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『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

あ~~くたびれた~~(ブログのお引越し)

2025-08-15 08:56:35 | 日常
親しんできたgoo blogですが、残念ながら11月18日に終了してしまうということになり、ブログのお引越しということとなりました。

お盆休みになったので、ようやくHatena blogへのお引越しに着手。
とはいっても、本当にこうしたことは不得手なため息子に丸投げしたのですが、チャチャチャっとやってくれました。
ただ横で見ているだけだったのに、何故かとても疲れてしまいました。


まだまだ新しいブログの操作がよくわからず、アタフタしておりますが、
 こちらでも、どうぞよろしくお願いいたします。
 
定期的に見ないこともあり、コメントに気付かず失礼してしまうこともあるので、コメントなしの設定としましたが、御容赦ください。

(9月末まではこちらのgoo blogにも記載し、並行してやっていく予定です)
 


8月の設え

2025-08-09 19:40:33 | テーブルコーディネート
すっかり遅くなってしまいました。
相変わらずの猛暑なので、センターピースはエジプトシリーズそのままで、テーブルクロスだけ濃紺の麻とシルクのこげ茶のライナーにしました。

夏の夜空をイメージ。
クッションも紺色とこげ茶色なので、シンクロしてまとまり感も。

7月のナイル川プリントのクロスもにぎやかで可愛くて好きだけれど、こういう渋めも良い。




今日から16日までは、ず~~っとお休み。
特に遠出もしないで、家の片付けや普段中々できない箇所の掃除などしよう思っています。

昨日は手始めに、ずっと気になっていた玄関のタイルの掃除を。

以前は台風などで大雨になった時に、長靴履いて、デッキブラシでガーっとこする、ということをやっていて、これはこれで中々綺麗になったのだけれど、最近大雨になることも少なく、デッキブラシだけだと、タイルの縦の面がやりずらく、またどうしても隅の汚れはそのまま。
ずっと黒ずんだタイルが気になっていたので、これがこの夏休みの一番のミッションだった。

便利な時代で、『玄関タイル掃除』で検索すると、沢山の動画が。
その中で一番気に入ったのは、「霧吹きで水をかけメラミンスポンジでこすり、ぼろきれで拭きとる」というもの。
強い洗剤なども使わないし、水を大量に流してしまうこともないところも気に入った。

地味な作業の繰り返しだけれど、それは、得意分野。
日々、フルート練習でやっていることと一緒だし。

早速100円ショップで大きめなメラミンスポンジを探すと、縦長の丁度よいものが10個程入ったものがありました。

蚊取り線香をたいて、ネッククーラー、そして気化熱で冷える冷感ベストを着用して道具を揃えて準備完了。

一枚一枚、手作業でやっていくので、やりきれるか?と不安だったのですが、やり始めると面白い様に汚れが落ちていき。案外時間もかからない。

汚れ落ちの悪い部分には少しだけクリームクレンザーをたらしてこする。

やり過ぎて、体調崩してはいけないので、半分ずつにしよう、と自制し、残り半分を本日やって完了。

過去最高の仕上がり具合となりとても満足。
用もないのに、何度も見に行ってはニンマリしています。

タイル磨きで、こんなに幸せな気持になれるなんて?!と驚きです。




能登半島地震復興支援 チャリティーコンサート アンサンブル・ローマン 8月5日(火)

2025-08-07 19:39:59 | 音楽・フルート
花火の翌日は朝から夕方まで某所でレッスンし、その後、荻窪までコンサートを聴きに駆けつけました。
ギリギリでしたが間に合って良かった!

