PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

メゾンマルジェラ レプリカオードトワレ レイジーサンデーモーニング

2023-01-22 18:18:00 | お護り
今、マルジェラ刺繍🪡状態なので、なにかマルジェラものが欲しくて、マルジェラの香水買ってみました(シンクロニシティ🏙 synchronicity🌃)一昨日あたりからその香りを纏って意味を見出してる
 
レプリカ レイジーサンデーモーニングという名前スモールフェイセスの楽曲名lazy Sunday afternoonと、ベルベットアンダーグラウンドの楽曲名Sunday morning🍌をブレンドしたような。。。(そこにも惹かれて買いました🐚)香りはほんのりと密やかなフラワームスク系💠
 


 
 


 
香りが誘うもの😴
 
(いつも語ってる)プルーストマドレーヌの香りのような…
 
🧠に宿る(がる)記憶
 
記憶のレプリカ
 

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ジョゼと蒼い円🔵

2020-12-13 23:36:00 | 心象風景

今日のマインドマップ🗺

 

Eveくん🍎👑の蒼い石💎、注文(予約)  キラキラ🔹🔷のステンドグラスのような綺麗なモザイク🔵に、魔術師の帽子?🎩のキーホルダー付き🔑

 

命名🐏された、名前は〝蒼の蓄光キーホルダー"🔑💫(Eve君とこ🔳💓👀の告知で観た👁‍🗨、〝それ”が美しくキラキラ揺れる様に一目惚れ💎‧˚₊*̥(   ⁰̷̴͈o⁰̷̴͈   )‧˚₊*̥(視覚👁のイリュージョン✨)思わず迷わずポチる👆

 



 

幻想をひとつ注文😴💎

 

 

人生は蒼いワルツWaltz)のよう🎼

 

P.S.データはAmazonのだけど、楽天ブックスのジョゼ盤💿特典クリアしおり付き(特典、キーホルダー&しおり。。。わくわく💓)のにした😅📘 好き故に…📚 それをしおりにしてこれからもたくさん読む🕵️‍♀️ ジョゼと虎と魚たちのヒロイン、ジョゼも本の中に生きる事の冒険見出しているキャラクター…(実写映画版ではそうだったけど…、アニメ映画版のジョゼはどんな感じかな…🐅💭 公開が楽しみ♡📽🗓)

 


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ナノuniverse❄️🌐⭕️🐈

2019-08-24 00:28:48 | おしゃれ&美容



スカートはナノユニバース(ナノちゃんユニバース❄️💫〈universe🌐🐈〉 と、ブランド名に自分の⭕️との繋がりを見出している。。。)のサーキュラースカート恋するキ・モ・チ・ハ・ヨ・ク・バ・リ・サーキューレーション🎵 シーバ 喰わせろーーー☜ナノちゃんの欲望原則を受け継いでるの図😅🌐


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1988年…/ソウル・ソウル

2018-03-08 13:13:49 | 事象への想い

韓国をはじめて強く認識し、惹かれたのは、ソウルオリンピックの頃。1988年 私は、16歳。

その頃、ソウルを紹介するテレビ番組を目にして(ソウル・ソウルという番組名 イ・ヘスクさんという女優さんが、司会をやってました 穏やかな笑顔の美人♡ ソウルの有名料理店で活け造りのイカ🐙のお刺身を食べながら、吸盤が口の中でくっついちゃいます・笑 って美しい笑顔、美しい韓国語でレポートしてたのを憶い出す…💭 彼女はその頃ニューヨーク恋物語という田村正和さんが出てたドラマにも出演してました ソウル・ソウルの中ではソバンチャ(消防車って意味みたい♪ 発音似てる 言語圏が近いとそういうことよくあるみたい?🌍🌏🌎)って名前の三人組のアイドルグループも知って、印象的に憶えてる💭 ぶっちゃけ、ジャニーズ系より全然好きだった。。。\(//∇//)\🙇🙏 なぜだか惹かれる似てるけど違う魅力的で不思議な未知の世界…😳💓)釘付け👀✨

