
2018年のポルトガル旅行は、初めてツアーに参加した海外旅行でしたが、それまでの「ツアー」の概念を覆していただけた素晴らしいメンバーとの旅でした。
それまでは個人で行くのが当たり前だったので、夫も私もなんとなく「ツアー」を見下していた感もあったのですが、それこそ勘違いも甚だしい。
もちろん「下車観光」というとんでもないものもあるし、行きたくもない土産物屋に連れていかれることもある、とはいえ、時間も費用も節約でき、何より同行の皆様たちとの出会いと楽しい交流まである。
すっかりツアー旅行の虜に。
そんなとても楽しかったポルトガルの旅をご一緒したMさんはその後、私のコンサートにも複数回名古屋からお越し下さって、交流が続いていました。
でも、コロナになってからは、すっかりお互いの連絡も途絶えてしまっていたのですが、今回久々に、こちらに遊びにお越しになると連絡いただき、とても嬉しかったです。この日は夫と3人で中華街に。
Mさんは着付けの先生をされている方で、この日もお着物。
爽やかな縞の草木染の紬がとてもよくお似合いでした。
お正月にいつも行くお店の個室を借りてのランチは、とても楽しかったです。
角煮や鮑を満喫。
中華料理ではあるけれど、こうして一緒に食事をしていると、まだポルトガルの旅の続きのような気もしてくる。
関帝廟に行き、その後は中国茶のお店でジャスミンティーなど購入。
この日は平日だったこともあり、人出もそれほどでなく、ゆったりと楽しむことが出来ました。
食後は、お正月の時は40人待ちで入れなかったホテルニューグランドのティールーム。
私はミニパフェを。ミニとはいうものの、ずっしりととてもボリューミーでした。上等の生クリームは久しぶりで、とても満足。
Mさんがいつの間にか写してくださった写真を送ってくださったのですが、とても気に入ったので、掲載。

図々しいのは今に始まったことではないので、どうぞ御容赦を。
・・・ちょっとフェルメールっぽくない?
毛皮の付いた黄色いガウンで真珠のネックレスを付けてうっとりしている少女の絵を思い出しました。
もちろん、モデルはガクンと格落ちするし、真珠にうっとり、ではなくて、これから運ばれてくるであろう御馳走を想像してうっとりしている場面ではありますが、部屋の微妙な照明の加減を上手く切り取ってくださった素敵な一枚となりました。
