あっという間にもう3月も終わり。
まだまだ先だと思っていた本番が近づいてきています。
4月は3回ステージに乗っかることになっていて、前期高齢者の割には忙しい・・
その内の一つ、「日本フルートフェスティバルin横浜」のお知らせです。
今回はなんともう28回目。
亡き恩師・植村泰一先生を始めとして、沢山の先達のお陰で始まり、沢山の志ある笛吹き達によって、繋がってきた笛吹き仲間の集い。
プロだけでなく、熱心なアマチュアの方々の参加もあり、フルートを通しての温かな繋がりを感じることが出来る場でもあります。
曲も、名曲揃い。
今年は、他にも本番あるし、その関係で練習も毎回出られないので、どうしようかなあ、と思っていたのですが、バーンスタインのウエストサイドをやることになっていて、その編曲者は昨年若くして急逝されてしまった笛吹き仲間Tちゃんのご主人。
劇団四季のミュージカルのお仕事等もされていて、チケットの便宜を図っていただいたことがあるのも、懐かしい思い出です。
これは、是非とも、Tちゃんと一緒に演奏して追悼しなくてはと思い参加を決めました。
本日は初合わせ。
60名ほどの笛吹きが集まって、懐かしい顔も沢山。
指揮はいつもの上野さん。
昨年ご一緒させていただいた酒井さんは、今年はバス。
酒井秀明さんは、昨日29日が退官記念コンサート。
仕事でうかがえず残念でしたが、本日は涼しい顔で、お疲れの様子もなく練習に参加されていました。
砂原さんも、昨日は京都芸大の退官記念コンサート。
今頃、どうされているかな、と思いを馳せる。
私は1stの後ろの方で、若干寂しいけれど、まあ、最終日の練習も出られないんで致し方ない。
楽しかったのは、音大生が4名近くにいて、みなとてもちゃんと吹いていて、素晴らしかった。そして可愛い。
この集まりも、そろそろ「限界集落」に近付いているのかな?と最近は思っていたので、こうして受け継ぎがなされていることがとても喜ばしい。
「来年もまた出てね!」 とお声がけ。
そういえば、音大生の頃、初めて東京でフルートフェスティバルに出た時、気さくにお声がけしてくださった菅原早苗先生のことなども思い出されました。
川崎先生の茅笛の会でも、本当にお世話になりました。
卒業して2年目くらいに参加したヨーロッパ演奏旅行の時は、異常気象でとても暑くて、ヌーシャテルの湖があまりに綺麗だったので、私はホットパンツと半袖Tシャツ(そんな恰好をしてた時もあったのね・・と遠い目)のまんまで飛び込んで泳いで、周囲からあきれられたのだけど、友達に見張らせて岩陰で洋服を脱いで飛び込んだのが早苗先生だった・・負けた・・
昔よりも色々と大変な時代になってきているけれど、音大生の皆様も、フルートと共に色々な経験をして幸せな一生を過ごして欲しい、と切に思いました。
曲もみな大曲で難しいのだけれど、一応メドも立ちました。
あと3日くらいちゃんとさらえばなんとかなりそう。
で、それだけならまあお気軽ではあったのだけれど、このフェスティバルを仕切ってくださっているKちゃんから「おりいってお話が・・」と。
「白川さん、当日は楽器は何を使いますか?」
「?」
「もしよかったらロットで吹いてくれませんか?」
「ああ、もうロット2本とヤマハの安いのしかもってないから、ロットにするつもりだけど。」
「ああ、良かった。実は・・」
何かと思ったら、コンサート当日の4月13日は、大阪万博の開催日と同じということで、パリ万博で、ルイロットや当時の様々なフルートが出品され、人気を博したということをプログラムに書いたので、楽器紹介の時にロットを吹いて欲しい、とのこと。
毎回楽器紹介コーナーがあって、ピッコロ、フルート、アルトフルート、バスフルート、コントラバスフルート、と短く曲の冒頭をソロで吹くというのは知っていたけれど、そこで初代ロットを、という提案をいただきました。
当日の台本は作ってくださるとのこと。
「私でよければ、喜んで!」と即返答。
本当にありがたいお申し出です。
お陰様で、昨年12月末の上野旧奏楽堂でのコンサートの評判が良く、嬉しい感想を改めて今回の練習時にも沢山いただいたのだけれど、こうした大きなイベントでの依頼をいただけるとは・・
曲は、ロットと同じ時代、同じ国、フランスの作曲家の作品が希望とのことで、じゃあドビュッシーのシランクスで、ということになりました。
冒頭の2小節~8小節だけですが、あの大きなキャパ1000人の会場で、一番後ろに座ったお客様にも、ご納得していただける演奏にする、というのは私にとってはやはり大きなミッションとなります。
響きのない奏楽堂で音が通ったからとはいっても、その3倍の広さの会場では果たしてどうなのか・・・
それも「初代ロット」の魅力をちゃんと伝えられる演奏で。
気負うことなく、様々なことに感謝して、真摯に取り組みたいと思います。
沢山の方に初代ロットのことを知っていただけることが嬉しい。
ということで、4月13日、お越しいただけると嬉しいです!
そして4月24日のFlute meets Minipianoにも是非!!