 

エスニックヨーロピアンTVに惹かれたのと同時期⌛️


居場所の無かった学校と家庭

もしかしたら、今居るこの場所以外に、生きる場所があるかもしれないという希望🔭👀

テレビの中に映る、海の向こうの国々(その中のひとつひとつに人々の営みが、笑顔が、ユーモアがあることに、興奮を感じずにいられなかった…💓)に、そんな想いを見出していた。

言葉が足りなかったらまた書き足します✊✍️(何度も、繰り返し💫)


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大きなつながり、新たなつながり

2017-01-24 14:18:25 | 事象への想い



「ダ・ヴィンチの右脳と左脳を科学する」の作者レナード・シュレイン氏(サンフランシスコのベストセラー作家であり、発明家💡 外科医🏥 ☜専門分野としては腹腔鏡手術を率いてたみたい…🙌💫 この本は、71歳で脳腫瘍でその人生を閉じる前に、死期を悟り、遺作として、自分の今までの人生で学んだことの集約を書き記したみたい アイスランド出身歌姫ビョークシュガーキューブス時代から大好き♪〉も彼のファンだって☜これは後から知ったこと💦 全てが後から“わかった”こと・・・ 💫   時々自分が怖くなるけど、、〈☜自分の好きなこと、信じるもの、の“繋がり”を直感で見つけることが出来ること💦〉もう慣れた  ココロのサーチライトで照らしたら、彼に出逢った…🐣🍳 訳したのは、会津若松生まれで東北大学薬学部出身の日向やよいさん…) と考え方が一致して繋がりを見出して、只今、歓喜の震え、魂の震えが来ています・・・✨💎


本の内容、あまりにもアップしすぎだけど🙇🏻💦、私の拙い共鳴文が少しでも役立って、この本に興味を持ってくださる人が現れて、それが、新たな繋がりとなりますように・・・🙏💫💖

 

ダ・ヴィンチの右脳と左脳を科学する
日向 やよい
ブックマン社

 

 


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姉妹愛

2016-12-24 15:41:11 | 心象風景

美しくて、泣いた。。。❤️

美しき小林姉妹の、美しい姉妹愛。。。 🍒❤️❤️(女性同士の絆。。。わたしのフェアリーテイル。。。


そんな簡単な言葉で表現するものじゃないけど。。🙇🏻言葉は得てして、とかくに、不自由です。。。

 

そして、言葉にできないほど、大変なことなのに、不謹慎にも、貴女たちの姿に、美を見出してしまって💎💎、ごめんなさい。。。


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マグリットの部屋 個人的な価値

2015-03-20 01:32:34 | アート

 中学生の美術部の頃マグリットのこの絵を模写しました。 鉛筆画で...(多分、まだ実家にあると思う...

 

「個人的な価値」という題名であることを改めて知った...  多分、教材に書いてあったと思うのだけど、憶えてなかった... でも、その文字を見ると当時目にした記憶が蘇る気がする不思議...  記憶のトリック??(脳内で漠然と“マグリットの部屋”とか認識してた。。 ...中学生の頃は多分、意味を考えることなく、なんとなく〈無意識的に、潜在的に〉惹かれていたのだと思います... 直感的に しみじみと惹かれる不思議な世界... ...その中に入れるような心持ちがしてワクワクしたことを想い出した...  またも“住みたい”的な。。。?? ...そこにユートピアを見出していた??

 

画像と、題名についての知識、こちらのページからお借りいたしました

 


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締めはフリージャズ...

2014-09-09 15:58:27 | 音楽

日曜日のメインステージ、屋外での東京ジャズの大トリは、Don't Panic! We're from Poland、ポーランドからのミュージシャンと、坂田明さん、内橋和久さん(渋さ知らズ)、ナスノミツルさん(不失者)、高良久美子さん(彼女のビブラフォンのプレイetc. ワクワクした... 奥歯に響くノイズの中のオアシス的なかんじだった。。。 調べてみたらミュージカル音楽の活動もしてらっしゃるみたい)のコラボレーション...

