『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

ピピ!

2024-01-24 17:08:45 | ピピ
年齢のせいもあるのか、以前よりも、気持ちの立て直しが中々難しく、フルートどころか、普通の暮しをしていることすら申し訳ない気分になってしまう1月となりました。

様々な企画の準備、日々の家事、仕事、遊び、楽しい事、そしてフルートの練習などもやってはいる。

やってはいるものの、ついつい気持ちが沈んでしまいます。

こんな時は、やはりピピ!

猫自慢、御容赦を。
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集中にゃ!




お父さんのお髭スリスリが実は好き。



脱衣籠修理のお手伝い・・ジャストサイズ!

これはにゃんですか?


空中遊泳?



目力!




おやすみにゃさ~い♪


(告知)『加藤眞悟 明之會』(5月5日 国立能楽堂)・【特別事前講座】(4月20日 国立能楽堂大講義室)

2024-01-19 22:50:48 | 音楽家講座・甲野善紀先生を迎えて
今年も、音楽家講座の常連・能管奏者の金子のり子さまより、ご案内いただきました。

5月5日(日・祝)午後1時30分より国立能楽堂で能楽師・加藤眞悟氏主宰の「明之會」が開催されます。

今年も、豪華な演者、演目です。





5月5日の能楽の会に先立ち、甲野善紀先生と能楽師・加藤眞悟氏の対談が4月20日(土)午後2時~4時に国立能楽堂大講義室にて開催されます。




今年の演目は「定家」。

去年の「芭蕉」も、事前に加藤氏のレクチャーを聞いたお陰で、とても楽しむことができました。
甲野先生との対談もエキサイティングだった。

今年もとても楽しみです!

お問い合わせ、お申し込みはいずれもチラシ裏面下に記載されている加藤さまのアドレス、電話等にお願いいたします。


初稽古

2024-01-09 21:29:23 | 日常
初稽古、というのも大袈裟ですが、昨日、久々にフルートを吹きました。

年末に寒暖差アレルギーになって体調を崩してからは、レッスン以外では全く吹かなかった冬休み。

頭の中に鼻水が充満しているのに、それでも吹きたい、とは微塵も思えなかったので。

年が明けて、ようやく回復してきたものの、まだ完全にスッキリした訳ではなく、若干、声も鼻にかかったハスキー系に声変わりしている。

でも、ようやく、両方の鼻の穴はスースーと元通りに通るようになったので、もう大丈夫かな、と吹いてみた。

というのも、一昨日、レッスンで生徒さんから、「先生、前回と同じ楽器ですか?」と聞かれたくらい、レッスンで吹いた音が違っていて、つまり、より響くようになっていて、私も驚いたので、それが、たまたまだったのか、定着したものなのか確かめてみようと思って。

病み上がりなので、1時間くらいでやめる予定だったのに、これがびっくりで、2時間ぶっちぎりでも、以前よりも疲れなくなっている。

以前はもっと「やった感」があったのに、それが一向にない。
吹いていた2時間が妄想だったのか?と思えるくらい。
・・・そうだったりして・・・

さらに驚いたのは、ブレスが長くなっている。
以前楽譜のそこらかしこに書いてあるブレス記号の3分の1が不要になった、というか、なっている。

ずっと吹いてはいなかったのだけれど、最近教え始めた初心者の生徒さんのアンブシュアをなんとかしようと考えていたアレコレのお陰かな、とも。

あと、身体が弱った後というのは、以前インフルになった後もそうだけれど、より効率の良い動き方、吹き方を身体が選んでくれる。
実は今回も少し期待していたのだけれど、ここまで変わるというのはかつてなかったことで、気味が悪い程だ。

つまりは、如何に力みなく、より小さな穴を作ることができるか。

そして、如何に表層ではなく、より奥、奥のそのまた奥底を使うことができるか。

そしてもちろん、この二つを可能にしてくれる大元は「ソの字立ち」。

腰から下をフルに使うこと。それは力むというのではなく、そのポジションにすることで結果として働きだす流れを邪魔せず、奥底を発動させるということ。



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3日に食べた美味しい中華のおかげで、この日から劇的に回復も進んだような気もします。

