『Tommy』公式ブログでアシッド・クイーン、ソムン・タクさんの歌声が話題になっていました。
治療?のためにトミーは彼女のところに連れて行かれるのですが、映画版では青年トミー、BW版では少年時代のエピソードになっています。最初ピート・タウンゼントはこの"The Acid Queen"を自分の声のために書いたのだそうですが、この曲を書いたことで、自分が攻撃的・自己破壊的でない女声のための曲も将来書けるようになる気がしたと語っています。張りのある中川晃教さんの声の向こうを張って、かなりパワフルな女声のようで、この作品がロック「オペラ」であることをまざまざと感じさせてくれる場面になりそうですね。
BW版でこの役The Gypsyを演じたのはCheryl Freeman。彼女はこのキャラクターを、麻薬を買うための資金稼ぎが目的の娼婦だけれど、トミーが子どもだということは分っていて、どんな女性にも備わっている、育てる性を感じさせるところが人間的、と解釈したそうです。日本版のソムン・タクさんはクールな美貌の持ち主ですね、どんなアシッド・クイーンになるのでしょう。お土産に食事になるものを持ってきておられる辺り「母性」も感じますが・・・
ドラッグに溺れる実際の彼女を目の当たりにした父親はトミーを連れて帰ります。BW版少年トミー最後のエピソードで、次は1958年、いよいよピンボール!の場面です。
追記: 昨日でこのブログも2周年を迎えました。愛想のないページなのにお付き合いいただいて、本当に有難うございます 突然ファンモード爆発で申し訳ありませんが、青山航士さんのダンスのカッコよさは保証いたします。原曲ファンの方も是非おたのしみに~
治療?のためにトミーは彼女のところに連れて行かれるのですが、映画版では青年トミー、BW版では少年時代のエピソードになっています。最初ピート・タウンゼントはこの"The Acid Queen"を自分の声のために書いたのだそうですが、この曲を書いたことで、自分が攻撃的・自己破壊的でない女声のための曲も将来書けるようになる気がしたと語っています。張りのある中川晃教さんの声の向こうを張って、かなりパワフルな女声のようで、この作品がロック「オペラ」であることをまざまざと感じさせてくれる場面になりそうですね。
BW版でこの役The Gypsyを演じたのはCheryl Freeman。彼女はこのキャラクターを、麻薬を買うための資金稼ぎが目的の娼婦だけれど、トミーが子どもだということは分っていて、どんな女性にも備わっている、育てる性を感じさせるところが人間的、と解釈したそうです。日本版のソムン・タクさんはクールな美貌の持ち主ですね、どんなアシッド・クイーンになるのでしょう。お土産に食事になるものを持ってきておられる辺り「母性」も感じますが・・・
ドラッグに溺れる実際の彼女を目の当たりにした父親はトミーを連れて帰ります。BW版少年トミー最後のエピソードで、次は1958年、いよいよピンボール!の場面です。
追記: 昨日でこのブログも2周年を迎えました。愛想のないページなのにお付き合いいただいて、本当に有難うございます 突然ファンモード爆発で申し訳ありませんが、青山航士さんのダンスのカッコよさは保証いたします。原曲ファンの方も是非おたのしみに~
そんなにたくさん見たわけではありませんが、ナチョ・デュアトの作品はどれも好きです。日本にいるとダンスの現代ものを見る機会がどうしても限られてしまいますが、いいダンサーによる現代ものに触れたとき得られるカタルシスは何物にも代えがたいと思います。
ま、浄化してもらってそのくらい?、と言われるかもしれませんが、自分の中の嫌な感情や、せせこましい了見を一掃してくれるような、澄んだ感じのするダンスに巡り会えた時は忘れられないですね。
青山航士さんの『森羅』に出逢ったときがちょうどそうでした。純粋、という言葉から甘さを拭い去ったような、研ぎ澄まされたダンスでしたね。その時の感情のまま、変わることなくいつも冴え冴えとした青山さんのダンスを追っているうちに4年余りが過ぎました。
自分自身は何かと澱んだり、にごったりする人間なので、これからも浄化してもらいながら、青山さんの出演される作品に注目していきたいと思います。
アメリカ滞在中で残念ながら『TOMMY』をご覧になれないへーまさんにも、劇場での青山さんの御活躍の様子が少しでも届くように、私も「詳細レポ」、オタク度&マニア度全開で臨みたいと思います。あっ、でもその前にOZの「詳細レポ」アップグレードバージョンがまだでした・・・。何やってるんでしょ、私ったら!『グランドホテル』の「詳細レポ」も2月中には完結できると思いますので、続きをまた投稿させていただきますね。
以前へーまさんの記事「月の光に」(2005年4月13日)で話題になった「レマンゾ」という作品ありましたよね。こちらの振付はナチョ・ドゥアトでしたよね。彼の作品はずっと観てみたかったのですが、このあいだ「バッハへのオマージュ」という作品を観てきました。かなり感動しましたよ~。こういうコンテンポラリー作品はいいなと思いました。感想は後日自分のブログでアップしますね。
ところで、「アシッド・クイーン」ですが、勉強不足の私は、まだ映画版のティナ・ターナーのものしか観たことがありません。へーまさんの記事によれば、当時彼女は36歳なんですよね~。何度観てもスンゴイ迫力・・・。あんなスゴイ脚線美の現役バリバリの36歳なんて、その昔ROCK☆少女だった私としたら、ちょっと憧れちゃうところがあるけれど、万が一真似できるとしたらヘアスタイルぐらいだわ(笑)。あっ、ヘアスタイルだけでも真似したらヒンシュクですわね~。映画版DVDについている説明書のTrivia for TOMMYというページには、「“麻薬の女王”の役は当初デビッド・ボウイが予定されていた」とありますけれど、確かに納得。もしかしたらティナより適役かも?でもそんなボウイがティナの代わりに、映画版でホントにアシッド・クイーンの役やってしまっていたら・・・?スンゴイことになっていそうで、ちょっと観てみたかった気もするけど、やっぱりティナでよかったかなという気もしますねぇ~。Triviaな雑談、失礼いたしました~。