 

ダンナさんが二時間ほどのライブの後(20:45~22:30...??)、超絶機嫌悪くなっちゃった!!!コレジャナイロボで駄々をこねるコドモのようだった。。。) なんか期待してたものと違ったみたいです...

 

私が「いやー、好みじゃなかったとしても、有意義な時間だったよ~ 勉強になったー」と言っても聞く耳持たず 「音楽に勉強なんてもう求めてない!!! 俺は音楽でいい気分になりたくて来たんだ!!!」 ストレス過多のダンナさんにはキツすぎる時間だったらしい。。。

私も、灰野敬二氏のギターの轟音に負けじと?ステレオの前に陣取り何かの修行のように微動だにせず精神力を用いて耐えていた記憶を想い出したけど~(それも今となってはいい想い出なんだけど。。。)

精神状態が良くない時期に阿部薫氏の彗星パルティータを聴いて、時計仕掛けのオレンジのアレックスのごとく窓から飛び降りたくなった時のことも想い出したけど~

「で、でも、ストレス状態にある時に、新たなストレスが加わると、脳がリラックス状態に安定することもあるって言うよね??」とか言ったら「そんなもん知らんわ!!! 俺の時間をかえせ~~」駄々コネ再び。。。(ダンナさんいわく、学生時代にこういったものを散々充分聴いたからもういい とのことですが、 ジャズの歴史を訥々と語りながらフリージャズは時代の賜物だから今やることに全く意味を感じない、と。。。)

 

それじゃあ、60年代のフリージャズのライブに来た客みたいに、怒っちゃえば良かったのに~ ミュージシャンと客は同等の立場なんだから... そうすればスッキリしたよ? あの頃よくミュージシャンと客、喧嘩してたよね?? と言ったら、大人だからそんなことはしない、(& ポーランドからわざわざ来てくれたミュージシャンへの礼儀を保ちたい、) ただ二度と聴かん、と。。。

 

このコラボレーションのキュレーターでもあった内橋和久氏が「今日はぼくの好きなように(or 好き勝手に?)演らせていただきます。」と言った時から嫌な予感はしてたそうで、でも2時間席を立てなかったのは、次はきっと俺の求めてる音が来るはず、次こそは、と思うあいだに(期待を捨てられずにいるあいだに)終わってしまったとのことです ダンナさん、「これはオ◯ニーだ! オ◯ニーなんか見せられたくない!」と、シャウト。。。

 

多大なストレス状態にあり、(しかも次の日に月曜日が控えている... いわゆるサザエさん症候群...??)音楽に心地良さを求めてたダンナさんにはそうとうストレスフルなステージだったらしいです...

 

私も、サックスの音って奥歯に響くし、ドSだよな。。。とか思いつつも、 ヴァイオリンの音は清廉で癒しだなー クラリネットも好き ヴィブラフォンの高良久美子さんが後ろでちょこまか色々やってるのが(赤ちゃんのガラガラ、とか、鈴落とし、とか、ブー!とか)楽しー! 坂田さん平家物語(祇園精舎の鐘の音~~♪ 諸行無常の響きあり~)を広沢虎造的な浪曲風に唄ってるよ!!! うん、坂田さんのステージ、人生で観とくことができて良かったな~ 観るのが何よりだよ。 わー、ノイズ的なアプローチのギター&ベース、色々デジャヴだよ~~。 espレーベルとか昔買い漁ったな~ ドラムとサックスが激しくお話ししてる... 音楽って対話だよなー etc.etc.ステージに物語性を見出してたけど(ダンナさんにキミは働いてなくてストレスなくて文化に集中できるからそんなことがいえるんだよ!と私も噛み付かれた。。。 ストレスないわけじゃないも~ん!!)、ダンナさんがご機嫌損ねてしまったのでしゅんとなっちゃいましたー 再三、「私は行けて良かったよ~ ぱぱちゃん一緒に行ってくれてありがとう」と言っても救われなかったみたい...

