FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

高島平「両面焼きそば専門 あぺたいと」

2009年12月06日 19時21分44秒 | グルメ
本日のランチは、高島平「両面焼きそば専門 あぺたいと」です。

本日は、サッカー練習がお休みで市内スポーツ大会のためワーボの参加は、取り止め。ワーボにとってサッカーが全てではなく、ノンノンも含めた家族一緒の行動も必要。特に、小生にとって可愛いノンノンとの時間を持つ事が非常に少なく、危惧しているところ・・・。
そんなことで、今日は、家族総出で買い物。
イオンに行ってノンノンと妻のクツを中心に物色。
結局、ノンノンが2足。妻が1足。
女性陣が満足してイイ1日でした。
動き回ると、お腹が減る。
家まで直行して、何かを食べようと思いましたが、そう言えば高島平に美味しい焼きそばのお店があることを思い出し、行ってみることに。
マスコミ登場回数、数限りないお店です。
両面やきそばで有名な「あぺたいと」

寂れた高島平駅の裏手数分の所に静かに佇みます。
意外にもオープンエアも携えたおり、家族連れにはもってこい。
少々、寒さが堪えるが、店内の油っこい臭いから開放されるためには、屋外がベスト。
お行儀良く4人テーブルに座り、メニューを物色。
餃子セットやみそブタ丼セットなどやきそばをメインに選択豊富。

2人前のビックと2.5人前のばくはつは、一人で食べて下さいと但し書きあり。
分け合うのは厳禁のよう。小学生連れの一家には、難敵。
でも、聞いてみるとすんなりOK。
よって、餃子セットB(やきそば2人前+餃子5個+半ライス)を2セット注文。
待つこと、10分。出てきました。

やきそば、てんこ盛りです。



でも、店のドアに貼ってあったポスターのように麺が鉄板に押し付けられたように焦げ目が全く付いていません・・・。
何かの間違えでしょうか?失敗作?
期待の一口目。パクリンコッ。
「んーーーーっ・・・」
確かに、偶に”カリカリッ”と麺が焦げた感触が歯根に伝わるが、どうも、あのポスターのような焦げ目が欲しい。
どう見ても、どう食べても、テキヤの屋台やきそばとなんら変わりない・・・。
味もソースの濃厚な風味が乏しく、完全に大量もやしに負けている。
できれば、テーブルに調整用のソースを置いて欲しかった・・・。
逆に、餃子のほうがジューシーで旨かった。

九段下「寿司清」

2009年12月06日 18時33分32秒 | グルメ
金曜日のランチは、九段下「寿司清」でした。

ある交差点の角にある鄙びた一軒家。

営業しているかどうかも不安でしたが、取り敢えず店先にメニューを掲げていたので営業中だろうということで入店。

おじゃましま~す。

引き戸を開けると店の真ん中で主人が一人、ストーブに両手を当て暖をとってました。寿司職人の命である手のひらをぬくぬくと暖める行動に一抹の不安を覚えたが、威勢のいい
「らっしゃーい
の言葉に禁断の扉を後ろ手に閉めてしまいました・・・。
「えーい、ままよ」
と度胸を決め、
「イクラ丼ちょうだい。
「今日はねー、ちらしとマグロ丼しかないの。握りも御覧の通り、激安価格で出してるよ」
と別メニューを勧められる。
まあ、初入店なので、無難に定番メニューのマグロ丼を注文。
待つ間が、小生の読書タイムなのだが、ここの主人がお喋りで・・・。
あーでもない、こーでもないと時事問題から芸能問題まで。
少々面倒臭くなり、店内を見渡すと壁際に掲げられた釣師の写真。

左から、ブラックバスとイトウ、そしてアメマス。
オヤジに聞いてみると某テレビ局のディレクターで釣り好きの常連さんのよう。
2年前についにイトウを道北で釣り上げたとの事。
88cm
小生より、6cmもデカイ
何故だか、釣師って釣り客が集まるお店に自慢の写真を掲示したい習性がある。
ちなみに、小生も、都内2店舗に自慢のお魚写真を掲示中。
釣りの話しに一花咲かせていると、出てきました。

「おおー、こりゃ、大量マグロ
赤身のオンパレード
恐らく、生マグロか
酢が良く効いた酢飯に厚切りのマグロ。
900円の至福です。
味は、イイよ。
難点を挙げれば、店内に饐えた臭いが充満している事か・・・。
老人店主に店の清潔感やネタの鮮度を望むのは少々コクか。
少なくとも、ランチのマグロ丼は許せる範囲だったが、夜の部門は少々不安か。

遠藤武文「プリズン・トリック」

2009年12月06日 01時21分01秒 | 小説
本日、遠藤武文「プリズン・トリック」読み終わりました。

「刑務所内での密室殺人。社会派でありながら超本格。読み落としていい箇所はラスト一行までどこにもない。あなたは絶対に鉄壁のトリックを見破れない。そして必ず、二度読む。第55回江戸川乱歩賞受賞作」

久々の江戸川乱歩賞作品。
選考委員の東野圭氏のコメントが帯に記されています。

「乱歩賞史上最高のトリックだ」

この賛辞は、期待するでしょ。
でも、読んでみると期待外れ・・・。
新人作家にありがちな登場人物の多さ。
これゆえ、感情移入が中々できずに人物が歩いてくれない。
また、冒頭の交通刑務所の日常の出来事に対する説明が異常にクドイ。
作者の経歴を見ると現在の仕事は損害保険会社勤務。
仕事上、知ってしまうんでしょうね。塀の中。
知っているが故、書きたい。でも、それが邪魔してる。
やはり、小説は、始まりと終わりが肝心。
始まりは、圧倒的なスピード感や興味をそそる出来事や人物の登場。
これを無くして小説は、動きません
以前読んだ新人作家、大門剛明氏が書いた「雪冤」に共通する登場人物の多さ。
これも、途中から誰が誰だかわからなくなったような。
恐らく、新人作家が書く小説で「登場人物の多さ」や「感情移入できなかった」などの書評の多くが何故起こるのか。
恐らく、構成の失敗にあるのでしょう。
書き始める前に、題材と登場人物を決めるはず。
そして、一番重要なのは、テーマ。
でも、書いているうちに「この行を説明するためには、この人を使おう」とどんどん人が増えて、分かりにくくなるのでは。
これも、慣れなんでしょうか。
ミステリー作家の雄「横山秀夫」なんて、最後まで全くぶれないもんな~。
まあ、新人作家としては、イイ出来のほうなのかな。
それにしても、東野圭吾の書評には、騙されました。
ちなみに、小生、先日のA3版1枚のレポートを仕上げるのに、四苦八苦し悪戦苦闘。本番では、支離滅裂に・・・。
文を書くのは、ムズイ・・・。