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『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

メリークリスマス!

2021-12-24 01:04:12 | テーブルコーディネート
コロナになってからは、時間の感覚がおかしくなっているせいか、本当にあっという間に年末、そしてクリスマス・・

恒例の仲間たちとのクリパもなく、拙宅での生徒さん達との集いもないままの2回目のクリスマスとなりましたが、それでも、やはり街のイルミネーションなどみるとほっこりした気分になるというものです。

今回一番、凄い!と思ったのは、地下鉄丸ノ内線。

電車の床が雪道になっていて、人とワンコの足跡がついていた。



人目を気にしつつあわてて撮ったので、ワンコの足跡は入らず残念。

写真だろうか・・?本当に、思わず滑らない様に、と注意して歩きたくなってしまうほど。

電車での悲惨な事件もあった今年だけれど、こうした工夫で、多少は人の気持ちも和らぐのではないかしら?と思えたほど。
まあ、そんなに甘いものではないのかもしれないけれど・・

恒例のデパートのツリーも素敵。



我が家もいつも通りのクリスマスの飾りつけを。

新調したのはテーブルクロス。
モアレ風の艶やかさと、ややくすんだ赤に一目惚れ。



本当は、ここに生花やグリーンを飾りたいのですが、ピピのことを考えて我慢することに。





新入りのサンタさんは、玄関のサイドテーブル中央に。





そして、夫がついに本日をもって退職となりました。

本人、本当は昨年、70歳で辞めるつもりだったのを、引き留められて、一年延長。

週に3日の勤務だし、引き留めてくださっているのだから、健康のためにも続ければいいのに・・と思うのですが、まあ、本人が決めることなので、やむを得ない。

某企業で、障害のある方達を雇用する部署の立ち上げから任されてきていて、会社のスタッフ、お世話してきた障害を持つ皆様、そのご父兄、様々な方から沢山のプレゼントや立派な寄せ書きアルバムをいただきました。

先日は、私のコンサートにもよくいらしてくださる本社の方と夫と3人でイタリアンで退職祝いの食事会も。バローロだったのでグラスに1杯だけいただく。

本当に、夫も周囲の方に恵まれ、良い方々に囲まれてきたのだな、と感謝の気持ちで一杯です。


「こうやって、惜しまれるうちに辞めたかったんだ。」

と夫は言うものの、この先の年金暮らしがやや不安ではある。
まあ、なるようにしかならないので、とにかく、より健康面に配慮し、元気にやっていきたいと思います。

夫には、健康のためにも、しっかり家事にも励んでいただきたい!と希望しています。


11月の設え

2021-11-28 23:00:52 | テーブルコーディネート
ふと気が付くと11月ももう終わり・・?

あわてて11月の設えをアップ。
10月末には取り替えていたのですが、外出が増えて、アップしそこなっておりました。

11月は何故かいつも黄色が使いたくなります。






実はこの日、この後が大変でした。

いつも夜でも絶好調で、遊んで、遊んで、とじゃれてくるピピが、この設えにした日は、なんだか元気がない。

食事の後、少しリビングに降りてきて、またすぐ2階の自室に。

反抗期?ではないはず。

心配になって見にいくと、ウォークインクローゼットの奥に小さく丸まって眠っていました。

夫は「猫なんだから、そういう日もあるよ。」

というけれど、もう心配で仕方ない。

心なしか、目もいつもよりもトロンとウルウルしていて、花粉症みたい・・

?ムム!?花粉症??花粉か?