住宅街の一画にある、落ち着いた雰囲気の小さなサロンの客席は限定40名。
今回2回目となるこのコンサートは大好評で、告知してすぐに予約は満員御礼となるそうです。

クラリネットの兼氏さんがこの会場のオーナーで、ブレーメンから一時帰国しているオーボエの長岡さん、金沢アンサンブルを退団されたばかりの柳浦さんが中心になっていて、第一回目はトリオでのコンサートでしたが、今回はゲストにホルンの有馬さん、ピアノの水野さんを迎えてのピアノ五重奏。



国内外の名手揃いの極上のアンサンブルはとても聴きごたえがあり、久々に心地よい上質の響きに包まれ、幸せなひと時となりました。

ホールも小さいながら兼氏さんのこだわり満載で、天井が高く、上から響きが降り注いでくるようでしたし、名手揃いということもあるけれど、小さな会場でよくある、強い音が耳に刺さるようなことも一度もなく、とても良いバランスでした。
その上、スタインウェイのピアノもとても良いもの。会場に見事に調和した響きでした。

演奏家としては、とても尊敬しているので「さん」と書きましたが、アンサンブル・ローマンの3名は、皆、同時期ミュンヘンに居た音楽仲間。
当時と同様、打ち上げでは「〇〇くん!」と呼んでいた。

長岡くんが隣人だったこともあり、色々な人が彼の人柄を慕って遊びにやってきていて、私もその恩恵に浴していました。ワインとか・・

ミュンヘンで聴いていた彼等の音、音楽にも多くのことを教えてもらっていたんだなあ、と改めて感じながら聴いた本番でした。

打ち上げも初対面の方も多かったけれど、皆良い方ばかりで和気あいあいの素敵なひとときとなりました。

兼氏くんの奥さんはムジカフィオーレでご一緒していたCちゃん。
何もかもが愛らしいのは昔のまんま。
先月の佐伯隆夫先生のパーティーで久々に再開し、今回も会えて嬉しかったです。


「じゃあ、ミュンヘン仲間で写真を撮ろう!」との長岡くんの言葉で写してもらった時に急に思い出した・・



「あれ?ねえ、そういえば、この4人でベネツィア行かなかったっけ!?」
「そうだそうだ。御座敷列車みたいにして宴会しながら行ったよね」
会話を聞いていた若い方から
「楽しそう~。でもどうしてこの4人で?」

「本当は一人旅するはずだったの!隣人の長岡くんに、ベネツィア旅行で留守にするのでよろしく、と伝えたら、その数日後、この3人が『お供します!』と言って、結局ついてきちゃったの!」
と説明。

「ずっと行きたいと思ってたので、丁度良い機会と便乗させていただきました」とか言っていた。まあ心強いと言えばそうではあるけれど・・

『旅情』のキャサリン・ヘップバーンよろしくロマンチックなベネツィア一人旅のはずだったのが、すっかり、『やじきた珍道中』となってしまったけど、これはこれで良い想い出に。

「カーニバルでもない冬のベネツィアに行くなんてどうかしてる」とドイツ人の大家さんに言われた通り、雨ばかりだったけれど、それも風情になったのは、今と違って、オーバーツーリズムの真逆で、観光客が殆ど居なかったから。
そういう意味でも、良い体験となりました。
・・ベネツィアは2回行ったと思っていたけれど、この時の珍道中を含めると3回だったんだ・・

よく覚えていなかったのは、ベネツィアよりも彼等の様々な芸に抱腹絶倒していたからだったのかもしれません。

彼等の、「よくある外国映画に出てくる日本人観光客の真似」というコンセプトで、サンマルコ広場で前歯を出した変顔でカメラを構えている面白写真とか、イムジチのジャケット風に格好つけて、オペラ歌手風に、というのもあるのだけれど、勝手に掲載出来ず残念。

とりあえず、約40年前、その折の私のソロ写真を。
本当に人が居ません。






彼等とは、その後ベネツィアで別れて、ようやく一人になって、ミラノに一泊し、そして郊外のブレッシアにある、昔ホームステイしたコントラバス奏者のカルロくんとその家族を訪ねて、しばらく滞在させてもらいました。自然に囲まれたこの美しい街のことはよく覚えている。

今同様、言葉もろくに出来ないままだし、スマホもなかった時代だったのに、よく色々と連絡とって動き回れていたなあ、と不思議な気もします。

滅多に昔の写真など見なかったのに、最近、見返すことも多くなりました。
改めて思うのは、本当に色々な方に親切にしていただき、お世話になってきたのだなあということ。それは今もそうで。
ただただ感謝です。




みなとみらいスマートフェスティバル 8月4日(月)