 

こういう風に感じた客も居たということで、参考までにここに記します...

 

たしかに、ジャズの祭典の締めとしてフリージャズを選んだのもわかるけど、そしてイヤだったら私たちが席を立てば良かったのだと思うけど、(Don't Panic! We're from Polandをyoutubeで前知識としてチェックしてたダンナさんとしては、他のアプローチ、出し方もできたのではないか?、との意見だそうです Polish JAZZが昔から大好きなダンナさん...)現代、心がストレス状態におかれている人が多い東京(日本、世界)だから、もう少し心に優しい音楽を発明してあげてほしい。。。(音楽には大きな力があるのだから...

 

 

9/10 追記:サックスもこんなに優しい音が出るってことにびっくり・・・ 変幻自在なんだなー 坂田さんのライフワーク... 曲はドヴォルザークの『新世界』よりの、「家路」です・・・(やばい、じわっと来た。。。


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宇宙...

2014-08-27 18:47:31 | 心象風景

お友達が創った作品に宇宙を見出している....


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チェット・ベイカーの希望と奇跡

2007-09-26 16:20:42 | 音楽
昨日は途中まで順調に仕事をしていたのですが(今日書いた前の記事参照のこと...)、たびたび入るこのブログのスパムコメントに辟易して夕方頃にはすっかりヘコみきってしまいました...(10個ほど消しました。。)

ニュースでネット絡みの悲しい事件も耳にして、また思い出したのは項羽と孫びんのはなし(←あつくるしい~~)。私はどんな状況になっても負けない!!と拳をかかげ武蔵野の空に叫ぼう・・・と思ったけど、こういう場合もやっぱり気分転換が大切なのだと思う。
抱え込んで耐えられるものじゃないからね・・いろいろなこと。(気分転換、と、希望だと思う。ひとを救うものは)

どんな酷いことも起こりうる(岡崎京子「Pink」)
人生は辛いことの連続だ(五木寛之「大河の一滴」)

という極限のマイナス思考から始めても、結局、「だからすべて諦める」、とかではなく、そこから何か楽しいことを見つけたり、何とか希望を見出して生きる・・というのが理想です。(私にとっての。)

そこでCD棚から取り出して聴いていたのは(その時救いになるCDがこれしか思い浮かばなかった。〈一番最初にチェットを思い出した。〉)、チェット・ベイカーの「Chet Baker Sings and Plays」。

Chet Baker Sings and Plays with Bud Shank, Russ Freeman and Strings

Toshiba EMI

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あんなに荒れた人生を送っていたチェットが、これほど美しい音楽を作り(奏で)美しい声でヒトビトを魅了してくれた(魅了してくれる)・・という事実は、ほんとうに奇跡だと思う。
彼が絶望の中で希望を見失わなかった証拠かな・・?と。
3年間のブランクの後の劇的な復活のことを見ても。(周囲の「ほっとけない!」という助けも勿論ありますが・・・。)
同じくトランペット奏者であったチャーリー・パーカーが35歳の男盛りで亡くなったのに比べてみても(今の私と同じ歳じゃん!?)チェットは案外長生きしたのだ。(また亡くなり方も劇的過ぎだったけど...)59歳、もうすぐで還暦を迎えることができたくらい...。大往生って言えるくらいじゃないのかな・・・??