もしや!?とネット検索すると、菊も猫には危険な花だった。

百合や紫陽花、スズランはとても危険、ということは知っていましたが、菊は抜けていました。

こんなに身近で、菊酒にしたり、お料理に散らしたりもして、人間は食べたりもする花なのに・・

食べてはいませんでしたが、菊の香りというのはやはり夜に際立つ。

あわてて、菊に謝りながら、庭先の花瓶に移動。
これは紫陽花を家の中に飾れないので、思いついた方法。

菊を外に出したせいか、翌日はすっかり元気になっていつも通りのピピとなりほっとしました。

結局のところ、菊のせいだったのか、たまたまだったかは不明ですが、やはり植物には気を付けた方が良い、と反省。

今まで、さほど興味を示さなかったルスカスも、危険性はわからないので、最近ピピは昇らなくなったピアノの上に移動。

ルスカスはまた芽が出てきていて元気です。昨年の7月からだから、もう1年と4カ月。



家族3人が揃った休日の簡単ランチ。



10月の設え

2021-10-09 22:47:24 | テーブルコーディネート
10月になっても暑い日が続いているので、テーブルクロスはブルーに。

先月からのコルクのお皿?のワイルド感がかなり気に入っているので、そのままで、
収穫したライムを飾りました。

後は、軽井沢で買ったモモンガ。
ピピが目ざとく見つけて猫パンチを繰り出していましたが、クルクル回ってしまうので、倒せず、あきらめてからは、無関心となり今のところは無傷です。

モモンガに負けていじけて窓の外を見るピピ。



ルスカスはもう1年と2カ月になりました。
水換えの時に取れたり枯れたりしている葉からの芽が、また新たに生えてきています。
なんと逞しい生命力!?
誰か、ルスカスの研究してくれないものか・・






コロナ禍になってからというもの、身辺状況も大きく変化しています。

コロナも大変なことですが、それだけではなく、親しい方達が認知症になってしまったり、癌になってしまったり・・

中にはコロナ感染で入院された方もいらして案じていましたが、無事退院されたとのことでほっとしています。

自分自身もそういう年齢になってきた、ということかもしれませんが、今まで当たり前に感じていた「普通」や「日常」というものが、容赦なく断ち切られてしまうことの無常さが、より沁みて来る秋の空です。

先日の大きな地震もそうですが、急に足元から否応なく「普通」が揺るがされてしまう。

日頃、忘れているけれど、そういう人生を生きることを余儀なくされているのだなあ、と身近な方々の病の知らせを受けるたびに感じています。

「普通」に感謝しつつ、一刻一刻を味わい尽くしたいものです。

弟から沢山リンゴをもらったので、久々に瓶仕事。

レモンの代わりに家で取れたライムで砂糖煮を作りましたが、爽やかな風味となりました。

玄関先のボケの実も、ゴロンとしていて甘い香り。
もしや食べられるかも?とネット検索したら、ハチミツ漬け、というのがあったので、やってみました。

ハチミツが足りなかったので、黒砂糖も足してみた。

こちらもまた爽やかな香りで、喉に優しい美味しいシロップができました。





9月の設え

2021-09-07 22:28:57 | テーブルコーディネート
9月になり急に寒くなり驚きましたが、「新涼」という言葉にぴったりの風にほっとすることも。

夏の間はゴロゴロと日中寝てばかりだったピピも、9月になってからは元気で、時折部屋に出てくる蜘蛛の子をいたぶったりしております。

食べたりはしないのですが、シャっと手を出してしばし眺めて、という・・

猫本来の本能の部分を少しだけ垣間見た心地でちょっとドッキリ。

アズレージョ模様のテーブルクロスを新調したので、それに合わせてポルトガル仕様に。

最初はお土産で買ったガロ(赤い鶏の置物)を置いてみたのですが、色が強すぎてちょっと落ち着かなかったのでやめに。ガロは元居た、キッチンの窓辺に。

今回、絶対使おうと思っていたのは、2018年、リスボンのお洒落な雑貨屋でみつけて買ってきたコルクのお皿。



お店の名前は失念しましたが、歌劇場に面した広場のすぐ側にあるハイセンスなお店で、多分、大概のガイドブックには載っている。

お洒落すぎるくらいのハイセンスなお店で、目の前まで行ったのに、スタイリッシュな入口が判らず、歌劇場の前に居た家族連れに教えていただき辿り着くことができました。

車から衣装ケースを持って出てきた男性は恰幅がよくダンディ。坊やは可愛く、美しい夫人はにこやかな笑顔。

この時は、ツアーの中の少ない自由時間を満喫しよう、と焦っていたため、お店に行くことばかり考えていて、ただ「ありがとうございます!」とお別れしましたが、もしかしたら、あれはその日のオペラに出演する歌手とそのご家族だったかも?と思います。

