『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
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フルート奏者・白川真理

抜刀術による構え、他

2023-09-04 14:05:04 | 気付き
(抜刀による構え)
前回の音楽家講座の折の甲野先生からのご助言により、さらに左手の工夫が進み、見た目にも違和感のない動きの中での構え方が出来るようになりました。

もちろん、手だけではなく、足腰全てが協調参加してこその構え方。
かつ協力し合わない左右の手で。

先日、ピアニストに試していただいたところ、大きな効果が。

身体の中、奥底のまとまりが変わってくるので、当然といえば当然なのですが、あまりの変化にびっくりしました。



(口開けの儀式)
これは元々、サックス奏者から受けた悩み相談が元になって思いついた解決方法なのだけれど、口を開けて咥えるリード楽器のみならず、金管、木管、フルートにも大きくかかわるやり方ということにようやく気付きました。

サックスの方からは、大いに感謝され、効果があったとの報告が。
先日はピアノにも有効ということもわかりました。
音の粒立ちが変化。

抜刀術による構えの前に、これを行うと更に良い。

これをやると、魚の取り損ねた小さな小骨までなくなり、アンブシュア周辺がトロリとよい塩梅になる。口回りの緊張は全身に微妙に影響しているということも実感。

さらに、ワイン、ビールお茶はもちろん、食べ物までより美味しく感じられる。
最初から味全体が見渡せる感じが面白い。
美味しいと満足感も増すので、ダイエットにも良いかも。

ピアニストから「先生!こんなこと誰も言ってないですよ。特許とってくださいよ。」と冗談交じりに言われたけれど、まあそうだろうなとも思う。

でも、「特許」というならば、甲野先生や御子息・陽紀先生、魔女トレの美彌先生などの術理や教えこそが「特許」ではないかと。

私のものは、「ほんの思いつき」。
しかしながら、これも基本の「部分でふんばらない」があればこそで、そうでない場合には、「なんのことやら」で終わると思うので、ここには記せない。



(秘密兵器)
これは、あまりにあんまりで怪しまれという理由で記載できませんが、身に付けるアクセサリーだけでも響きと音色は変わるし、紐一本だけでも瞬時に身体が変わることを思えば、まあそうだろうね、とご理解いただけることもあるかな?ないかな?
でも一般的には怪しまれてもしょうがないなあ・・・
といったちょっとディープなもの。



随分と減少したものの、まだ右半身の違和感は抱えたまま。
でも、上記の3つの新たなやり方で、以前よりは、ずっとマシな演奏が出来るようになったのは、有難い事です。

吹けなかった夏を乗り切って、更にフルートが楽しくなった!



(固定告知)





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