platea/プラテア

『ゲキxシネ五右衛門ロック』『The Musical AIDA』など、ミュージカルの話題作に出演の青山航士さんについて。

青山航士さん次回出演作は『「RUDOLF」 The Last Kiss』

2007-12-28 | RUDOLF The Last Kiss
 『All Shook Up』大阪公演に浮かれているうちに、青山航士さん所属事務所のエフ・スピリットさま公式サイトに次回出演作の告知がありました
 私も今気付いたばかりなので、取り急ぎのお知らせまで~~。また後で落ち着いて書きます

 追記:落ち着いて・・・なんて無理でした。『「RUDOLF」The Last Kiss』の原案・音楽は和央ようかさんコンサートの際に魅力溢れる曲を提供されたあのフランク・ワイルドホーン氏、そして演出は宮本亜門さんとくれば、いま何をどう書けばいいのか分るわけありません(しっ、しかも青山さんは大阪で公演中・・・)ブロードウェイに進出された日本人演出家である亜門さんが、ブロードウェイきっての名作曲家が創りあげたハンガリー発のミュージカルを・・・。なんだか迷宮に誘われているみたいでワクワクします~~。

All Shook Up 大阪公演初日/鏡の国の湖月わたるさん

2007-12-28 | ALL SHOOK UP
 終演後、会場のシアターBRAVA裏の車寄せに整然と並んだたくさんの人たち・・・聞けば湖月さんのファンの方々なのだそう。本拠地・宝塚のテリトリー内だけあって、皆さん常連さんのようでした。すごい人気なんですね~。
 歌舞伎の女形は実際に存在する女性ではなく、男性の頭の中にある「こんな女性がいたらいいな」という夢を演じているといいます。それでいうと湖月さんは女性の頭の中の「こんな男性がいたらいいな」を演じておられた男役ということになりますが、客席を想いのままに沸かせる今回のミス・サンドラ役を見ていると、相手役の「女性」というものも細やかに観察しておられたんだな、と思いました。三面鏡を覗いているように、ご自身のあらゆる角度を知り尽くしているというか、とても明晰な印象を受ける演技です。
 一人の女性である自分自身から視線を外に出して男役を演じ、さらにその男役の視線で、同性の厳しい視線を満足させる女性像を見つめている・・・そんな何層もの視界を感じる女優さんで(ファンの方には「違います」と言われるかもしれませんが)容姿の艶やかさもさることながら、魅力的ですね。
 さて宝塚ファンの方の熱気も一層高まって、ノリノリで幕を下ろした大阪公演初日。青山航士さんがブログで「ずっと歌って踊っていたい」と思った事が何度もあると語っておられたけれど、見る側も出来ることなら時間をエンドレスでリピートして、ずっと見ていたくなる作品です。大阪公演初日、お疲れさまでした