『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

岩城正夫先生 訪問

2024-10-03 21:52:24 | 日常
Nさんと一緒に、岩城先生を訪問しました。



8月に奥様が逝去されたばかりでしたが、1時間程、沢山の貴重な奥様との日々をお話してくださいました。

先生と奥様の絆は、本当に深く美しいものなのだと感じました。

初代ロットを持参して奥様のために、追悼の曲を一曲捧げました。

その後はいつもの様に色々と様々なお話を。

ここ数か月、ギターもすっかり弾かなくなってしまったけれど、今度は一音の音質にこだわって探していくやり方で、またやってみようかなと思っている、とのこと。

また先生ならではの発見があることと思います。

昼間は30度にもなろうかという暑い一日でしたが、それでも風は大分涼しくなり、気持ちの良いしみじみとした一日となりました。

奥様の御本は、私が息子の教育のことで悩んでいた時に先生から頂いたもので、「社会派母親」と自称していらした素晴らしい教育者であった奥様の考え方にとても救われたものです。



また読み返してみようと思います。




WAYAZ,瀬戸内キャンディーズ、ミラクル・ピンクレディ

2024-09-23 22:05:33 | 日常
52同期バンドのWAYAZライブ本番が近づいてきて、本日はスタジオ練習でした。

夏は暑いから、と私は本業に差し支えるとよくないから、とパスさせてもらっていたけれど、メンバーはしっかりと練習を重ね、素晴らしい仕上がりに。

今日は渋谷のスタジオで、ゲストのリコーダーグループ、瀬戸内キャンディーズとビートルズの64歳、そして、ミラクル・ピンクレディのNちゃんの歌とRちゃんのヴァイオリンと私のキーボードでアメイジンググレイスの合わせも。

WAYAZとのお付き合いはもう20年になるけれど、こうやって女子同士での共演というのは格別な感慨もあり、しみじみと楽しい。

もちろん、みんなリコーダーも、歌もアマチュアで、それなりになのだけれど、そんなのもう関係ない、というくらいの楽しさ。そして純粋な清らかさがある。

これは中途半端なプロ(含む自分)の演奏よりもずっと心の奥深いところに染み入ってきます。

良い経験をさせていただいています。

アフターも楽しい宴会でした。

来週もう一度練習して、10月5日にはいよいよ本番。
今日から涼しい風も吹き始めて、季節の変わり目ですが、体調管理をしっかりして、楽しんでこようと思います。

大好きだったTVアニメ「ラーメン赤猫」が終わってしまい寂しいですが、お店のモットー、

「接客一番味二番」はWAYAZにも通じていると思う。
上手いヘタではなく、みんなが楽しめることが一番。

こうしたことを音で共有できる経験というのは、意外に少ないと思う。

52同期のみんな、ありがとう!\(^o^)/




ごちそうさま!

2024-08-16 14:25:22 | 日常
息子が夫と私に御馳走してくれるというので、近所のイタリアンに行きました。

夫と普段行っている気軽な店ですが、同じメニューなのに、より美味しく感じる・・

夫も私も普段より飲んで、家族3人で白、赤2本のワインを明けました。

御馳走さまでした!









