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『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

はやぶさ 2

2020-12-07 22:48:11 | 日常
■延長任務、100億キロの旅=31年、小型の小惑星目指す―はやぶさ2
(時事通信社 - 12月07日 07:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6333557


初代はやぶさは燃え尽きてしまって、涙涙で見送ったけれど、2代目は無事にカプセルを届けたあと、なんと延長任務!?

そのままさらに10年か・・ご苦労様です!

初代の様に、いくつもの大きなトラブルに見舞われることもなく、無事にミッションを果たしたけれど、そうはいっても、色々な問題はあったはず。

関係者各位のハラハラドキドキと、決してあきらめないというスピリットは、初代の頃と同様だったことだろう。

本当に良かったです。

職人の技術が受け継がれるように、こうして宇宙開発の技術もどんどんと次世代に受け継がれていくというのが感慨深いです。

カプセルの中身、楽しみです。

・・それにしても、こうした宇宙関係の技術って、究極のリモートワーク・・?


腕の交差

2020-12-05 23:55:51 | 気付き
先日、ピアニストをお教えした時の気付き。

先日の浜口奈々氏のレクチャーも、とてもフルートに通じるところがあり、異なった楽器のことを考えることでの、収穫は多い。

今回は、時折拙宅に訪ねてくださるピアニストにご助言していた折の気付き。

レッスンしていた時は単にピアノのためのプチ発見、ということで、二人で小躍りしたのだけれど、これは、そのまま本日フルートの構えにもプチどころか大収穫だったということに気付いたので、忘れないように、ここに。

小さい頃、ピアノを習っていて憧れたのは、腕の交差だ、という人は私だけではないと思う。

比較的早くに、この腕の交差を使う楽曲は登場して、ちょっとしたアクロバット成功!?といった楽しい気分が味わえるのだ。

音楽家講座が始まったかなり初期の頃、ピアノの受講生がこの腕を交差する動きをしたところ、甲野先生がしばらくフリーズされた。

本当にしばらく黙って動かなくなった。

一体どうされたのだろう?と案じた私や受講生の方達に向かって、先生は仰った。

「いや、そんな動きもされるのですね!」

ピアノを少しでも齧っていれば、そんな動きは当たり前じゃないか、という感想だと思う。

実際、私達もそうだった。

その後、先生は一人で何度も反芻するようにその動きをされていた。

・・その理由は・・

とても不自然な動きだから、ということでした。

まあ、確かに腕の付け根が詰まってしまうけれど、それはずっとではなく一時のことだし、と当時は考えていた。

この、多分15年前くらいの出来事を先日ありありと思い出したのでした。

腕を交差するその曲は私の知らないものでしたが、とても気になった。

ようやく、違和感を持てるようになったということか。

その詰りを解消するための腕のの動きをプチ発見ということ。

これは、先日のグリッサンドの応用というか、発想は同根。

肩関節はねじれてついている、ということだ。

迂回することが結果としてより正確で速い動きをもたらす、というのが面白い。

その時は、その発見の効果に、大喜びで、「良かったですね!」と他人ごとだったのですが、本日、ピアノのレッスンから3日も経って、ようやく「あ、私もだ・・」

と、まさに人のふり見て我が身を知るという状況に。

何度も人様には「最小の時間で最短距離をというのが、そもそも不自然さの始まり」とレクチャーしていたのに、まだまだ自分の動きは、こうした生の杜撰な動きだったなあと。

そう。先日の音楽家講座で変化した虎拉ぎを持ち運んだ後の左腕の動きのことです。

で、右は?

明日色々と試してみたいと思います。






ソックスのリペア 2回目

2020-12-01 13:51:44 | 手作り
同期の古民家リペアに影響を受けたという訳ではないのですが、ソックスのリペアを行うことにしました。

以前、ステイホームの時に、あまりにヒマなので、ベランダの手すり拭き用に置いてある古いソックスをいくつか救い上げて、刺し子糸で、チクチク縫って、自己流ではありますが、中々楽しくリペアすることができました。
今検索すると、4月20日のことだった。

それらのソックスは自宅で過す時に大活躍。足首回りも程よく伸びていてラクチンです。

あれからもう7ヶ月・・

こんなにコロナが長引くなんて、あの頃は思ってもいなかったな。

そして、繕ったブルーのソックスの踵がついにボロボロトロトロに。



流石にここまでになったらお役御免でしょう、とベランダ拭きに、と手に取ったのですが、何故かためらわれる。

それは「愛着」が湧いてしまったから。

うっかり「繕う」という手間をかけてしまった為に、ごくごく普通のソックスだったものが「私の特別なソックス」に。

ブルーの褪せた色まで、なんとなく馴染んで気に入っている。
・・これ、確かなんか、竹内まりやの歌にあったんじゃあ・・あれはデニムか。

・・・なんだか結婚と似てるかも・・

それはともかく。
色落ちの心配をしなくても良い様に、白いフエルトを丸く切って裏からあてがい、今度はボタン付けの糸でチクチクと縫い付けました。

あまりに雑で申し訳ない。

こういうのを「目(縫い目)が笑っている」と言うのを昔母から教わった。



流石に、これがだめになったら、処分するつもりです。

でもまあ、結婚の方は、何度も何度も繕いながら、そのたびに家族になっていく、という感じで!