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『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

岩城正夫先生 訪問

2025-07-14 23:17:49 | 日常
猛暑も台風の影響で少し和らぎほっとした本日・月曜日、
ウクレレの高橋重人さん、Nさんと一緒に岩城正夫先生を訪問しました。

奥様が逝かれてからは、とてもお疲れのご様子だったのですが、お会いするたびに、少しずつ元気を取り戻しておいでのご様子に安堵。

先日、御子息の岩明均さんが第49回講談社漫画賞総合部門を受賞した記念パーティーに参加されたとのことで、それがとても嬉しかったご様子で、本日は、より生き生きとされていました。

お土産の帝国ホテルのクッキーなども御馳走になりました。

毎回貴重なお話をうかがえるのですが、一番心に残ったのは

「歴史の蓄積が人間の身体」

という言葉。


だからこそ、文献のみ(人のいう事も!)に頼るのではなく、自分の身体で体験し、考えていかなくてはいけない、と改めて思う。

先生が実践されている「古代技術復元実験」は「実験」ではなく「体験」ということも仰っていた。

コンラッド・ローレンツのインプリンティングの話に付随した家族構成、唯物史観など、本当に95歳でただお元気というだけでなく、まだまだもう何冊か本が書けそうな知性と体力を保っておいでなことに本当に感服。

せっかくだから、と高橋さんのウクレレ、私のロット、先生とNさんは口琴でセッションしました。

「・・ん~~~、口琴には何が似合うかなあ~~~・・・」と数秒考えて思いついたのは

「コンドルは飛んでいく」

これが、もうぴったりで中々ご機嫌な仕上がりとなりました。

奥様が逝去されてから、ギターからもすっかり遠ざかってしまわれていたとのことでしたが、少しお気持ちも動いたようでしたので、「では次回は先生の好きな曲1曲をギターで」とお願いしてまいりました。

高橋さん持参の三脚で記念撮影



エラッツの帽子


エラッツに関してはこちらを
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhsj/31/181/31_43/_pdf/-char/ja





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