ワインを買いに近所のスーパーに行ったら、コノスルワインがおいてあった
ハーフサイズも出ていたんですね
思わず赤・白セットで買っちゃった
コノスルはチリ産のワイン。
ラインナップは高級なものからテーブルワインまでそろってますが、低価格のものでもホントにおいしい
何より、自転車のエチケットが超カワイイ
自転車好きな方におすすめのワインです
■コノスル(オフィシャルサイト)
お友だちとカメラをもってぶらぶらランチ会。
旧永山邸に併設されているナガヤマレストです。
ここのカフェレストラン、隠れ家的で私のお気に入り。
雰囲気もよくて、妙に落ち着く。
食事もカフェメニューも両方おいしい
今日はビーフシチューと、ドリンク・デザートもつけました。
旧永山邸では雛祭りの展示が行われていました。
古い着物も展示してありました。
つるし雛
いいものを見せてもらいました
D500で撮影
にほんブログ村
北海道を襲った胆振東部地震。
現在も被害のあった各所では復旧作業等が続いていますが、
札幌市内はほぼ停電が解消され、交通も復旧しつつあります。
ひと段落ついたので忘れないうちに覚書です。
●水、食料の備蓄はやっぱり基本
やはり水は基本。飲料水だけではなく、料理等にも使うので。
飲料水とは別に、トイレの水洗用の水も必要。
時間がたてば、給水所でもらえるけれど、その準備が
整うまでの間の分は確保しておきたい。
我が家では、飲料水とお茶(2リットルのペット
ボトルの箱)を毎月、ネットスーパーで購入。
今回は水がもうなくなるな~と思ってネットスーパーで注文して、
商品が到着する日に地震が起こっちゃったのでその点は
タイミングがあわず、でしたがトイレ水洗用の水(18リットル×2)が
あったこと、お茶2リットル×8本、炭酸水スパークリングレモン500mlが
20本ほどあった(毎月、Amazon定期便で箱買いしてる)があったため、
とりあえず、飲料水は心配ない、という安心感があった。
食料も、レトルトカレーやカップ麺、そうめんなどもあり、
幸いガスも使えたので2日程度ならなんとかなるかな、と思いました。
非常食用に買ってあったレトルト赤飯は賞味期限が過ぎてて、
食べられなかったけど。
やはり定期的に、チェックは必要ですね。
●紙皿、紙コップ、割りばしなど
水が使えないので使い捨てのものが便利。
ラジオで、ふつうのお皿にサランラップをかぶせて、
使い終わったら、ラップの部分だけを捨てるというのも
言っていたのでそれもアリかも。
●ウェットティッシュ、アルコール消毒、ボディ用さらさらシート
手が洗えない、お風呂に入れないのでこういったものも必須。
●クレジット、電子マネーより現金!
生活費としての現金をいくばくか持っていたので、
これも助かりました。
電気が使えないと、お店があいていても、
クレジットカード不可で支払いが現金のみ、という
ところが結構あるので。
ちなみに地震発生から5時間後に行った近所の
セブンイレブンでは、
ナナコが使えてチャージもできました。
本日(8日)、スーパーで買い物をしたときは、
クレジットカードを使えました。
●ガソリンも入れておこう!
