし時間とお金に余裕があって、新しい楽器を
始めるとするなら、やってみたいのがチェロ。
チェロの深~い音色にちょっと憧れます。
CMでもよく使われているバッハの
「無伴奏チェロ組曲第一番・プレリュード」を
弾いてみるのがひそかな夢なのでございます。



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チョコレートコスモス/恩田陸

2006-09-15 20:45:32 | 本・映画・テレビ
演劇もののまんがで有名なものといえば、
美内すずえの「ガラスの仮面」。

この「チョコレートコスモス」はガラスの仮面への
オマージュとして捧げられた小説なんだとか。

演劇もの、ということで恩田陸の作品にしては
珍しく推理・ホラーものではございません。

有名な俳優を両親に持つ東響子と、
突如あらわれた天才・佐々木飛鳥を軸に、
話が展開していきます。

舞台のオーディションシーンがいくつか出てきて、
ストーリーのメインになっているのですがこれが面白い。

同じシナリオでありながら、登場人物たちによる演じ分けが
きちんとされているのが最大の読みどころ。

読んでいて、場面場面のイメージがありありと心の中に
浮かんできます。まさに読書の醍醐味~。

劇中劇が面白いのもナイス。
飛鳥の所属する劇団の旗揚げ公演の「目的地」とか
実際に舞台でも見てみたい、っていう気持ちになります。

タイトルとかんたんなあらすじしか出てきませんが、
「シネラリア」っていうのも個人的には興味がそそられます。
これで一冊、小説を書いてくれないだろうか(笑)。

厚みのある本ですが、おもしろくて一気読みしました。

ガラスの仮面ファンの人&演劇好きな人はもちろん、
その分野に興味がない人でも楽しめる作品だと思います。

ちなみに表題の「チョコレートコスモス」は茶色のコスモス
(秋桜)なんだそうです。

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■今日の小ネタコーナー 1■
今日は久しぶりに予定が何もない、オフの日。
といっても、主婦業に休みはないのだ~。。
家人を送りだしたあと、買物、洗濯、かんたんに掃除、
自分の夕食・家人の夜食・明日のお弁当の
下準備。ひと段落したらもう夕方。やっと一息ついて
1時間ほどの仮眠。夕食をとったあと、ブログを
書いて、合唱の練習という一日。今日はゆっくり
休もうと思ったのに、気がつくと在宅していても
結構忙しいわ(笑)。

■今日の小ネタコーナー その2■
「シンクロ・ワールドカップ2006」をチラリチラリと
見ています。シンクロの選手や水泳の選手って、
胸周りが厚いというか、ぶわっとした筋肉(?)が
ついているな~といつも思う。シンクロの選手は
ハードな練習&脂肪がないと逆に沈んで演技が
しにくいので、ふつうの人では信じられないぐらい
ハイカロリーな食事をしているというのを聞いた
ことがあります。スポーツの種類によって筋肉の
つき方など身体のつくりがそれぞれちがってくるので、
見ていておもしろい。



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DEATH NOTE-デスノート-前編

2006-07-10 22:21:57 | 本・映画・テレビ
我が家では最近デスノート(※関連記事参照)が
ブーム。先日、二人とも原作本を読み終えたので
映画も見てみようかということになり、行ってきました。

映画では、原作をベースにしつつも、ちょっと違う
内容になっています。

今回の映画(前編)では、主人公・夜神月(やがみらいと)が、
世界的探偵Lと会い、捜査本部へ入る~というところまで
描かれています。

映画の前半部分はちょっと説明的な部分が多かったり、
ショボイな~と思う場面がいくつかありましたが、
最後の方はデスノートらしさが出ていたと思います。

家人は「イマイチ」と言っていましたが、まぁ原作とは
別物と割り切って、その違いをつっこんだりするのが
楽しいと思うので、あまり目くじらをたてず、
気楽に見ていました~。

というわけで、私が見た映画デスノートの
小ネタ的感想(ネタバレはありません、たぶん)。

その1:
デスノートに書かれていたルールが、原作本に
のっていたルールのページそのものをそのまま
拡大コピーして、使っていたっぽいのがちょっと
笑えました。髑髏のマークまでそのまんまやんけ~(笑)

その2:
死神リュークの笑い方がイマイチ。リュークの
笑い方は「ハハハ」ではなくて、「ククク」じゃなくちゃー。
「いつもよりクが多い」のセリフは映画でもライトに
言って欲しかったなー。

