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『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

トルコ旅行 カッパドキア、イスタンブール

2025-07-05 13:19:53 | 旅行
お陰様で、息子は無事帰国しました。

そのまま東京の自分の家に戻ったので、会うのは来週月曜日。
土産話が楽しみです。

トルコはカッパドキアとイスタンブールだったようで、夫々の写真を送ってきてくれました。

カッパドキアの夕陽?(朝日?)が美しい。




でも、気球がラッシュ状態・・・




昔はあんなもの飛んでいなかったのにさ、と景観台無しで、ちょっとこれは嫌いかも。

でも、好きな人が沢山いるからこそ、こんな風に気球が増えているので、致し方ないのか。

イスタンブールはアヤソフィア?


動画を送ってくれたのですが、もっと沢山のツーリストでイモ洗い状態なので驚きました。昔のディスコ会場みたいな感じでした。

トルコのニャンもエジプト同様にスリムです。
中々愛嬌もある。






エジプト旅行

2025-07-02 20:46:05 | 旅行
私と夫がエジプトに行ったのは2019年の4月でしたが、今回は息子が。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1971235218&owner_id=4088413

大学卒業後すぐにお世話になった会社を辞め、転職する、と聞いたのは5月の連休中のこと。

もちろん心配ではあるけれど、老舗の大手だって、こける時にはこける。

自分の人生だし、本人の心身が元気であれば、それが一番、と応援してやることに。

息子は退職前にたまっていた有給休暇を使って久々の海外旅行に行くことにした、と
休める日程に合うツアーの、エジプト、トルコ8日間をサクサクと決めてきた。

ユーロやドルは高いけれど、トルコリラは安く、今、トルコや、トルコを含むツアーはお得感がある。

もちろん夫々少しずつ、となるので、大家の谷や、アブシンベルまではいけないけれど、新しい博物館や、私達が行けなかったハンハーリ市場や、階段ピラミッドの内側にも入れるとのことで、盛りだくさんだ。

若いうちに海外に行っておくのは、とても良いと思う。
息子は4歳でバリ、10歳で台湾、その後は卒業旅行でグァム、社会人になってからは、従姉がいるということもあり、2回タイ。
どれも近場ばかりだったので、今回が初めての遠出となる。
毎回、私達が海外にいく度に、お留守番ばかりさせていて、多少は気が咎めていたので、本当に良かった。

写真からもワクワク感が伝わってきて、こちらも嬉しくなる。

ツアーの中に一人、若い(そろそろ中年?)男性が一人で参加、その上、カブトガニのヘアスタイル・・というのは怪しまれないか?と若干心配ではありましたが、旅のお仲間も出来たようで一安心。


スフィンクス、ピラミッドで撮った写真を昨日送ってきてくれました。
・・スフィンクスよりも先に「なんてヘンなTシャツ着ているんだ!?」とそちらの方が気になった。






今日はもうトルコ、カイセリに居るらしいが、どんなTシャツになっているのかが気になっています。

私達が37年前新婚旅行で行ったトルコに35歳になった息子が行っている、というのも感慨深い。




法螺貝仲間

2025-06-30 23:01:19 | 音楽・フルート
前回6月12日の音楽家講座の折、篠笛で参加されたYさんと懇親会の時に隣になり、色々とお話をうかがっているうちに、お互い同じ山伏さんに法螺貝を教わったということがわかり、一気に距離が縮まりました。

とはいっても、私は一度だけ高尾山に連れていってもらって、そこでの講習会に参加しただけ。

Yさんは、法螺貝レッスン?にずっと通われているそう。
なるほど、まだ始めて1年というその篠笛の音が身体の奥底から響いていたのは、そういうことだったかと納得。

そして、私の家には、法螺貝が3つもあるんだよ、と法螺貝自慢したところ、是非吹いてみたい、とのことで、それならどうぞ!となり、本日猛暑の中2時間かけて拙宅までお越しになりました。

せっかくなので、いつもは他のものを飾っているアンティークのケーキスタンドに3つの法螺貝をディスプレイしてみましたが、なかなか似合う。




3つの法螺貝に関してはこちら。
https://blog.goo.ne.jp/pipipipi/e/a479ac043ae4677ace9b8a8eb06d1eb8