ガソリンスタンドも、50台、100台と並んでいたところがあったみたいです。
これも、我が家はたまたまラッキーで地震前にガソリンを入れて
あまり乗っていなかったので、3分の2程度は残ってました。
車内でもスマホ充電できる(※車種による)&
テレビを見られるので、緊急時には車を活用するのもアリです。
ただし、エコノミー症候群等、注意が必要。
今日(8日)、ガソリンスタンドもだいぶすいていたので
念のため、給油しましたが、うちがよくいくスタンドでは、
1台につき20リットルの制限がかかってました。
●マンションの高層に住んでる人は・・・
我が家は、マンションの10階に住んでいるのですが、
これが災害時のときにはなかなかツライ。
買い物、給水に行くにも、エレベーターが使えず、毎回、
10階の階段を上り下り。
若いうちはいいかもしれないけど、歳をとったら、無理かも。
また、うちの区は断水ではない(水が使える)でしたが、
マンションで水道の水を電動ポンプでくみ上げているため、
水道は使えなかったです。
ちなみに、給水所には水を入れる容器が基本、ありません。
自分でバケツなり、ペットボトルなり、水を入れる容器が
必要です。
給水も、戸建てに住んでる人はだいじょうぶだと思いますが、
ウチのようなマンション住まいで高層の場合は、水を入れるタンクも、
大きいものより、小さいものを用意した方がいいかも。
2リットルペットボトルのものがおすすめ。
これなら、子供でも1本くらいは持てそうだし、
女性でも自分の体力に合わせて本数調整できるので。
水を使うときも、ペットボトルだと使いやすい。
私の体力で10階まで運ぶとなると、2リットル×3本くらいが
限界かなぁ~・・・
お友だちから聞いたところによると、高層階に住んでて、
階段の上り下りが大変なので、戸建てである実家に避難した、
という方もいらっしゃしました。
また、自転車の使用も高層階だと大変!
自転車、室内に保管してますが、クロスバイクかついで10階の
上り下りは絶対ムリ
カーボンの8kgくらいのロードバイクなら、ホントの非常時、
死ぬ気になれば可能かもしれませんが・・・
●オール電化住宅の弱点
我が家はふつうの住宅なのでガスは使えましたが、
オール電化住宅に住んでる方は、ガスが使えなかったようです。
なので、オール電化住宅に住んでる方は備品として、
カセットコンロは必須。
もちろん、電化住宅に住んでなくても、ガスが使えないケースが
あるので、備品としてカセットコンロを持っていた方が
絶対に安心だと思います。
●情報は、信頼できるソースで確認。SNSで安易に流さない
いわゆる「デマ」ですね。
今回も、いくつかデマが流れたようです。しかし、デマを流してる人も、
悪気があって流してるわけではなくて、本当だと思い、親切心で流してるケースが
ほとんど。
SNSで見かけたら、それをそのままうのみにして流すのではなく、
必ず信頼できるサイト(オフィシャルサイトや自治体、NHKなど)に
自分でアクセスして確認してください。
●本当に役にたったグッズ
今回の震災ではなんと! 自転車のために買ったグッズが役に立った(爆)
まずは、自転車用ライト。灯はこちらのライトと、
通常の乾電池式の懐中電灯を併用していましたが、
このライトをメインとして使用。
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|
春にクロスバイクを買って、夜は基本乗らないのだけど、
やはり明るいものがいいと思い、こちらのタイプを
購入。
これが、明るいのなんのって。
これひとつでうちの狭いリビングでは十分でした。
(しかも、家人の分と2個、あった)
実は最初はローソクに火をつけたのですが、
危ないし現実的じゃないと思ってすぐ却下。
地震直後、ネットでもすぐ「ローソク使用しないで」との
記事がアップされていたので、まあ、冷静に考えれば
余震がくることを考えたら、ローソクなんて危なくて
使ってられないですよね。
けれど、停電=ローソクっていう刷り込みがあると、
何の疑問も持たずに使ってしまうかもです。
もうひとつ、絶対に絶対に持っていた方がいいものが
モバイルバッテリー
![]() Anker PowerCore 10000 (10000mAh 世界最小最軽量* 大容量 コンパクト モバイルバッテリー) iPhone / iPad / Xperia / Android各種スマホ対応 【急速充電技術PowerIQ搭載】2.4A出力 充電器