その3:
探偵Lが初めて登場したシーンは原作と同じ(足を掻く)
なのはよかった。お菓子山積みなのもナイス。
でも、もうちょっとお茶目な感じというか、天然ボケっぽい
ところを出して欲しかった。つかみどころがなく人を
食ったような性格に見えるのに、頭の中ではライトを
追い詰めることを緻密に考えているのがLの魅力だと
思うのですが、あれではただの奇人では~……。

主人公・夜神月を演じる藤原竜也はイメージにあっていて、
よかったと思います。

映画は賛否両論いろいろあると思いますが、原作を知らず
初めて見る人にもわかりやすいような流れには
なっていると思います。

映画は原作ほどには頭を使わなくてすむので、
観ていて楽々。
ただこの辺は逆に原作好きの人にはちょっと
不満かも~。

後編のつくり方いかんによって、駄作になるか、
意外といける作品になるかが分かれそう。


■デスノート(映画オフィシャルサイト):
http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/

■関連記事:デスノート(DEATH NOTE)

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■今日の小ネタコーナー 1■
家人が次に見たがっている映画……それは
「日本沈没」。家人は日本沈没のファンで、原作本も
持っているし、昔の映画のビデオもあって、何度も
繰り返し見ています。家人はなぜか「世界(人類)
滅亡もの」とか、「地球が宇宙人に侵略される」という
映画が好き。滅亡・侵略ものが好きなんて、
もし精神分析したら、家人の深層心理から何か
よからぬものがジョビジョバ~♪ と出てくるのでは
なかろうか~。妻としては少し心配。

■今日の小ネタコーナー その2■
ワールドカップはイタリア優勝で終わりましたね~。
世界のレベルは高かった~。日本代表も、
4年後は今回よりも確実に進化することを期待。
あっという間の1ヶ月でした。



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デスノート(DEATH NOTE)

2006-06-26 21:27:08 | 本・映画・テレビ
ただいま、家人と一緒にデスノート(大場つぐみ・
小畑健/集英社ジャンプコミックス)を読書中。

面白い、といううわさを聞きつつも、死神が
出てくるということでオカルト・ホラーものかと
警戒していたのですが(私はそのジャンルは苦手)、
オフィシャルサイトで「ためし読み」したところ、
これはいけそうな線と確信(笑)。

頭脳サスペンスもの好き&家人も読みたがったので、
購入しました~。

死神が出てきたりしてファンタジックな要素が
ベースにありますが、むしろ推理劇・心理戦が
中心で話はロジックに進んでいきます。

 ノートに名前を書き込むと人を殺せるという
死神のノートを持つ主人公・夜神月(やがみらいと)と
妙に顔色が悪く(?)スイーツ好きな探偵Lとの
息詰まる攻防戦。

映画化もされ、評判になっているだけあって、
めっちゃ面白い。

読んでいて頭をけっこう使う。
私も甘いものが欲しくなりました(笑)。

りんご好きっていう死神のリュークがちょっとお茶目な
キャラなのもナイス。

知的サスペンス好きな人にはおすすめ。
大人でも楽しめるコミックだと思います。


■デスノートためし読み(集英社のオフィシャルサイト。検索して
ためし読みができます) :
http://www.s-manga.net/boys/comics.html

■デスノート(映画):
http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/

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■今日の小ネタコーナー 1■
休みの家人と一緒に札幌駅へ。旭屋書店で
デスノートを買おうと思いましたが、冊数が少なくて
そろわず。旭屋で結局一冊も購入せずに
豊平区のコーチャンフォーに行きました。
さすがに数はありましたが、しかし今度は
2巻だけがない。2巻以外を購入して
われわれはさらにその後西友の書店へ。
(←ヒマ人夫婦)。1冊だけあった2巻を
やーーっと購入できました。
映画が公開されてきっと買い求める人も
多いんでしょうね~。それにしても2巻は
どこの書店でもなかった~。きっと札幌の書店から
2巻だけが消えまくっているわ~(←ウソウソ)。

■今日の小ネタコーナー その2■
今日は天気がよく気温があがって少し夏らしい
日でした。それにしても6月はずっと天気が
悪く、寒かったですよね~。明日も雨が降るとか。
ここ最近、6月はけっこう天気が悪い気がする。
「北海道には梅雨がない」というのはもう過去の話で、
気象異常で北海道も「梅雨もどき」があるのでは~
なんて思ってます。



