FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

吉田修一「静かな爆弾」

2008年10月05日 00時53分07秒 | 小説
本日、吉田修一「静かな爆弾」を読み終わりました。

「テレビ局に勤める早川俊平はある日公園で耳の不自由な女性と出会う。取材で人の声を集める俊平と、音のない世界で暮らす彼女。やがて恋に落ちる二人だが」

「悪人」「さよなら渓谷」に続き同作家3冊目です。
期待大でしたが、奮わず・・・。

耳の不自由な女性との純愛。ペンと紙で会話が進み、静かにページが進む。
報道番組を作成する主人公が追うのは、仏像を爆破したタリバン政権。

ワーカホリック的に働く主人公が最後に気付いた爆弾は、身近にあった。
彼女が行方不明になった一週間の理由がサスペンス的に最後に明かされると思いきや、足元をすくわれる・・・。

恋愛モノなのか純愛小説なのか?奇奇怪怪なストーリー。
感想を述べるのも難しい終焉を向かえ、あっけなく最終ページを迎える・・・。

なんじゃ、こりゃ?