|
これもですね、クロスバイク用に購入したんですよ。
自転車の記録をRuntasticでとってる&ナビを使うと、
大量にバッテリー食うので、それで購入していたものです。
私が購入した上記バッテリータイプだとスマホでだいたい4回は充電できる。
ほぼ満タン状態にしてあったので、これ、本当に助かりました。
今や、スマホは災害時の生命線です。
外部連絡、情報収集、ライトととしても使えるので
スマホの電源確保が、緊急時対応の大きなカギの一つとなります。
今回の地震でも、充電できない人は、充電スポットにいって、何時間も並んで待って
充電していたようなので。
ただでさえ、非常時で気力も体力も消耗するときに並んで待つのは
大変です。
こうしたバッテリーをがひとつあれば、それだけでも
全然違います。
今後のこともかんがみて、もう1個、追加で購入しました。
大容量のモバイルバッテリーを持っておくことは、
本当に強く強くオススメします。
●情報はスマホとラジオをうまく併用
モバイルバッテリーがあるとはいえ、油断するとあっというまに
電池が減っていくので節目の時間帯(たとえば朝7時、正午、夜7時)の
ニュースはスマホ(またはタブレット)でライブで見て、その他は
携帯ラジオで確認というように使い分けていました。
●防災アプリを使う
上記にもちょっとふれましたが、デマに惑わされないためにも、
各自治体の防災ツイッターアカウントをフォローする、
NHKの災害サイトより確認するのが確実でおすすめです。
給水場所や、オープンしているスーパーの情報など、
掲載されているので役に立ちます。
●雑感など
★マスコミとの温度差っていうのも、感じましたね。
札幌では液状化があった清田区がものすごくクローズアップされて
ニュースに流れていましたが、それ以外は札幌市内は大きな
被害はなかったです。
なので、電気さえ復旧して、交通が正常に動けば、
わりとすぐもとの生活に戻れるだろうという推測はつきました。
マスコミはセンセーショナルなニュースが好きなので、
被害が大きかったことばかりとりあげますが、
そうした報道以外(札幌は清田区以外、大きな
被害はなかったということ)の情報も、
必要な人たちがたくさんいることも忘れないでほしいと
思います。
★北電の復旧対応
なかなか、難しかったと思います。
イロイロなご意見があるのは重々承知していますが、
結論を述べるとするなら、泊原発を稼働していたら
ここまで停電の被害が広がらなかったということです。
今回の震災を機会に、電気が止まるのはどれほど不便なことか
道民身をもって痛感したであろうし、現実的な選択として
原発再稼働の議論が活発になることを望みます。
さて、話は戻って今回の停電ですが、同じ区なのに、
電気が復旧しているところと、してないところが
あって、その時間差が結構ある。
うちの道路をはさんで向かいの区画は、地震発生日当日には
もう復旧していた。
うちの方は、次の日の午後6時40分頃。
まる1日、ちがうわけです。
こういった災害時はストレスがたまるので、復旧の
数時間の差がとんでもなく、長く感じます。
重要施設があるところが優先というのも、よくわかるけど、
もう少し、どこで復旧してて、どこに行けば電気が使えるのか
(充電できるのかとか)情報が発信してもらえれば、
いいのかなと思いました。もちろん防災サイトには充電スポットの
案内が出てたけど、充電で長蛇の列ができていたことを考えると、
充電箇所が足りてないのはあきらかで、もうちょっと緊急時に
充電できる場所があればな~と思いました。
先に復旧した区(エリア)が、積極的に充電場所を
提供するなどのしくみを希望します。
今回、自分が被災してみて、いろんな防災の常識が
アップデートされました。
単純に、防災グッズを用意するというだけではなくて、
自分が住んでいる住宅のスタイル(戸建てか、マンション高層か、
オール電化か等)から想像して、どういうことが起きうるのか、
シミュレーションしてみるのがコツと思いました。
今回は札幌の多くの地区は停電だけで、水道、
ガスが使えるところが多かったので、なんとか
乗り切れましたが、災害レベルがもっと深刻で、
ライフラインが壊滅的な状態も起きうるので、
それを見越した防災準備もある程度、考えた方が