実はこの法螺貝の効用というのもセレンディピティだった。

もう遠い記憶だけれど、高尾山に行ったのは、多分2010年か11年。

その時に「やや左が実は真ん中?」という気付きがあり、「人もまた法螺貝」とか言っていたのだけれど、それだけで満足してしまい、このトランペットアンブシュアは高音が出ない生徒さんなどにご紹介して効果も上がってはいたものの、そこどまりだった。

それが、6月12日に、このまだ20代の法螺貝に夢中なお嬢さんと知り合ったことで、とても久しぶりに法螺貝を吹いてみました。
すると、以前にはわからなかった身体の反応、状況、が感じられ、とにかく微振動が全身に残り、それがフルート演奏をぐっと底上げしてくれることが分かった。

ということで遅ればせながら法螺貝ブームがリバイバル。
岩城先生が作ってくださった様々な素材、形状の吹き口を試したりして、遊ぶ。

法螺貝で5分くらい遊んでからフルートを吹くと最初の一音から違う。
1時間吹いた後の音くらいに練り込まれているという不思議。

アンブシュアが、腹が、というよりも、全身が調和するからではないかと思う。

はいはい。フルートではまだ調和なんかしてなかったんですね。
法螺貝に比べると、どうしても、「頭」を使う分量が増えてしまうのがわかる。

このご利益もYさんと出会えたお陰で。

法螺貝、篠笛、フルートと様々な音を出して遊び、何故か私も篠笛は3本持っていて、篠笛でセッションも。

レッスンも申し込まれたけれど、「いや、Yさんは教わらない方が良いと思う。」と御断りした。

フルートやりたいのなら別だけれど、篠笛で自然と対話しつつ独自の演奏をされるという稀有なことをやっているのだから、変にアカデミックな音楽教育の中で育った私のレッスンを受けてしまうと、それはごく普通の笛吹きになってしまうのではないかと危惧したので。

上手いとか下手とか、誰かに評価されたいとか、というところから離れた素晴らしい自身の軸となっている居場所があるのだから、そこを大事にして、これからも法螺貝や篠笛で、自然や地球を喜ばしていってもらいたい、と切に願っています。

いや、楽しかった!


テーブルセッティングも少しアレンジ。
燕やコルクのお皿と同じポルトガルで求めたシルクのライナー、
あとかなり昔、多分結婚前、衝動買いで求めた、三省堂のイベントで売られていたホータン出土の6世紀ごろのストゥッコ。






セレンディピティ 

2025-06-29 18:38:40 | 気付き
セイロンの3人の王子がなんたらかんたら、という語源のセレンディピティ。

こうした偶然による大きな気付きが6月初頭だったか?5月下旬だったか?忘れてしまいましたが、もたらされました。

あまりにあまりなので記録するのもなんだかなと、ずっとそのままにしていましたが、忘れてしまうのには惜し過ぎるので、気付きメモ。

そもそものきっかけは息子のヘアスタイルだった。

夫に似て面長なのだけれど、私に似てのっぺりとした顔立ち。

ヘアスタイルを普通の爽やか系にしていれば、それなりにまあまあのビジュアルに見えないこともないのだけれど、本人の趣味で、何故かいつも変な顔に見えるヘアスタイルになっている。

それでも前回は軽くウェーブのついたミディアムヘアだったので、まだましで、内心ほっとしていたのだけれど、今度はドングリみたいに。

前髪は短めにパッツンと切りそろえられ、サイドは刈り上げのツーブロック。
後ろは少し長めでチョロチョロと残してある。

どうみても、ドングリにしかみえない。

夫は「なんだそりゃ。エースみたいだな。」

「エースって誰?」

と知らなかったのだけれど、すぐに検索して納得。

ということで、エースを知った。

その数日後、掃除を終えてソファーで一休みしつつアイスを食べ、TVを付けたらエースが出演していた。普段ならすぐチャンネルを替えるけれど、息子のこともあったので、そのまま観る。

そこでエースは宴会芸?を披露。
奥歯を鳴らして曲を演奏というもの。
あっけにとられていると、次に舌打ちで曲を披露。

・・これなら出来るかも?とやってみると、なんだか出来た!?

