フィリップ・K・ディック、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」なぜか、カヴァーだけ…
たぶん、電車の中で読むのに、カヴァーを外したのね
アンソニー・ヴァージェスの「時計じかけのオレンジ」も、安部公房の「砂漠の思想」も ルイス・キャロルの「不思議の国の論理学」も電車の中の相棒だった
河鹿蛙の声と共に、朝5時頃に目が覚め、しばしウトウト二度寝でまどろんだ後、最近買ったホットサンドメーカーを使って、ハムとチーズのホットサンドを作って朝食を食べました
ダンナさんは、一人で、ボルダリング修行に行ったので、私は、最初はテントの中(包まれ感があって、安心。。。 ダンナさんに、「バブちゃんは基本的には“胎児”だよね」って言われた 胎児の夢。。。)で、その後、テントの外に出て、アウトドアチェアに座って、読書をしてました
風が吹くたび、小さな花びらがハラハラ舞って、目の前を何度も蝶がヒラヒラと舞いながら通り過ぎました(自然の中に融けてくみたい...)
読んでたのは15年ほど前に買った、グールドの本 再び読んで しみじみ共感する(私は未だに不完全で 中途半端なままだけど... 徹底して、ひたすら純粋に“愛すること”と向き合えてるわけではない... 周りの人に苦労をかける一方で)
新鮮な気持ちで読めたので、15年前は、読んでいるようで、ちゃんと読めてなかった(22歳の頃読んだ安部公房の「砂漠の思想」と同じく..)のかもしれない...(でも、ただただ“心で、魂で好きだった”...)
正午ごろになって(そろそろ寂しくなった頃。。。)ダンナさんが岩登りから帰ってきました(離れてると相手のありがたみを実感します。。。)
ダンナさんの姿が見えた途端うれしょん状態の私。。。
ダンナさんは、川沿いの、“瞳岩”を登ってきたそうです(以前も瞳岩のことブログに書いた憶えがあるけど...)
お昼にカルボナーラを作った(水が冷たいのでパスタ茹だるのが遅い...)後、今度はダンナさんに着いて行って、森の方にある“哲学岩”に赴き、ダンナさんが岩登りしている側で再びグールドの本を読んでました
我々はいかに「石」にかじりついてきたか・・・ 道を極めれば仙人 すべてのひとに石がひつよう...
自己愛と献身―愛するという意味 (講談社現代新書) | |
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講談社 |
22歳の頃この本を読んでた
作者のハビエル・ガラルダさんは上智大学の教授でもあったのだけど、
上智大学(哲学科)に通ってた“N氏”は、ガラルダ氏の授業で、何かを発表した時「モット オオキナコエデ~」と言われて、バーローバーロー的なことを思ったとかいう話をしてたのを想い出した。。。
本に書いてある内容といい(もはや雰囲気しか憶えてないけど...)、厳格な感じの人だったのかな...??←ガラルダ氏
追記:本のデータやカスタマーレビュー読んでて、また読んでみたくなった。。。(まだ実家の本棚に置いてあるかな...??) とにかく未熟なまま動いていた20代と違って、今読んでみると、目から鱗になったりすることがあるので...(安部公房の「砂漠の思想」や、丸善の文化本たちもそうだったけど...)
死に急ぐ鯨たち (新潮文庫) | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
生き急ぐ・・・といえば、安部公房氏のこの本「死に急ぐ鯨たち」も、(「砂漠の思想」と同じく..)昔(20~22歳頃?)の私の愛読書...(かなり好きだった... 多分ロフトの本棚にあるはずだからもう一度開いてみよう...)
Blade Runner Trailer - Classic Noir
ブレードランナー、モノクロの予告編・・・
ブレードランナー 最終版 [DVD] | |
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ワーナー・ホーム・ビデオ |
原作は、フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 (Do androids dream of electric sheep?)
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) | |
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早川書房 |
私が読んだのはこの表紙の...(ハヤカワ版 レイ・ブラッドベリもハヤカワ) たしか砂漠の思想と同じ頃(22歳頃)読んだ(デモ、内容、あんまし憶えてない。。。)
この本も魂の一冊・・・・
大好きな本でした 安部公房の砂漠の思想と共にこの家に持ってきたかも...(後でロフトの本棚観てみよう)
表紙に描かれているキーワードを観るのも、宝物の地図、暗号解読みたいで、意味深で楽しいです~~~(レオナルド・ダ・ヴィンチのマインドマップみたいな感じ・・・)
ナンセンス詩人の肖像 (ちくま学芸文庫) | |
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筑摩書房 |
島田雅彦氏の著作品、というと、金子國義さんの絵(私、画集持ってて、素敵と想うあまり模写したりしました...)が表紙だった短編集「アルマジロ王」(表題作、安部公房っぽくて面白かった憶え)の中の短編「ミイラになるまで」も想い出す...
島田雅彦の「ミイラになるまで」は、一人の文学青年が自殺を決意して、食料を絶ち、自らが痩せ細り即身仏のごとく肉体がミイラになっていきしだいに意識が無くなっていく様を日々書き記し(文体もそれにしたがって弱っていく様子が表現されている...)、その末死に至るまでを書き表している...(もしかして、この説明文F・カフカの「断食芸人」とのMIXになってしまってるかもしれないけど...)
当時のことは自分的にヘビィ(ヘビ=長過ぎる by.ルナール って安部公房の砂漠の思想に書いてあったが...←特に意味ナシ事項)過ぎてあまり想い出したくないのだけど...、その頃、居候から実家に戻り、母と大喧嘩したのもあり、10日ほど断食しながら小説を書いていた。。。
島田雅彦の「ミイラになるまで」、F・カフカの「断食芸人」に書かれていることを再現してなぞってみよう... とかアホなことを考えて、同じく、自分の体の変化を書き記しながら。。。(こんなことにつかわれても作家の方達は迷惑でしょうけども。。。)
・・・10日後に(飢えのあまり。。)折れて、食べた母の野菜炒めはすごく美味しかった....
でも、なんか悔しくて、(“妙なプライド”も共に折れて...) みじめで、 泣きながら それを食べた憶えがある。。。。。
(まぁ、母の物言いとかが悔しかったりした&私も意固地になったりしてた、のは確かだけど、わたしのたった一人のかけがえのない実母であり〈しかもよく“似てる”って言われたり。。〉、今は仲良しです... 家族の中でもコミュニケーションの努力はヒツヨウ そんなこんなで父と母のお顔を見に、今週末実家に帰る予定~~)
アルマジロ王 (新潮文庫) | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
↑金子國義氏による表紙のデータが付いてなかったので、、トップ画像として貼付けときました~~~
変身・断食芸人 (岩波文庫) | |
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岩波書店 |
↑F・カフカの断食芸人 F・カフカ、これだけ独創的で価値のある作品を書き遺しながら、自分が死んだら、それらをみんな処分してほしいって親友に頼んでたのが、ヘンリー・ダーガーのイメージと重なる...(こちらは画家だけど... &気付いたら優しいサヨク~の表紙絵で使われてる...私が持ってたのとは別ヴァージョン..)(そして、ミュージシャンの中にもそういうタイプのヒトって居ますよね。。。)