いいなと思いました。
まだまだ北海道、被災されている方がたくさん
いらっしゃいます。
1日も早い復興を、心より祈念いたします。
iPhoneで撮影
巨大地震は突然に。
2018年9月6日午前3時頃、震度7の地震が北海道を襲った。
震源地は札幌から車で1時間半ほどの安平町。
春には菜の花畑で有名なところである。札幌も清田区など一部液状化現象があるけれど、比較的、落ち着いているように思われる。これが冬なら大変だったが、夏であったこと、発生時間が夜中だったことが幸いしたと思う。一部断水地域もあるが、水、ガスを使える地区も多く、本当に困っているのは停電かなと思う(現在、札幌市内、少しずつ復旧中)。一時的にせよ、全道全て停電となったのはきっと前代未聞の事件ですね。
長期出張から帰ってきた家人と一緒に積丹まで
ドライブ。
目的は今が旬のうに丼を食べにいくことです
ほぼ、毎年行ってる中村屋へ今年も行きます
平日だからすいているかと思ったら、結構混んでいた
ムラサキウニとバフンウニの2種類がありますが
(バフンウニの方がより濃厚で高価)、去年バフンウニと
ムラサキウニの2色丼を食べて気がすんだので、
今年はフツウにムラサキウニのウニ丼をオーダーします。
「ごはん少なめにお願いします」って言ったら、
オマケでバフンウニ、ひとかけらサービスで入れてくれた
(トップ画像のオレンジ色のものがバフンウニです)。
一口食べたら、めちゃめちゃ甘い
びっくりするぐらい、甘いんです。
毎年食べているのに、毎回この甘さにいちいち感動する(笑)
久しぶりにおいしいうに丼を食べられて、大満足
帰りに休憩がてら積丹の海水浴場によって写真を少し撮る。
一眼、持っていったけど、暑くて撮影に身が入らず。
すぐに帰路につきました~
そうそう、北海道に住んでると道外の人から
カニとか高級な魚介類が食べられていいね
と言われることがありますが、
それは美しい誤解です
そもそも
フツ~の北海道庶民はそんなにしょっちゅう
高級食材を口にすることはございません(断言)
それでも今回のように年に1回でも
ホントにおいしいうに丼を食べられるのは
北海道に住んでいてよかったな~と思う
瞬間なのでありました。
ごちそうさま~
TG-5で撮影
前回の更新からずいぶん時間がたってしまいましたが・・・
その間、南アフリカ方面旅行→グループ写真展開催→
家人、新車買う→家人、ロードバイク買う
というイベントてんこもりの忙しさ。
さてはてすっかり自転車にはまってしまったワタシ。
とはいっても、雨が多かったり写真展の準備etcで
当初の予定よりもあんまり乗れてなくて
先日、やっと30kmの距離にチャレンジ
石山緑地に行ってきました。
往復で20kmはわりとちょくちょく乗ってましたが、
最後、膝が痛くなったのは懸念事項(←ひざ痛持ちなので)ですが、
30kmは休憩十分とりながらだったけど、体力的には
まだまだ余裕な感じ。
次は、40kmにチャレンジしたいな~
徐々に距離をのばすのだ
TG-5で撮影
初めて全身麻酔の手術を受けましたが、今回は
その総括および備忘録です。
●タオルケットってホントにいるの?
事前に「入院のしおり」が渡されて、それにあった
リストにそって準備しましたが、え? コレほんとに
持っていくの? って思ったものが、「タオルケット」。
タオルケットって、いわゆる毛布大のアレのことだよね?
ひざかけじゃないんだよね?
そんなでかいもの、いるのか~????と疑問を持ちつつ、
持参しました。
が、これが大正解。
寒気が入りこんだ真冬の北海道、
しかも病室が北向きの部屋だったため、
部屋全体が冷え込んでいてかなり寒い。
手術着1枚に着替えた身には、けっこうこたえる。
もちろん、部屋に暖房がありましたが、温度あげても
あたたまるのに時間がかかりました。
その意味では役に立った。
逆に真夏のシーズンとかなら、いらなかったかも・・・
ちなみに入浴用のバスタオルは用意されていましたが、
なぜかフェイスタオルがない
ここも意外な落とし穴でした(笑)
●箸は必需品
食事をするための箸(割りばし)は必須。
食事に箸はついてきませんでした。
衛生上やゴミの問題で自前で用意することに
なっているのかと思いますが、なぜか
スプーンはついていた(謎)。
●コップについて
コップは、歯磨き用のコップと、飲料用のコップを
用意するとよい。