2025-08-06 23:33:11 | 日常
ニュースでも台船発火の事故が大きく報じられていて驚きましたが、みなとみらいスマートフェスティバルの花火を見ようと、また高校の同期・Gくんの暮らすタワマンにお邪魔していました。

高層マンションのベランダから見ている限りでは、なんだか妙な終わり方だし、やけに下の方だなという違和感はあったものの、ここまで大変なことになっているとは全くわかりませんでした。

心配してくれた他の同期からのメールで初めて事故のことを知りました。

作業の方お一人が軽傷を負われたとのことでしたが、回復が進まれるよう祈念しております。
今回、大事故、大惨事とならなかったのは不幸中の幸いかと思いますが
原因究明をしっかりして、万全の安全対策をし、是非来年にも繋げていただきたいとも思います。

機械が制御不能になったとのことでしたが、スマホなども具合が悪くなる、この酷暑の影響なども、もしかしたらあったのかもしれません。

毎回、腕を上げているGくんの手料理の数々、みんなで色々持ち寄ったお酒やおやつ、様々な話題の話は尽きることなく、無条件で信頼出来る良い仲間に恵まれたことは一生の財産だと改めて感じられた今回でした。

誕生日が同じで仲良しのHちゃんは、昨年飲み過ぎてそのまま寝込んでしまい、全く花火を見ていないという強者?ですが、今回、私も少ししか飲んでいないのに、めっきり弱くなってしまったせいか、花火を見ながらベランダの手すりにもたれてウトウトとまどろんでいた瞬間もあったそう。
お互い年なのね。

こんなことで、お互いに高校生の頃に戻って笑い合えるというのがとても楽しいのもきっと年なのね。

みんなとの付き合いもつかず離れずのなんやかんやでもう半世紀近くになる。
本当に月日が経つのは早いものです。

可愛い猫ラベルのヴィーニョ・ヴェルデ


脳内BGMは YMM@サチモス!
Suchmos "YMM" (Official Music Video)



猫が水を飲む様に・・

2025-07-31 22:31:36 | 気付き
「幸せ時間」という短いTV番組があるけれど、私にとっての一番の幸せ時間は、ピピにブラシをかけた後、少しだけご褒美おやつをやって、その後ピピがそれを食べたり、水を飲んだりしているのを眺めている時である。

通常、猫は人が居るところで食べたり飲んだりするのは嫌らしいのだけれど、ピピはむしろ、家族の誰かしら(場合によっては複数名)が見守ってくれている中、食事をする方が好きで、途中、「ちゃんと見張っていろよ」とでも言いたげに何度も人の顔を見る。

多分家来に見張らせている方が、ゆっくりと安心して食事が出来るのかなと思う。

特に水を飲む時のあの何とも言えない、愛らしいピチャピチャという響きを聞くと、心身がとろけ出す。

元々、砂漠に住んでいたという猫の舌は、本来水を飲むには不向きなものらしい。

動画などもあるけれど、かなり効率の悪い飲み方をしている。

そしてタンギングなのだけれど、2013年に出版されたシャコンヌのフルート奏法のところに、「猫がミルクを飲むような感じで」と書いている。
当時は猫は飼っていなくて、実際に猫がどのように飲むかなど知る由もなく、単なるイメージで口走っていたけれど、本意はただ舌を前後の同じ場所の往復運動として捉えるのではなく、より自由な螺旋的な運動として、という意味で書いていた。

今回、久々に読み返すと、そもそも人間が飲む牛乳は猫には良くないということで、猫専用ミルクなどじゃないとダメということも知らなかったので、「ミルク」と書いているけれど、まあ、水を飲むということで。

実際に、ピピが水を飲んでいる姿から、実にそれ以上のことを学ばせてもらった。
これも逆S字の構と同時に気付いた。
つまりは、シャコンヌに書いたことそのままなのだけれど、じゃあどうすれば良いのか、ということがようやく具体的に。
舌だけ動かそうとしてしまうからよろしくないのだよね。
これはタンギングだけでなく、よく舌根を柔らかく、という声楽でも同様かと思う。