FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

和田竜「忍びの国」

2010年09月12日 11時00分22秒 | 小説
本日、和田竜「忍びの国」を読み終わりませんでした。

「伊賀一の忍び、無門は西国からさらってきた侍大将の娘、お国の尻に敷かれ、忍び働きを怠けていた。主から示された百文の小銭欲しさに二年ぶりに敵の伊賀者を殺める。そこには『天正伊賀の乱』に導く謀略が張り巡らされていた。史実に基づく壮大なドラマ、われらの時代の歴史小説」

感想を一行すら書けない程頭に入らなかった・・・。
織田信長の二男、信雄が伊賀攻めを企み、なんたらかんたらと話が進むが、何せ歴史に興味が無い小生は、物語の筋道が一つズレて分からなくなると流し読みが始まる。
読み始めて50P位からそんな感じになり、最後は、どっちの人物が伊賀側で織田側かもわからなくなり始末・・・。
150Pまで読み進むも、結局、断念・・・。
特に文体が難しい訳ではないが、反省です。
まあ、当分、歴史物に手を出すのは止めようと思うに至った・・・。

藤原正彦「国家の品格」

2010年09月12日 09時07分51秒 | 小説
本日、藤原正彦「国家の品格」を読み終わりました。

「日本は世界で唯一の『情緒と形の文明』である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき『国柄』を長らく忘れてきた。『論理』と『合理性』頼みの『改革』では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、『国家の品格』を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言」

数年前の品格本の先駆けとなった一冊である。
著者は、数学者でありながら浅田二郎の二男と言う、サラブレットだ。
なぜ、急にこの本に手を伸ばしたかと言うと、先日来読み漁った倉本聰のエッセイの中で勧められていたからである。
200P弱の薄い作品の中に書かれる品格は、所謂、オヤジの極論である。
例えば、「グローバリズム」なんてアメリカを中心とした策略であり、日本は「伝統」を重んじて国作りを行わなければと。
会社は、株主のものではなく、そこで働く従業員のものだと。
要は、ライブドアやファンドなど金にあかして法の目を潜り抜ける手法ややたら株主主権を言い立てる人たちは、「下品」で「卑怯」だと。
どんな論理であれ、論理的に正しいからと徹底的に追及していくと、人間社会は必ず破たんに陥ると。論理だけではダメです。どの論理が正しく、間違っているかということでもありません。
と展開するのだが、その後の4つの理由がちと難しい・・・。
確かに正論であるが、その理由に対する対論がないような。
読解力の無い小生では、やはり、頑固オヤジの小言、愚痴のように聞こえてしまう。
まあ、200Pなんとか、読んでみたもののもう一度読み返さなくては、感想を書くのも難しい本であった。
なんとなく、売れたのは分かるが・・・。

小川町「魚とん」

2010年09月12日 01時19分50秒 | ラーメン行脚
本日のラーメンは、小川町「魚とん」です。

以前は、蔦八と言うラーメン屋だった。
いつの間にか、「魚とん」に店名変更。
店主は、以前の夫婦2人で変らないので、恐らく前店名がどこかの店と被っていたので、クレームなんかを付けられて変更したのだろう。
浅草開花桜の麺の使用は、依然と変わらず。
変ったのは、極太平打麺が追加された事。
並でも大でも得盛りでも値段は変わらず。
カレーつけめんをラインナップしたため、店内にカレー臭が漂い、カレーつけめんをチョイスしたかったが、やはりつけめんは魚介が一番なので魚とんつけめんを大で注文。
待つ事、5分。出てきたのは、コチラ。

凄いボリュームの極太平打麺だ。

取り敢えず、数本箸で取ってスープへ。
持ち上げて器へ入れる瞬間に箸から麺がすり抜け、ボチョリ
ビシャとスープが飛びはね、ワイシャツへ。
1本1本が長くて高~く持ち上げていたので飛沫が3、4箇所飛び跳ねた
その後も同じような現象を繰り返し、最後はワイシャツがギトギトに。
どうりで入店した時にカウンターテーブルが脂ギッシュだと思ったのは、これが原因だ。
平打麺の表面がツルツルに加え、1本の重さが結構あるので上手く掴んでないと箸から滑り落ちる。
こりゃ、服を汚したお客が後を絶たないと見た。
気を付けましょう。
で、お味の方は。
今では、全く驚かなくなった豚骨ベースに少々魚介が香る東京のつけめんであった。