紙コップ(歯磨き用)と、プラスチックのカップ(飲料用)を
持っていきましたが、1泊2日の短期入院だったため、
結果的には飲料用プラスチックのカップは使わなかったです。
ペットボトル飲料で足りたので。
病院は、水、お茶は無料で飲めるようになっていました。
ペットボトル飲料の自販機もありましたが、割高なので
長期入院なら、コスト面からやはり飲料用カップは
必要と思われ。
私は家から、250mmのミネラルウォーターと、500mmの
ウーロン茶を持参しました。自販機で、缶コーヒーと、
250mmのお茶を購入で十分足りました。
ひとつ備忘録として重要と思うことが、
手術が終わって、部屋に戻ってきたとき、
看護師さんの許可が出たらすぐ水が飲めるように
テーブルやベッドまわりに用意しておくと大変便利だと
いうこと。
もちろんお願いすれば、看護師さんが持ってきてくれると
思いますが、無料の飲料水や自販機が共有スペースにあり、
術後の麻酔がまだ残っている状態でそこまでいって
自力で水を持ってくるのは至難の業。
私はあらかじめ、ペットボトルをバッグの中に入れておいて、
ベッドのそばに置いておいたので看護師さんに
バッグの中から取り出してもらって、水を飲みました。
●個室にしてよかった件
今回、個室の病室をとりましたが、これは本当に
よかったです。
テレビ、冷蔵庫使いたい放題、他人の目を気にせず
マイペースで休めるのは大きなメリット。
入院(手術)日、たまたま家人が仕事の都合で遅番で
面会時間にきてもらうことはできなかったのですが、
個室だったので夜に他人に迷惑かけることなく、
電話連絡できたのもよかったです。
ただ、長期入院となると、費用がかさむので
そこは入院期間と費用等、バランスを考えながら
選択できればよいかな、と思います。
●保険の連絡、診断書の請求は早めに
ここで使わなかったら、いつ使う!
医療保険に入っているならば、入院が決まったら
早めに連絡して必要書類を送ってもらうべし。
保険の証書や契約書、見ても、どうやって請求するか
ハッキリ書いてない(目立つような形で記載がない)んですよね。
これは、カスタマーサービスに電話すればOKです。
そのとき、保険の加入番号(証書に書いてある)を伝えれば、
保険請求のための書類を送ってくれます。
病院には、診断書を書いてもらうのですが(これも自己負担)、
病院側から、必要であれば早めに請求してくださいと
言われました。
保険会社から送られてきた、必要書類を病院に提出して、
およそ2週間程度、かかりますと言われました。
●今回の入院費の総額
118,570円なり(個室料金含む)。
入院が決まったときに、病院の受付で、申請すれば
世帯収入に合わせて手術費が安くなると教えて
いただき、その手続きをしてこの値段となりました。
●ドクターにめぐまれた件
今回は、いいドクターにめぐまれてホント、
よかったです。
簡単なものとはいえ、全身麻酔の手術はそれなり
不安や恐怖感がともなうもの。
病院恐怖症の私が、なんの問題もなく
手術を受けられたのも信頼できるドクターの
おかげだったと思います。
その意味で、本当に感謝でしたし、ありがたかったです。
以上、私の入院体験記なのでした。
iPhoneで撮影
つい先日、生まれて初めて全身麻酔で手術を
受けました~。
1泊2日の入院で、粘膜下筋腫の手術。
ドクターによると手術自体は難しいものでなく、
幸いにも緊急性のある手術ではなかったです。
とはいえ、初めての全身麻酔となると
さすがにキンチョーする。
しかも私はパニック障害持ちで、
あろうことかパニック障害発症のきっかけが
病院の検査手術で、担当医の不手際etc。
麻酔手術に対する不安と緊張は常人の比ではないのである~。
今回はそんな私の全身麻酔体験記です。
ポリープを取るという手術だったんですが、
根っこが深いため、「全身麻酔で手術」と
言われました。
初めて聞いたとき、半分ギョッとして、
半分は「むしろよかったかな」という感じ。
部分麻酔の方が、パニック発作、出そう
身体を拘束されるのがガチでトラウマになってるので、
しかも手術となると、かなりのストレスです。
その意味では全身麻酔の方がよかったかなと
ただ、ひとつ気になることがあって、
パニック障害発症以降、発作はだいぶおさまって
日常生活はほとんどふつうにできるように
なりましたが、後遺症ともいうべきか(?)