まだまだ先だと思っていた本番が近づいてきています。
4月は3回ステージに乗っかることになっていて、前期高齢者の割には忙しい・・
その内の一つ、「日本フルートフェスティバルin横浜」のお知らせです。
今回はなんともう28回目。
亡き恩師・植村泰一先生を始めとして、沢山の先達のお陰で始まり、沢山の志ある笛吹き達によって、繋がってきた笛吹き仲間の集い。
プロだけでなく、熱心なアマチュアの方々の参加もあり、フルートを通しての温かな繋がりを感じることが出来る場でもあります。
曲も、名曲揃い。
今年は、他にも本番あるし、その関係で練習も毎回出られないので、どうしようかなあ、と思っていたのですが、バーンスタインのウエストサイドをやることになっていて、その編曲者は昨年若くして急逝されてしまった笛吹き仲間Tちゃんのご主人。
劇団四季のミュージカルのお仕事等もされていて、チケットの便宜を図っていただいたことがあるのも、懐かしい思い出です。
これは、是非とも、Tちゃんと一緒に演奏して追悼しなくてはと思い参加を決めました。
本日は初合わせ。
60名ほどの笛吹きが集まって、懐かしい顔も沢山。
指揮はいつもの上野さん。
昨年ご一緒させていただいた酒井さんは、今年はバス。
酒井秀明さんは、昨日29日が退官記念コンサート。
仕事でうかがえず残念でしたが、本日は涼しい顔で、お疲れの様子もなく練習に参加されていました。
砂原さんも、昨日は京都芸大の退官記念コンサート。
今頃、どうされているかな、と思いを馳せる。
私は1stの後ろの方で、若干寂しいけれど、まあ、最終日の練習も出られないんで致し方ない。
楽しかったのは、音大生が4名近くにいて、みなとてもちゃんと吹いていて、素晴らしかった。そして可愛い。
この集まりも、そろそろ「限界集落」に近付いているのかな?と最近は思っていたので、こうして受け継ぎがなされていることがとても喜ばしい。
「来年もまた出てね!」 とお声がけ。
そういえば、音大生の頃、初めて東京でフルートフェスティバルに出た時、気さくにお声がけしてくださった菅原早苗先生のことなども思い出されました。
川崎先生の茅笛の会でも、本当にお世話になりました。
卒業して2年目くらいに参加したヨーロッパ演奏旅行の時は、異常気象でとても暑くて、ヌーシャテルの湖があまりに綺麗だったので、私はホットパンツと半袖Tシャツ(そんな恰好をしてた時もあったのね・・と遠い目)のまんまで飛び込んで泳いで、周囲からあきれられたのだけど、友達に見張らせて岩陰で洋服を脱いで飛び込んだのが早苗先生だった・・負けた・・
昔よりも色々と大変な時代になってきているけれど、音大生の皆様も、フルートと共に色々な経験をして幸せな一生を過ごして欲しい、と切に思いました。
曲もみな大曲で難しいのだけれど、一応メドも立ちました。
あと3日くらいちゃんとさらえばなんとかなりそう。
で、それだけならまあお気軽ではあったのだけれど、このフェスティバルを仕切ってくださっているKちゃんから「おりいってお話が・・」と。
「白川さん、当日は楽器は何を使いますか?」
「?」
「もしよかったらロットで吹いてくれませんか?」
「ああ、もうロット2本とヤマハの安いのしかもってないから、ロットにするつもりだけど。」
「ああ、良かった。実は・・」
何かと思ったら、コンサート当日の4月13日は、大阪万博の開催日と同じということで、パリ万博で、ルイロットや当時の様々なフルートが出品され、人気を博したということをプログラムに書いたので、楽器紹介の時にロットを吹いて欲しい、とのこと。
毎回楽器紹介コーナーがあって、ピッコロ、フルート、アルトフルート、バスフルート、コントラバスフルート、と短く曲の冒頭をソロで吹くというのは知っていたけれど、そこで初代ロットを、という提案をいただきました。
当日の台本は作ってくださるとのこと。
「私でよければ、喜んで!」と即返答。
本当にありがたいお申し出です。
お陰様で、昨年12月末の上野旧奏楽堂でのコンサートの評判が良く、嬉しい感想を改めて今回の練習時にも沢山いただいたのだけれど、こうした大きなイベントでの依頼をいただけるとは・・
曲は、ロットと同じ時代、同じ国、フランスの作曲家の作品が希望とのことで、じゃあドビュッシーのシランクスで、ということになりました。
冒頭の2小節~8小節だけですが、あの大きなキャパ1000人の会場で、一番後ろに座ったお客様にも、ご納得していただける演奏にする、というのは私にとってはやはり大きなミッションとなります。
響きのない奏楽堂で音が通ったからとはいっても、その3倍の広さの会場では果たしてどうなのか・・・
それも「初代ロット」の魅力をちゃんと伝えられる演奏で。
気負うことなく、様々なことに感謝して、真摯に取り組みたいと思います。
沢山の方に初代ロットのことを知っていただけることが嬉しい。
ということで、4月13日、お越しいただけると嬉しいです!
そして4月24日のFlute meets Minipianoにも是非!!


