<20200201>「武士の娘」→「壬生義士伝」→「燃えよ剣」→「西郷と大久保」→「竜馬がゆく」→「氷川清話」→「一外交官の見た明治維新」と江戸～明治の時代物を読み、この度は遠藤周作の「沈黙」を読みました。キリスト教弾圧の史実を基にしつつ“神の概念”を考えさせる小説は、無宗教の私でも色々な啓示を受けたような気になりました。結果的に、日頃ルネサンスやバロックの宗教曲や宗教画を鑑賞した際には表面的な事しかわからない事に対し、それは仕方ない事であり、それはそれでいいのだと改めて思いました。途中に異なるジャンルを挟んだものの江戸～明治時代を舞台にした物をそこそこ読んだので、この先暫くは毛色の違う物を読もうと思います。
【検索用：「沈黙」読了】
