FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

有楽町「らーめん 中本」

2010年11月05日 20時03分24秒 | ラーメン行脚
本日のラーメンは、有楽町「らーめん 中本」です。

有楽町に旨いのか不味いのか分からないラーメン屋があると言われ、連れて行かれた。
お湯に微妙に味を付けたような感じと言われ、想像もつかない。
醤油と味噌をベースに野菜やチャーシューなどのレパートリーを取り揃える。初心者は、醤油と勧められ、630円の醤油ラーメンをチョイス。
待っている間、店内を観察。
座る椅子は、ビニールのヤツ。机は、昔、団地の台所にあったちっちゃいヤツ。厨房は、ご多分に洩れず、不衛生極まりない戦後どや街の定番厨房。
年老いた職人3人が機械のように同じ動作を繰り返し、ラーメンを仕上げる。
そんなこんな観察しているとラーメンが出て来ました。見た目は、期待通り、昭和初期の東京ラーメン風。
待望の一口目を期待を込めて、ズルズルズルズルズ~~~。
どこかの高速のPAで食べた事有るような味。恐らく動物系の出汁とみた。ネットで調べると牛骨がベースのようだ。そこに、熱々のラードでスープに幕を張る。レンゲで掬うスープで舌を火傷しながら、味の全く無い分厚いチャーシューを頬張り、そこそこ味の付いた大量のシナチクを味わう。
らーめん(小)があるのが頷けるような量の多さで満腹感、甚だしい。
麺は、太麺の感じといい、見た目から”二郎”を彷彿とさせる元祖の香りが漂う。
まあ、入店前の「旨いか不味いか分からない味」を評価するならば、「不味い味」と烙印を押さずにはいられない味であった。
でも、帰り際に隣のサラリーマンに提供された味噌らーめんを見るにつけ、再度入店し、味噌を食べてから評価せねばと思う店であった。