睡眠障害があり、これが気がかりでした。
もちろん、ドクターにそのむね、きちんと
お話しましたが、雰囲気的には問題ない感じ。。。
で、当初はスケジュールの関係で、2017年の11月下旬に
行う予定でした。
と・こ・ろ・が。
婦人科系の手術なので女子日とのかねあいが
重要になってくる。
おりしも当方、更年期のまっただ中。
予定が狂いまくって、11月の手術はナシに。
その後、血液検査などなんだのして、1月の17日に仮決定。
やっと決まったとホッとしたのもつかのま、
女子日がまたまたズレて(苦笑)、17日の手術は不可に。
再再度、ドクターと打ち合わせをして、
女子日後1週間、間をあけた1月31日に
やっと決まったのであった~。
ここまでくるのがホント長かった
最初の打ち合わせのとき、手術の予定が2ヶ月先までうまってる、
という話だったが、さすがにこのチャンスを逃すと
またしばらく機会がなくなると
配慮してくれたのだと思う
当初、手術前処置を2回する予定があり、
噂では、この処置がイタイという説があって、
さすがにこれは素では乗り切る自信がなく、
パニック発作用の頓服を事前に飲んで
のぞみました。
が、これもポリープが育ちすぎていたため、
事前処理は不要に。
これはある意味、ラッキーでした。
そして迎えた手術当日の1月31日。
食事は前日の夜10時まで可。
手術当日は、お茶・水のみ午前9時まで可で、
病院には9:30まできてくださいとのことでした。
いつものように1Fの受付に診察券を提出するのではなく、
直接4階のナースステーションにいって、名前をいいます。
個室をとりましたが、これが広くて立派な部屋でしたよ~(8000円の部屋でした)
部屋についたら担当の看護師さんがいろいろ説明。
早口で理解するのがちょっと大変(?)でしたが、
要するに、手術着に着替えて、部屋で待機、
10時半くらいから点滴始まる、手術は多少前後するかも
しれないが、14時15分予定と告げられました。
で、着替えてベッドに入ってテレビ見てたら
ウトウト。。。
そこで、看護師さんが点滴もってあらわれました。
静脈にさして、また2時間ほどウトウト。。。
今度はは昼番の看護師さん登場。
抗生剤の点滴を追加して、またウトウト。。。
ずっと睡眠不足だったのが、ここにきて急に眠気?
あまり余計な不安を感じずに、ずっとウトウト眠ってました。
手術の約1時間前くらいになると急に慌ただしくなります。
1時45分に病室を出て、いよいよ手術室に向かう。
準備室で待機します。
ここでも、横になって待っていたのですが、
ここにいたときがやはり一番緊張でした。
なぜか、左の手のひらだけ、汗をかいてました。
30分くらい待ちましたが、長く感じましたね~。
看護師さんが迎えにきて、手術室へ。
指示どおり、手術台にあがって横たわったら、
そこから先はERの世界(笑)
大勢のスタッフがわらわらと「胸に心電図用のパッドつけます」とか
etcいいながらものすごいスピードでセッティングしていきます。
麻酔科医が、「麻酔入りますからね~」といって、点滴から
麻酔が入った瞬間、胸のあたりがつまるような、息苦しい感覚が
ありましたが、深呼吸をして、「あ、大丈夫」と思った瞬間、
「〇〇さん、〇〇さん」って起こされた
感覚的には数秒しか、たってない感じ。
しかし、実際は30~40分前後くらいの手術時間だったようです。
目が覚めたものの、まだ朦朧としていて、手術室から
出た記憶がない。
かすかに廊下をストレッチャーで移動した気がするが、
次のはっきりとした記憶は、自分の病室でストレチャーから
ベッドに移るところでした。
看護師さんが出ていって、次第に意識が戻ってきて、
トイレにいきたくなって、部屋のトイレによろよろ
しながら行くも、うまくトイレができないんですよね~
で、いったんあきらめてトイレを出たら看護師さんが
立ってて、「倒れられたら困るから、ナースコールしてください」って
怒られた(泣)、大丈夫だと思ったんだもん
麻酔がまだ残っていたのと、止血のために
ガーゼ入れてたのでそれが尿道圧迫して