なんかまた熱くなってきてしまったケドも。。(しかも開拓中のジャンルなものでたどたどしくてスミマセン...最近読んだものの影響〈リスペクト〉もありそうだし...出どころがもしリンク先or最近お話した方とかだったらごめんなさい・・m(__)m)

〈世の中なんてくだらない〉って思ったこの日の黄昏時、チェットの声にすごく救われ、癒されました。

以前書いた時よりは聴きこんできたんだけど、Let's Get Lostという曲は負の気持ちを振り払うのにはピッタリな曲。「捨てっちまえ!」「忘れっちまえ!」って感じで(^_^;)
そして、5曲目の“Just Friends”という曲もツボなのでした・・・。(チェットのトランペットが途中で最高潮に盛りあがるところなんてたまらず漏らしそうになるよ・笑)

・・・というわけで、YouTubeでのChet Baker映像を探してみました

Let's Get Lost・・・Chet Baker
↑若かりし頃のジェームス・ディーンのような美青年姿から、トランぺッターにとっての命である歯を失って、その後“入れ歯奏法”(笑←でも立派!!泣)を編み出し劇的な復活を遂げた後の姿まで魅られる!!

Just Friends Getz Stan/Baker Chet 1984
↑1984年、盟友スタン・ゲッツとの“Just Friends”!!この4年後、1988年に、チェットは滞在中のホテルの窓から謎の転落死を遂げます・・。ボロボロになりながらも吹き続けた、歌い続けた一人の芸術家の姿に、感銘、感服、リスペクト!!!私も頑張る!!!(ガッツポーズ!!!)

(↑興奮し過ぎ。。ジャズ記事、もう少しまともに書けるようになりたいです・・・


P.S.トップ画像は、チェットと2番目の奥サン(3番目だったかな??)(←ってこの前美容室PRAHAで、待ち時間に読んだジャズ本にそんな風に書いてありました・笑 )とのグッとくるフォト・・・PRAHAでこの前初めて見てこのフォトに一目惚れしたのでペタリ

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秘密の花園 〈THE SECRET GARDEN〉ー人間と自然を信じるすべての人に捧げますー

2006-06-28 07:34:38 | 映画
コマドリが案内してくれた花園。
子供たちは、子供たちだけで花園に咲く植物、木々の世話をして、死んでしまっていたかのようだった花園は少しずつ息吹を取り戻し、それとともにそれぞれ孤独を抱えていた子供たちは明るい笑顔を取り戻していく。
自然の持つ魔法が子供たちの祈りと共に空間を超え、最愛の妻を失って息子をかえりみず放浪の旅を続ける悲しい父親の元に響く・・・。


私は、23歳で、それまでの疾走してきた無茶をやってきた人生にストップがかかり、自己崩壊。(←ちと大げさですが・・まさにそんな感じでした・・・。)
家に籠った最初の目的だったはずの小説を書くことも諦め、24歳の時に実家でしていたことは、膨大な量のパンを焼くこと。
そして、毎日毎日、来る日も来る日もパーフェクTVの映画チャンネルで、映画を見続けました。
(映画の中に生きることの起伏とトキメキを見出していました。)
復活の兆しは見えてこず、外の光も見えてこない・・・。
そんな真空状態で観た映画がこの映画です。


「秘密の花園」'93 アニエスカ・ホランド監督


監督のアニエスカ・ホランドは、ポーランドに生まれた女性監督。祖国ポーランドでユダヤ人の若者がナチ党員になりすまし、ヒットラーに忠誠を誓うという複雑なテーマを描いた社会派映画「ぼくを愛したふたつの国/ヨーロッパ・ヨーロッパ('90)を撮り、映画界で物議を呼びました。
彼女は「太陽と月に背いて」('96)では、当時のアイドル的俳優レオナルド・ディカプリオ、イギリスの演技派俳優デヴィッド・シューリス共演で、ランボーとヴェルレーヌ、詩人同士の愛憎の物語を描きました。

そんな社会に対してシニカルな視点を持った一筋縄ではいかない女性監督アニエスカ・ホランドが、フランシス・フォード・コッポラに呼ばれてハリウッドで撮った作品が「秘密の花園」です。総指揮に当たったコッポラは「人間の豊かな愛を信じるすべての人にこの映画は贈られる」と語ったそうです。

