サッカーワールドカップブラジル大会の結果

サッカーワールドカップブラジル大会の結果

今回の大会は、日本時間の主に早朝に試合があり、出勤準備や通勤時間帯に多くの試合が行われたため、ほとんどの試合を見ることなしに終わった。
ライブで最初から最後まで見ることができたのは、開幕戦のブラジルvsクロアチア、日本vsコートジボワール、３位決定戦のブラジルvsオランダくらい。あとは録画やダイジェストなどを見たが、決勝戦で戦ったドイツとアルゼンチンの試合は１試合もライブで見ることなく終わった。　　　

優勝 ドイツ　２４年ぶり４度目（東西ドイツが統一されてからは初めて）の優勝、南米の大会で初めて南米以外の国が優勝、すべてにおいて素晴らしい。　
２位　アルゼンチン　朝メッシ・昼メッシ・晩メッシがこの大会のＭＶＰ　　　　
３位　オランダ　ロッベンの速さは誰も止められない
４位　ブラジル

日本は１次リーグ敗退　
　　第戦　日本コートジボワール　１対２、前半に本田のゴールで先制するも、後半途中からドログバが出てきてから悔しい逆転負け　
　　第戦　日本ギリシャ　０対０、前半３８分に相手が１人退場になるも攻めきれず、虚しい引き分け　
　　第戦　日本コロンビア １対４、前半終了間際に岡崎のゴールで追いつくも、後半からエースの（ファルカオは欠場）ハメス・ロドリゲス=大会得点王点 が出てきてから突き放され完敗　　　　

日本代表には、ちょっと前ならば考えられないほどの欧州の強豪クラブに所属する、マンチェスターユナイテッド・香川、ＡＣミラン・本田、インテル・長友がおり、さらに欧州で活躍する岡崎・長谷部・吉田マヤ・ＧＫ川島、それにＪリーグで活躍する大久保・遠藤などがいたし、ザッケローニ監督が就任してからは、韓国やオーストラリアに勝ってアジアカップも制覇し、アルゼンチン・フランス・ガーナ・ベルギー・コスタリカなどの強豪にも勝ったり、前年に行われたコンフェデレーションズカップでもイタリアやメキシコとそれなりに戦ってきたので非常に期待していた。

早いパス回しから攻撃的なサッカーを目指したはずが、全く攻め込めず、横パス回してカウンターから失点を繰り返した。
何人かの選手は「目標は優勝」を何度も口にしていたが、全く虚しい。　

２大会前のドイツ大会、ジーコジャパンは中田英、中村俊、小野、稲本の黄金のカルテットでアジアカップを制覇し、大会直前の強化試合ではドイツにも２対２の引き分けで大善戦するなど期待も高かったが、初戦のオーストラリアに悔しい大逆転負け、２戦目のクロアチア戦はスコアレスドロー、３戦目のブラジル戦は玉田のゴールで先制するもこてんぱんにやられ完敗。　　
その時と全く同じじゃないか、何か進歩したのか　

アジアの４チーム（日本・オーストラリア・イラン・韓国）はどこも１勝もできず、グループリーグ最下位で敗退
これで４．５もあるアジア枠は減らされることになっても仕方ない。
ドーハの悲劇のアメリカ大会までのように枠もあれば十分である。
　

他の話題
・開幕戦のブラジルvsクロアチアは、日本の審判が務めたが、Ｊリーグでもちょっと触っただけですぐに笛を吹く西村主審がブラジル・フレッジの大げさな演技に騙され、ブラジルにＰＫを与える疑惑の判定
・地元ブラジルは伴奏を伴う国歌斉唱が終わっても、さらにアカペラで最後まで
・前回大会優勝の無敵艦隊スペインが初戦でオランダに１対５の大敗で１次リーグで沈没、過去に優勝経験のあるイタリア・イングランドも１次リーグ敗退、クリスティアーノロナウド率いるポルトガルも初戦でドイツに０対４の大敗で１次リーグ敗退
・ウルグアイ・スアレスがイタリア戦で相手選手に噛みつき事件　
・ブラジル・エースのネイマールが準々決勝でコロンビア・スニガに後ろから膝蹴りされ腰椎骨折でリダリダ離脱なり
・準決勝、ネイマールと主将DFチアゴシウバを欠くブラジルがドイツにホームで１対７の歴史的大敗、３位決定戦でもオランダに０対３の完敗・ブラジル相手にケガもしてないＧＫを交代させたオランダもスゲェ
・韓国の安貞桓（アンジョン ファン）が日本が引き分けたギリシャ戦を「最もつまらない試合」と批判したが、韓国は同じく１人少ないベルギーに負けて「飴でも食ってろ」


次の４年後はロシア大会、監督は誰でどんな選手が出てきて、どんな結果になるのだろう。
日本は優勝はできなくても、一度くらいはブラジルをあれくらいボコボコにしてもらいたい。