うまくトイレできなかったみたいなんですけどね。
トイレ事件から40分くらいたって、
さらに意識がはっきりしてきたので、
この時点で関係各位に手術が無事に終わったことを
ラインで連絡。
看護師(夜番)さんから、水を飲んでもよいというお許しが
あり、水を飲みました。
そのあと、点滴がはずれて、食事もでき、点滴用の
針もはずれてどんどん自由になっていきます。
ドクターも部屋にきてくれて、手術でとったポリープと、
手術結果の報告をしてくれました。
術後、ゆっくり寝ていられるかと思ったら、
けっこうひっきりなしに看護師さんが
くるので意外と忙しいです(笑)
夕食の配膳を下げてもらったあと、やっと
落ち着きました。
翌日から、シャワーに入ってよいとの許可が出てたので
ふつうにシャワーに入り、8時食事、9時から
外来にいって診察、止血用のガーゼをとって
もらいました。
部屋に戻って荷物をまとめて、会計。
帰宅、という流れでした。
【全身麻酔のまとめ】
●食事制限はきちんと守ろう
全身麻酔を成功させるためには、胃の中からっぽ、という
ことが重要らしい(?)ので、ドクターや看護師さんの
指示には従うべし。
食べ物は別として、水すらも飲めないのは
つらいかな・・・と思いましたが、実際は点滴するので
喉がかわいてつらいとうことはなかったです。
●始まってしまえば、あっというま
手術の途中で麻酔が切れたら、、という心配は
あると思いますが、医療機器が発達した現代では、
まずもってそういうことはない(確率は低い)と
考えて大丈夫だと思います。
意識を失って、次に目が覚めたときはもう終わってるという、
ある種、タイムワープする感じです(笑)
●麻酔がきいているうちは何かあったら(トイレに行きたいとか)
素直にナースコールしよう!
これはホントに危ないようなので。。
遠慮せずに看護師さんにコールしましょう。
●術後、せん妄の症状が出ることも
もちろん、手術する前に不安や恐怖心が出ることも
ありましたが、「本当に怖かった」と感じたのが
意外にも、手術が無事に終わって、部屋に戻ってきた
直後(まだ麻酔が残っているとき)。
後でしらべたら、「わけもなく涙が出てきた」という人や、
抑圧していた感情(ふだん温厚な性格なのに親族をディスった
暴言をはくなど)、意識の混乱というか、そういう症状(せん妄)が
出ることがあるらしい。
私も、上記の恐怖心を感じたほかに、看護師さんと
話をしているときに音楽幻聴(若い女性歌手がJ-POPを
歌っているような幻聴)があったりして(←これは手術室に
入ったとき、実際に女性歌手の歌がBGMとして流れて
いたのでそれとの記憶の混乱なのか?)、夜中にふと
目が覚めたときに、部屋に看護師さんが入ってきたと
思い、受け答えしたりしてました(が、実際は夢)。
これも、時間とともにそういった症状が消えて、
通常の状態に戻るそうです。
(今はもちろん大丈夫です)。
●恐怖心・不安を乗り切るためには
ひとつは手術の情報をあまり見すぎない。
手術方法とか最低限度必要な知識だけは
おさえておいて、あとはあえて見ない。
考えすぎると怖くなる。
あと、怖いと思ったら、認めちゃった方が
怖くなくなります。
不安になったり、怖くなったら人がいないところで
「怖い怖い怖い・・・・」とえんえんとつぶやいて
みるとか。これ、効果あります。
えんえんとつぶやいているうちに毒気が抜けるのか、
怖くなくなってることもしばしば。
親しい友人にも事情を話して、祈ってもらうというか、
応援の気持ちをもってもらうのも案外、いいです。
祈りは病気回復に実際の効果がある、という
実験もあるそうです(※詳細はこちら)。
初めての全身麻酔を体験して、
おおげさですが、「生きているってありがたい。
ふつうに生活できるって、本当にありがたい」って
思いました。
全身麻酔、思っているほど怖くなかったです。
これから全身麻酔を初めて受ける方の何等かの
参考になれば幸いです。
※入院体験記 総括はこちら
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