そしてすぐに気が付いた。

お腹の支えやアンブシュアのアパチュアなど無関係に音程は変えられると。

その時エースが演奏していた曲は忘れてしまったけれど、私はベートーヴェンの「よろこびの歌」を舌打ちでやっている。

これで宴会ももうOKさ。
ついでにフルートの低中高の音域夫々の吹き方、インターバルの移動の仕方などがガラっと変化。

つまりは口腔内の容積形状を変化させる。

前回の左手人差し指の付け根に関した気付きも愕然としたけれど、今回の衝撃はもっと凄かった。

より実感なく、涼しい顔で演奏出来、息効率もよくなる。
何より音の輝き、飛び方、残響が全く違う。
こちらの労力が少ない方がずっと良い。

そもそも低音でも支えられているし息のスピードもあるのに、高音だからといって、そこに上乗せするという発想がおかしいと思うべきだった。
つまりは「苦労する」ということになる。
なんやかんやで、まだまだわざわざ苦労するやり方を選んでいたとはな。

半世紀以上もやってきて、今頃こんなことに???

とはいえ、今までの長い積み重ね、というよりも変遷があればこその技になったのだとは思うけれど、それにしても・・

エースくん、本当にありがとう。
こちらも調べてみると、「アホキャラ」を引き立てるための、芸人としての覚悟の表れとしてのカブトガニをモデルにした、彼独自のオリジナルのヘアスタイルだった。素晴らしい。

ついでに息子にも、ありがとう。

でも一般の社会人なのに、あのヘアスタイルでは、もてない、というか引かれてしまうと思う。会社側が大丈夫というのも凄いけど。
この際、どうせやるなら人真似ではなく自分のオリジナルを探求して欲しい。
シーラカンスとか良いのでは?


冷却ベスト

2025-06-20 20:39:35 | 日常
大好きなウクライナワンピースですが、コットンのものでも、長袖で、肘が覆われてしまうので、夏場はしばらくお休みすることに。

数年前は6月はまだコットンのもので凌ぐことが出来たのですが、今年はもう無理!


毎年、暑さ対策を色々と考えるのですが、今年は思い切って、「冷却ベスト」にトライしてみることにしました。

念頭にあったのはよく通販のCMでもやっているファン付きのものでしたが、重さや音が気になってはいた。そんなこんなでアマゾンのタイムセールで検索していたところ、こちらを発見。

15パーセント引きで1699円だしダメモトで、とポチる。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0DZ2GRSLW?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1

水に浸して、絞って着用するもので、気化熱を利用したものです。
色もこうした作業着系の割にはまあまあで、「シャウエンブルーよ!」と言い張れないこともない。

一昨日注文し、昨日届き、本日着用。

早速、朝の掃除の時に着用しました。
しっかり絞れば下に着ているTシャツが濡れることもなく、とても快適。
いつも、掃除機掛けで汗だくになるのが、それもなく、むしろお腹が冷えるので、腹巻をしたくらいでした。

すっかり気に入って、レッスンに出かける時にも着てみました。
白いパンツとエメラルドグリーンのトップスの上から着ましたが、それなりにお洒落に見えないこともない。

いや、もう見えなくてもいい。


でも、受付のTさんも、帰り際に会ったピアノ講師の御二人も、「実は保冷ベストだよん」というまで全く気付かなかった程。

夏になると「今はエジプト観光中」と思うことにしていて、シルバーのエジプトモチーフのやや大ぶりなアクセサリー、そして涼し気なアクアマリンの指輪とイヤリングを付けることが多いのですが、アクセサリーでキラキラさせるとこうした作業着もなんだかお洒落になる?
フルートを入れる保冷バッグにはプチカレのアヌビスを結びました。






今日は昨日よりは曇っていたこともあり当初暑さもさほどではありませんが、それでも午後になりだんだん晴れてくるとやはり暑い。

いつもなら家の前から駅までバス乗車可の気温でしたが駅まで徒歩10分、快適に歩いていくことが出来ました。

暑くない、というのも嬉しいけれど、それ以上に心地よい、というのが素晴らしい。

子供の頃、プールから上がってお日様と風で身体を乾かしていた頃の気持ちよさを思い出しました。

エアコンが効いている電車の中では脱いでジプロックに収納。
レッスン会場の駅で降りてまた着用。

気温はより暑くなっていて何人ものハンディファンを持って暑そうに歩いている人達とすれ違いつつ

「・・フフフ・・私はとっても快適なのよ~・・・」

とついほくそ笑んでしまう程でした。

ネッククーラー&日傘はもちろん、もうデフォ装備です。

写真では乾いてパリパリになっていますが、湿っている時はもっと通常の生地に近い感じになります。

このエメラルドグリーンが一番合うけれど、白い麻でも、霜降りグレーのTシャツなんかでもいけると思う。

ちょっとだけ、夏の外出が楽しみになりました。

お洒落はパワーになる!