花火大会

2024-08-07 11:41:13 | 日常
5日は高校同期のG君宅での「花火大会」でした。

横浜港が見渡せる瀟洒なタワマンの高層階。

私の知人の中では唯一のタワマン居住者だ。そういえば。

ロビーやエレベーターですれ違う人も、心なしかセレブ感が漂っているような・・

花火は夜7時半開始だけれど、2時半から宴会スタート。

今回は人数も少なめで5名。

花火ももちろん楽しみなのですが、それ以上に料理が趣味というGくんの手料理の数々を堪能しました。
この日のメインは鳥の丸焼き!そんなのやったこともない。




とても美味しかったです。
あとはホタテとズッキーニを軽くソテーしたものとか、アンディブにアボカドのディップとか、とにかくお洒落。

昔教えてもらったバルサミコを煮詰めて作るソースは我が家の定番となりましたが、それを付けて味変も楽しめる。

そしていよいよ花火。

何度か、ここで堪能させていただいていますが、過去最高のゴージャスさ。

25分間に2万発が打ち上げられたとかで、見ごたえがありました。









毎回来ていた機長だったAくんは、今年から大学の先生となり九州に単身赴任したのだけれど、「ずっと雨ごいしている」という恨みがましいメールが。

グループメールで、美味しい料理の数々と花火の写真を送ってあげました。

お家でゴロゴロする集まりなので、作ったばかりのピピの写真のTシャツで参加して、ついでに猫自慢もしてきました。



岩城正夫 先生 訪問

2024-08-01 22:47:57 | 日常
Nさんと一緒に岩城正夫先生を訪問しました。

94歳となられましたが、先生は前回(5月30日)よりも、ずっとお元気そうでした。

なんでも、今お住まいの施設の浴場の更衣場には、健康の為にとの配慮からか、けん玉やお手玉が置いてあり、今年の1月になってから、「試しにやってみよう」とけん玉をやったところ、全く出来なかったのが、5日めにようやく初めて出来、その後は、更に色々と出来るようになったとのことでした。
これは、85歳でギターを始めた時の経過と似ているそうで、とにかく続けて回数を重ねていくことで、94歳でも上達する、ということの実験でもあったようです。

そして、けん玉を上手くやろうとすると、それは腕だけでなく、膝を緩め、全身を動かしてやらなくてはならず、それが結果としてのスクワットのトレーニングのようになり、筋肉も活性化され、一時やめていた階段を一段飛ばしで上るのが、また軽々と出来る様になったそうで、「今日も、ここに来る時、50段の階段を一気に一段飛ばしで上ってきましたよ!」とのこと。

・・凄すぎる・・

また、前回訪問した少し後に、「グレートジャーニー」等で著名な世界的冒険家である関野吉晴氏が、火起こしに関しての相談ということで先生を訪ねていらした時の興味深いお話などもうかがいました。

更には、ようやく発刊されたご子息・岩明均氏の漫画「ヒストリエ第12巻」もプレゼントに、と用意してくださっていましたが、私はもう発売日にすぐアマゾンでポチっとして持っていたので、他の方に、と。

でも、帰り際にNさんが、その漫画に岩城先生のサインをもらっていて、「あ、それいいな~」と思ったので、今度は私の持っている本を持参して、先生のサインをいただこう、と思っています。

前回は、私だけお茶でしたが、すっかり風邪から快復したので、今回は今気に入っているドイツのビールや恵比寿の夏限定のレモングラスフレーバーのビール、ワインを持参。
アルコールの害なども、論文などで証明されているし、添加物、遺伝子組み換えなど、口にするものへの様々な問題の話題になったところ、先生は

「そんなこと気にしていても、そのうち、それ以外のことで死んじゃうんだから!」と一括して、みんなで大笑い。

岩城節は健在です。

楽しく、美味しいと思うものを大らかに食べたり飲んだりしている方が健康で長生きできるのかもしれません。

私も、今回の軟口蓋の気付きのお話をして、初代ロットも持参し、ビフォーアフターを聞いていただきました。
先生もNさんも、すぐに「おお!」と驚いてくださいました。
そもそも、誰かに習うのではなく、自分で色々とやってみよう、と歌に取り組んだのも、岩城先生の影響です。

ここで先生とお話していて気付いたのは、脳を楽しませてやるからこそ、身体も本質的なところで、良い方向に変化するのではないか?という仮説。

先生にしても「階段を一段飛ばしで上るために、スクワットを毎日して筋肉を付ける」とやった訳ではなく、楽しみながらけん玉に取り組んだ結果として階段一段飛ばしが楽にできる様になった。

私もフルートの響きを良くするために、口腔内をどうのこうのしたり、毎日口元ストレッチとか?何かの筋力トレーニングに真面目に取り組んだ、というのではなく、ただ遊びで歌っていて、なんとかかっこよくできないか?と面白がって工夫していたからこそ、結果フルートの響きが激変した。

脳が喜ぶ、つまり、リラックスしたゆったりした気持ちの中だったからこそ、こうした僥倖はもたらされるのかもしれません。

久々のDuoも楽しかったです。