
今回は、鴻池新田会所を紹介します。
大阪から環状線で京橋へ行き、学研都市線乗り換え、鴻池新田で下車。
駅の南側から東へ8分ほどで鴻池新田会所に到着です。
鴻池新田会所の入口は南側のみのため、鴻池新田会所を回って南側から入ります。
鴻池新田は、江戸時代1704年の大和川改修で生まれた池に、財閥鴻池が稲作の田を開墾したものです。
鴻池新田会所は、鴻池新田の管理事務所として、1707年に完成し、当時の建築物(本屋、屋敷蔵、文書蔵、米蔵、道具蔵)や濠が再現されています。
建物は、日本の重要文化財に指定され、1997年より、郷土資料として一般公開されています。
鴻池新田会所の北側は江戸時代に船着き場があり、現在もJR線路側に堀の跡が残っています。
入場料¥300で入場します。
表長屋門をくぐると広大な敷地に本屋が建っています。
土間があり、食事の準備スペースが広く確保され、右手から建物に上がります。
座敷など多数の和室があり、奥には日本庭園があります。
次に米蔵に向かいます。
ここには、新田開発の歴史、米俵の保管場所が展示されています。
次に、道具蔵に行きます。
ここには、江戸時代の稲作の道具が展示されています。
次に、北側の船着場跡へ向かいます。
当時使用されていた井路川舟が展示されています。
細長い木製の舟で、米俵が輸送されていました。
裏長屋門から北側に船着場があります。
裏長屋門から戻り、東側から本屋の日本庭園へ行きます。
多種類の樹木が植わっています。
京都日本庭園ほどには美しくないですが、庭園を歩いて見ることができます。
この会所は、従業員が効率よく働くため、間取りを考えたもので合理的な建物です。
鴻池新田会所で、鴻池財閥が発展した新田開発の歴史を見学してください。
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