ちゃんとした中華料理は、様々なスパイスのオンパレードで、本当に「薬膳」だと思う。



いつもはシャルドネだけれど、今年はお勧めの辛口ロゼにしたところ、どのお料理にもとても合って美味しかった。来年もこれにしようと思います。



春らしいピンクの花は、他のお店に飾ってあったもの。






1月の設え

2024-01-08 20:50:32 | テーブルコーディネート
毎年、1月はお正月なので和のテイストなのだけれど、今年はちょっとお正月を味わって、という気分でもない。

とはいえ、いつまでも沈んでばかりじゃだめでしょ、と自分の気分にハッパをかける意味もあり、元気なビタミンカラーの取り合わせにしました。

強いていえば、南イタリア風。



今回はご近所のリサイクルショップでの掘り出し物が大活躍。

500円だった青い猫は、イタリアのビトッシというメーカーのもので、リミニブルーという深い青が素敵な一品。ネットで調べてみたら15000円で売られてた!?



いつも1月には伊万里焼や九谷焼の大皿を飾る薬箪笥の上には、これまた同じリサイクルショップで2200円だったセビリア焼きの大皿を。2年前のクリスマスにはキャンドルスタンドの下に置いていたのを、今回、出世させてみたけれど、案外ちゃんと役目を果たしています。

こちらも、通常この大きさだと古いものでも軽く1万越えみたいで、ニンマリしてしまいます。


ピピがすかさず、「僕も!」と目を細めて気取った顔で「飾り物化」しています。



「お皿じゃなくて僕を見るにゃ!」と言っている。



黄色いドイツのアンティークの小鳥たち(これはデパートだったので高かった!)と様々なポーズの猫の箸置きなども散らして。



早く春が来ますように!


新年を迎えて

2024-01-07 21:50:57 | 日常
年始のご挨拶をするのもためらってしまう、新年の幕開けとなってしまいました。

能登半島地震で犠牲になられた方のご冥福を、そして被災された方々が一日も早く、温かな部屋で、温かな食事が出来る暮しに戻ることが出来る様、祈っております。

そして、これ以上災害が起こりませんように・・

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昨年は異常気象の被害、物価上昇、ガザ、ウクライナの戦火も増すばかりで暗い気持ちで過すことが多かった。

せめて新年を明るく迎えることで元気を出して、と思っていたのを草々に打ち砕かれてしまった心地です。

とはいえ、時間は刻々と流れているし人生の残り時間のことなど考えると、やれることをやっていくしかありません。

年末に寒暖差アレルギーから鼻風邪を引いてしまい、心身共にすっかり落ち込んでいた冬休みでしたが、仕事始めとなり、生徒さんのレッスンや、甲野先生の講座のお問い合わせ等の連絡をいただくことなどで、ようやくシャンとすることができました。

こうして健康で生かされていることに感謝して、亡き師・植村泰一先生が残してくださった最後の宿題、「楽しくて人の役に立つことをやって行こう!」を今年も実践していくつもりです。

弟が逝去し喪中だったのと、息子は友人達と年越しする、ということで、お正月の支度も全くしなかったのだけれど、それでもようやく回復した3日には恒例の中華街での家族3人でのランチなども楽しみました。

それにしても、体調管理が一番のミッションという年齢になったのも実感。
寒暖差アレルギーというのは、お医者様に言わせると、

「元々花粉症などのアレルギーを持っているお年寄りがなる典型的な症状」とのことで、ちょっとムっとしましたが、確かにもう前期高齢者。

ちゃんとそう言われるだけの理由があるし、普段は元気でも急にガクっとくるのね、と身に染みた。

あんなに大量の鼻水が出たのも人生初で、他にはさしたる症状もないのだけれど、なんだか本当に大変でした。

いつもの漢方薬だけではしのぎきれずに、西洋のお薬にも助けられました。
苦しい症状を抑え込んでくれることで身体が休まるので、やはり助かる。

食欲は一度も落ちることはなく、普通に食べていて、かつ寝てばかりだったのに、体重は少し減りました。それだけ消耗していたということだと思います。

もう回復したので、このあたりに気を付けて、あとアレルギーの根本的な治療なども今年は視野にいれて試していこうかな?とも思案中。

色々ありますが、お互い、しっかり生きていきましょう!
本年もどうぞよろしくお願いいたします!!


写真は2日午後にスーパーに買い物に行った時に屋上から見た富士山のシルエット。