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VOWシリーズ

2006-06-12 20:23:46 | 本・映画・テレビ
たまたま立ち寄った本屋さんでVOWの
新刊が出ているのを見つけて、久しぶりに
購入しました。

もう18巻目になるんですね~。

ごぞんじの方も多いと思いますが、
この本は街のヘンなものを集めたカタログ集。
へんなネーミングのあやしいグッズや、
おかしな看板、新聞の誤植など笑えるネタが満載。

私は新聞の投稿や子供の作文、誤植シリーズ、
学校ネタなどが気に入ってます。

まだ読み始めたばかりですが、もう……笑いっぱなし。
この面白さを伝えるためにはとにかく一度、読んで
もらうしかない(笑)。

思いっきり笑いたいときにおすすめの一冊です。

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■今日の小ネタコーナー 1■
今日の晩御飯は家人のリクエストで久しぶりの
てんぷらでした。ブログに画像をアップしようと
思っていたのに、揚げたそばから家人にどんどん
食べられてしまって撮影できなかった(ToT))。
でも確かに、揚げてすぐ食べるアツアツのてんぷらって
おいしいですよね。ファミレスとちがって衣を
ギタギタにつけたりしないから素材の味も
しっかり感じられるし、自宅で食べるてんぷらも
なかなかのものです。

■今日の小ネタコーナー その2■
今日はなすのかわりに冷蔵庫に残っていた
ズッキーニでてんぷらを作りました。
ズッキーニ……初めて見たときはなんじゃこりゃ、
って感じだったのですが、今では私の中では
「キュウリのふりをしたナス」ということになってます。
だからズッキーニを調理するときはナスと
同じ使い方をすればまちがいない!
でも、ズッキーニはほんとはカボチャ科
なんですよね(笑)。ズッキーニは油との
相性も抜群。てんぷら、おいしかったですよ。



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イン・ザ・プール/奥田英朗

2006-06-06 22:03:17 | 本・映画・テレビ

ずっと前から読みたかった「イン・ザ・プール」が
文庫本になっていたので購入しました。
(←以前、図書館で予約しようと思ったら600人以上
待ちがあったので挫折した^^;)。

精神的に問題をかかえる人たちが、医学博士・伊良部の
もとを訪ねていくのですが、自分よりよっぽど
フツウでない(?)伊良部医師と接しているうちに
安心したり、解放されていくというストーリー。

面白かったですよ、これ。

文体も読みやすく、短編のシリーズになっているので、
気がついたら一冊あっという間に読み終わってました。

こんな医者、いるわけないよ~ と心の中で
ツッツコミを入れつつも、伊良部の言動や
行動にくすっと笑えたりして、物語の世界観には
抵抗なく入れました。

表題の「イン・ザ・プール」では水泳依存症になった
男性の話が出てくるのですが、フィットネス好きの私は
ちょっとドッキリしたかも~。(^_^;)
「泳がないと落ち着かない」という男性の気持ちが
ちょっとわかるもん(笑)。

伊良部シリーズは「イン・ザ・プール」の他にも、
直木賞を受賞した「空中ブランコ」、最新作「町長選挙」の
計3冊が2006年6月現在、発刊されています。

肩の力を抜いて読める娯楽作品。
読後感もよかったです。

面白かったので、他の作品も読もうと思いました。

**************************************************
■今日の小ネタコーナー 1■
家人は同じ本ばかりぐるぐる読むか新刊を読んでも
ドキュメンタリーものばかりなので、小説はめったに
読むことはありません。しかしどういう風の吹き回しか
「イン・ザ・プール」には興味を示し、読みたいという。
今朝から本は家人のかばんに入っていて、
家人の通勤のおともになってます。

■今日の小ネタコーナー その2■
今日は午後から合唱の練習でエルプラザへ。
合唱をやっていると、ピラティスと共通することが
多いな~と思うことがほんとによくある。
高い音を出すとき、のどに力が入って、首~肩が緊張して
硬くなることがよくあるんですよね。でもこれだときれいな
声が出ないので、意識して首~肩はリラックスするように
しなくちゃいけない。ピラティスでも、両腕をまっすぐにして
できるだけ高く上にあげるエクササイズがあるのですが、
これもふつうに行うと、反射的に首~肩に力が入って
緊張する。ピラティスでもこの状態で首~肩を
リラックスさせるように意識する。どっちのケースも、
身体の自然な反射と違う動きを意図的にします。
いずれもすぐにできないですが、訓練していれば
ある程度はできるようになります。



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