「秘密の花園」に出演した子役たちは大人が子役に期待する“子供らしい可愛らしさ”というステレオタイプなイメージを打ち壊してしまうような、しごくナチュラルでリアリティ溢れる“実に子供らしい実に可愛らしくない”子供たちが選ばれたようです(^_^;)

このことが、子供たちが内面に抱える孤独を伝えるのに成功していて、淡々と演技を続ける中、時々見せる笑顔が本当に極上の笑顔で、心に響いてくるのです・・・。

インドで両親を失って、母の兄が住む、イギリス・ヨークシャーに住む母の兄のお屋敷に引き取られることになった主人公メアリー。彼女は、ヨークシャーに来て、初めて仲良くなった相手であるコマドリを追っていくうちに、閉鎖された門を見つける。

案内役のコマドリ。イギリスの国鳥で、「マザーグース」にも登場しますね・・・!

ある日錆び付いた鍵をお屋敷の中で見付け、メアリーは門を開く・・・。
門を開くと荒れ果てた花園が・・・。
母を失い、父は妻を失った心の傷から旅を繰り返し彼に触れようともしない、孤独の中、病気によって死んでしまうことを恐れるメアリーの従兄弟コリン。メアリーの心を素朴な思いやりと“ある程度ほおっておく”お世話によって少し開かせることのできたお手伝いマーサ(←可愛い!大好き☆)の弟で、馬を乗りこなし、メアリーの前で芋虫を鳥のマネして食べたりする野生児のディゴン。

あまりにも可愛いすぎるのでマーサを載せさせてください♪メアリーとマーサです。

花園に集まった子供たちは花園の世話をすることで心を通わせていく。
物語の中では、子供らしい(人間らしい)相手へのヤキモチなんてエピソードもあって、可愛くないはずだった(何度もゴメンナサイ・汗 作品での設定もそうなのデス・・・。愛情を与えられず、ひねてやさぐれてしまった子供たち・・・。)子供たちが本当に可愛らしく愛おしく見えてくる・・・。
花園が癒えるように人間の心も癒されていきます・・・。

冒頭の、主人公メアリーが両親を地震で失った場所インドでの見ているこちらも汗ばんでしまうようなシーンも、引き取られた先のヨークシャーでの大地の向こうからヒースの叫びが聞こえてくるような寒々しいシーンも、すごく上手な描写だと思います。(それは、バーネットによる原作を忠実に再現しているようです。)そのシーンとのコントラストで、植物がめきめきと育っていく感動的なシーン(早送りで見る植物の成長ってほんと感動&興奮しますよね・・・!子供の頃、理科の番組とかでよく見ませんでしたか~?)と、子供たちの力で生き返った〈鳥が歌い、色とりどりの花が咲き、愛情と笑顔で溢れた花園〉のシーンが際立ってくるのです。

「秘密の花園」の原作者は、私がエイミー・マンの記事で名前を挙げた女性作家、フランシス・ホジスン・バーネットです。彼女の世の中、子供たちを見つめる視点はおしなべてビター(厳しめ)なのですが、それだからこそ絶望の中にあっても希望を忘れないで欲しいという彼女のメッセージが力強く伝わってきます。

私が「秘密の花園」を初めて見た時から、10年の時が経ちました。
傷付き、挫折した心は、時間と心優しい人たち(動物たちも・・)、あらゆる森羅万象に癒され、(あと、音楽を始めとする文化もそうかな・・?)ここに、なんとか元気に生きてます・・・
そして、今、自然が持つ、治癒力と、はかりしれない大きな力を信じたい気持ちです・・・


この記事を書くきっかけ&ヒントを下さったguitarbirdさま、guitarbirdさまと共に自然を愛するみなさま、本当にありがとうございました


秘密の花園ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る


P.S.画像がちとばかり大きすぎるので、後で直します~!汗 
コメント (11)
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