さて、このお店では、目的のクラウスポルトの石鹸や香水、陶器のツバメなどを買いました。

そして、偶然みつけたのが、これ。

コルク樫の表皮がそのままで、面白い!?と思い購入したものの、お皿としては逆向きに反っている箇所もあり、ものを載せることは出来ず、結局そのまましまい込んでいました。

今回は、絶対使う、と決めてあれこれ考え、辿り着いた答えがこちら。

逆さにして、フタにすればいい!?

楊枝はガラスのお皿に。他にはコースター、毎朝の体温計もここに。



ちょっと景色が寂しいので、ショップのディスプレイの様に、同じくポルトガルの大学の街・コインプラで夫に買ってもらった銀のフィリグラーナを置いてみました。





ややワイルドではありますが、使い勝手、中々良いです。

ピピが齧るかな?とも思ったのですが、今のところコルクには関心が向かないようで無事です。

ルスカスは遂に一年を超えましたが、まだ青々とピンとしていて元気です。
凄い植物です。


8月の設え

2021-08-03 14:18:14 | テーブルコーディネート
今年は、去年よりもさらに時間が過ぎるのが早いです。

それにしても猛暑が続いております。

8月はバリ。



息子が4歳の時だったので、もう27年前。

これは、現地の人が腰巻として使っているものを、若い頃は私も黄色のブラウスと合わせて巻きスカートとして活用していました。

もうずっとしまわれっぱなしだったのを、テーブルクロスに。

模様は奇麗な花や可愛い鹿らしき動物だけでなく、ムカデみたいなものもあり、南国独特のインパクトがあります。



みんなみんな生きているんだ友達なんだ♪ という歌詞を思い出す柄。
紫檀?か黒檀か。。で出来た顔の形の鈴も初めてセンターに。
貝がらとサンゴもバリの海岸で拾ったもの。

念のためということで、ホテルのプライベイトビーチにしか行けませんでしたが、いたるところに白いサンゴのかけらが落ちていて、最初は骨かと思ってビビッていた。

息子も小さかったので、あまり遠出はせず、ずっとホテルとその界隈で過していました。
最初は聞きなれない英語で話しかけられて嫌がっていた息子でしたが、最後は

「帰りたくない。ここを僕のおうちにする~~」と泣いてごねた。
プールではずっとお父さんに肩車していたのが思い出されます。

夫も私も若かった。

ついでに、がんばってかついで持って帰ってきた竹の楽器も屋根裏から引っ張り出してきました。



竹を組んでいるのはビニール紐で、バチの先に使われているのは、おそらく古タイヤのゴム。

でも、これがとても良い音。

息子が小さい時はよくこれで遊んでいましたが、これまたずっとしまいっぱなしだったもの。

澄んだ響きが島の涼しい海風を思い出させます。

  ・・ああ、そういえば、コロナになってから海も全く行っていない・・

これに一番喜んだのはピピ。

「なんにゃ?なんにゃ?!」

と早速ピピチェック。


フルートを吹くと逃げていくのに、この竹琴を鳴らすと寄ってくる。

その上、猫じゃらしを上に落として、偶然かもしれないけれど、自分で音も出している。

ずっと聴いていたい澄んだ響き。
音程が超微妙なのも、そのずれがむしろ味わいとなって聞いていて飽きない。

私のフルートの音もまだまだなんだなと思います。本当に。

ルスカスは遂に一年越えとなりました。
流石に緑はやや色あせた感がありますが、まだまだピンとしていて元気です。