『All Shook Up』のレビューを読んでいると、「プレスリーの名曲をゴスペル調にアレンジして・・・」というフレーズがよく目に入ってきます。で、ゴスペルって何?と改めて考えてみると、結構分らないので、少し探してみました。
プレスリーの残したアルバム"How Great Thou Art「偉大なるかな神」"(67)はゴスペル・セレクションなんですが、曲名を見ると"Stand By Me"の文字が・・・。でも、これはおなじみのBen E. Kingのものではなく、「最初のゴスペル・ソングライター」と呼ばれているC.A.ティンドリー牧師の1905年の曲なのだそうです。リンク先のアマゾンで試聴も出来ますので是非お聞きください。
アフリカから奴隷として無理やりに連れてこられた黒人達が、辛い労働の合間や、仲間の葬儀やミサの際に歌ったスピリチュアルと呼ばれる黒人霊歌がルーツなのだそうです。白人は黒人達が集団として行動することを警戒していたので、密かに「社会的には見えない教会」であったハッシュ・ハーバーに集まり、自分たちのやり方で神に祈り、「スピリチュアル」を歌い踊ったといいます。そしてその黒人にとっての教会音楽を世俗の音楽・ブルースと融合させたものが現在「ゴスペル」と呼ばれているようなんですが・・・まだまだわからないことが多いです
プレスリーが少年時代に黒人教会でゴスペルに心酔していたことは以前にも触れましたが、自分の音楽的ルーツをピシッと抑えてアルバムとして残しているエルヴィスというのは、日本で普通にイメージされる「エルヴィス・プレスリー」とは少し違うような気がします(・・・私が知らなかっただけかな?)。皆さんはどう思われますか。
理屈ではなく、人種の壁を越えていったプレスリー、そしてプレスリーの曲でミュージカルを創る、という時に、ゴスペルを持ってくるブロードウェイ。世界中を魅了するだけあって、やはりどちらもアメリカの生んだ素晴らしい文化ですよね。
プレスリーの残したアルバム"How Great Thou Art「偉大なるかな神」"(67)はゴスペル・セレクションなんですが、曲名を見ると"Stand By Me"の文字が・・・。でも、これはおなじみのBen E. Kingのものではなく、「最初のゴスペル・ソングライター」と呼ばれているC.A.ティンドリー牧師の1905年の曲なのだそうです。リンク先のアマゾンで試聴も出来ますので是非お聞きください。
アフリカから奴隷として無理やりに連れてこられた黒人達が、辛い労働の合間や、仲間の葬儀やミサの際に歌ったスピリチュアルと呼ばれる黒人霊歌がルーツなのだそうです。白人は黒人達が集団として行動することを警戒していたので、密かに「社会的には見えない教会」であったハッシュ・ハーバーに集まり、自分たちのやり方で神に祈り、「スピリチュアル」を歌い踊ったといいます。そしてその黒人にとっての教会音楽を世俗の音楽・ブルースと融合させたものが現在「ゴスペル」と呼ばれているようなんですが・・・まだまだわからないことが多いです
プレスリーが少年時代に黒人教会でゴスペルに心酔していたことは以前にも触れましたが、自分の音楽的ルーツをピシッと抑えてアルバムとして残しているエルヴィスというのは、日本で普通にイメージされる「エルヴィス・プレスリー」とは少し違うような気がします(・・・私が知らなかっただけかな?)。皆さんはどう思われますか。
理屈ではなく、人種の壁を越えていったプレスリー、そしてプレスリーの曲でミュージカルを創る、という時に、ゴスペルを持ってくるブロードウェイ。世界中を魅了するだけあって、やはりどちらもアメリカの生んだ素晴らしい文化ですよね。