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信州 野沢温泉、上杉謙信 春日山城 をめぐる旅

2014-05-04 23:07:26 | 鉄道とバスの旅
今回は、信州北部の野沢温泉、および新潟県上越市にある上杉謙信の春日山城を巡る旅を紹介します。

長野からJR飯山線で戸狩野沢温泉駅で下車し、駅前からバスに乗り15分で野沢温泉に到着です。

飯山線では、千曲川と山々の木々の新芽も鮮やかで、すがすがしい風景を鑑賞できます。

旅館に到着し、温泉街を登っていくとスキーのジャンプ台が見えてきます。
近くまで行ってみると4/末というのにまだ山には残雪があり、スキーの長坂リフトも動いています。
若者がスキーウエアで車から降りてきてリフトに乗っていきます。
山の上には、5つのゲレンデがあり、2つのゲレンデ: やまびこゲレンデ、上の平ゲレンデは、5/上旬まで春スキーを楽しめます。
ジャンプ台をまじかに見るのは、札幌の大倉山以来です。
急な傾斜に改めて驚きです。
よくこの傾斜をジャンプする気になるなと思います。

山の裾野まで行ったので、温泉街へ戻り、大湯へ行きます。

まず松葉の湯、大湯、河原湯、麻釜、滝の湯、麻釜の湯、真湯とめぐります。
お勧めは、大湯、真湯です。
大湯
観光ガイドの掲載されている有名な大湯です。
この外湯は大きく、ぬる湯と熱湯があります。
ぬる湯でも熱いです。
ここは、外湯で湯船が広く、建物も大きくきれいです。
ただし、観光ガイドの写真は、大湯の回りに家がないように見えますが、
大湯の回りは商店街で、家もすぐ近くにあります。

真湯
真湯は、高台にあり、野沢温泉の街並みを見渡すことができます。
建物が新しく、湯は白濁ですが、湯温は適温でゆっくりとあたたまれます。
野沢の外湯で驚くのは、入口から着替え場所に入ると即湯船が見えることです。
これほど着替え場所が湯船に接近している温泉は初めてです。
少し着替えが恥ずかしいような所です。
13の外湯がありますが、建物は木造の四角形状です。
男湯、女湯は上部の空間は1つのため、アベックが風呂を出る合図を話せば聞こえるので便利です。
湯は、その場所により、透明、うすい白濁、湯の花が浮いているもの、白濁と4種類ほどもあります。

また、入口の近くに賽銭箱があり、気持ちだけ寄付することを勧めています。
しかし、地元の方や観光客は、あまり寄付していないにようです。

次に麻釜です。
ここは、地元の方が温泉卵や野沢菜を湯がいたりして温泉を活用する場所です。
観光客は火傷の恐れがあるため立ち入り禁止です。
地元のお母さんが忙しく野菜を洗ったり卵を入れたりしています。
温泉らしい風景です。

大湯の近くの酒屋で奥信濃 野沢の地酒 「水尾」を購入します。
この酒は、野沢温泉と飯山で限定販売されている銘酒です。
宿で飲んで見ると、辛口ですが、まろやかな味で絶品です。


翌朝、戸狩野沢温泉駅から春日山へ向かいます。

春日山駅に12:07着で駅前からバスに乗り、10分ほどで春日山荘に到着し下車します。バスは、1本/時間ですので乗り遅れのないように。
春日山荘バス停の西に、上杉謙信の騎乗像があります。
合戦での謙信の勇ましい姿が見れます。

西へ行く200mほど歩くと、大手道の石碑があり、左折すると大手道、直進すると春日山神社に分かれます。
当時の春日山城は、大手道から入るようになっていたので、左折して大手道から本丸を目指します。

100mほどで大手道公園があり、その先200mほどで、番所跡があります。
ここで城に向かう人々を検問していた場所です。
番所から天守閣を仰ぎ見るとすばらしい風景だったそうです。

さらに山を登って行くと南三の丸屋敷があります。
ここには、城の重要な屋敷があったところです。
この先で道は、3方向に別れるので慎重に選択してください。
本丸へいく道を選択します。

しばらく登っていくと柿崎和泉守屋敷があります。
ここは、重臣柿崎氏の屋敷があったところです。
ここから上越氏の平野が見渡せます。

次に上杉景勝屋敷があり、ここからも良い眺めが見えます。
次に小高いところに鐘楼があります。

ここから上杉景勝屋敷跡を見ると結構大きな面積を占めていたことがわかります。

次に大きな井戸があり、今でも多くの水をたたえています。
春日山城を建立する際、本丸は井戸水がわき、山頂に近い場所を条件に建てたそうです。

さらに登ると本丸と天守閣跡に到着です。
通常、天守閣跡が一番高いところにありますが、春日山城は、本丸跡が山頂にある変わった城です。
本丸跡からは、上越市の平野、直江津港が気持ち良く見渡せます。

天守閣跡からは、山々の芽吹いた新緑がまぶしいです。

本丸跡と天守閣跡からの景色は、この城で最高の景色ですので石に腰掛けて見渡してください。

次に護摩堂、諏訪堂、毘沙門堂です。


毘沙門堂は、謙信が出陣の前にこもって戦勝を祈願した所です。


次に直江屋敷へ向かいます。
ここは、直江兼続の屋敷があったところです。

次に春日山神社へ参拝し、最後に上杉謙信の立像を見ます。

謙信の立像は、ロータリーのような所の中央部の小高い所にあります。
下からの写真となるため、写真撮影は難しいところです。
ここで春日山城の訪問は完了です。

山を下って、春日山荘のバス停へ向かいます。
春日山荘の向かいに上越市埋蔵文化センターがあります。
ここは、無料で上杉謙信の歴史を詳しく紹介しています。

見学を終えて玄関に出ると武将隊の上杉謙信役の方が、春日山城訪問に御礼を言っています。直接話せたので活動状況を聞きました。
話し方は、上杉謙信そっくりにしているため、ちょっと偉そうな話し方です。
最近、各地の城では、武将隊を設置する所が増え、武将隊同志の交流や、戦国武将隊の競技会などが増え、出張活動も増えたそうです。
謙信役は、普段この上越市埋蔵文化センターと春日山城周辺で活動していているとのこと。
なかなか立派な鎧姿を着ることができ、上杉謙信役を担当できるので幸せそうです。

春日山駅に戻り、直江津駅から新潟へ向かいます。

春日山城訪問には、春日山駅から3時間ほど見ておけば良いでしょう。
梅雨の前の5月がベストシーズンです。ビッグスケールの山城ですので是非おでかけください。

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