<20180906>十数年前に読んだ内田幹樹著の「機長からアナウンス」と言う文庫本の中に「関西国際空港なんか沈んでしまえ！」と言う章がありました。機長であった氏の率直な気持ちが綴られているのですが、理由は違えど私も関空にはいい印象を持っていません。その理由はいくつもあるので控えますが、それはさておき、その関空は先日の台風21号によって数千人が半ば閉じ込められた状態になり、また、完全復旧にはかなり掛かる様子です。そもそも関空を条件のよくない泉州沖に作る事になったのは伊丹空港の騒音問題や神戸市が神戸沖の建設を断った事が根底にあるので現状の関空をどうこう言っても仕方ないのですが、何れにせよ、今となっては先を見据える事が出来なかった国民性が招いた一例で片付けるしかありません。この先も関空は様々な問題が起こるでしょうから、その度に心配になる事でしょう。※写真＝「機長からアナウンス」…新潮文庫。
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