日記

日々の雑記にございます。

福岡猫の想い出

2014-06-22 21:38:30 | Weblog
 一週間以上経ったので記憶が薄れてきましたが、つまりそれは印象深かったところが洗い出されるということでよしとしておきましょう。
 今週から暫くはTOP絵が福岡猫になります。たぶん。だいたいがネタで一部感想のようなもの。御三家がめっちゃ好きということも無いのですが、やっぱり御三家は目立ちますし今回は加藤マンカスのおかげで御三家率高そうです。永野ミストもまじめにやってる筈がネタの宝庫だし、芝タガーは言わずもがな。マイナーズ大人しいし、女性は見たことある人が多い上にインパクトのあるのがジェリーというのはいつものことなので。。。

 さてさて、早速ですがナンバー順にいこうかな。二回見たので二回分ごった煮状態。とりあえず思いつくままに。

■オーバチュア
 山中ランペルを見たお客さんから「可愛い!」「綺麗!」という感嘆の声が。笠松ランパスはちょっと見上げる感じになりましたが、右頬のメイクが大胆。ソングで近くに来たので、毛並みを意識して描いていることはわかりましたが遠目には右頬がかなり黒いです。桧山ランパスのメイクをちょっと繊細にした感じかな。横井コリコは相変わらず綺麗で男前でした。一日目の目チカはボンバルリーナとその他、二日目はマンカストラップとその他でした。他の劇場に比べて少し明るいようで、誰が来たか判別しやすかったです。ただ、岡村ジェリーは大柄すぎて女性か男性かの判別すら困難。。。加藤マンカスの力強い目チカが印象的でした。目チカが力強いってどういうこと・・・?

■ジェリクルソング
 音を外すような人はいませんでしたが、大橋タントはあまり声が出ていませんでした。音の高低差がありますからね、ダンサーさんの地声だとキツイのかも。難しいパートだけども、玉井ギルは綺麗に当てていました。さすが。ここでも岡村ジェリーは際だって上手いです。無論、デュトさんやグリザベラ、ガスはうまいので敢えてコメントする必要も無く。タントミールのソロパートに入る前かな?ボンネットの上でランパスが身体の向きを半回転させる凄い動きをするのですが、笠松ランパスはかなり柔らかな動きをします。高城ランパスと比べてもふんわり。かなり後ろの方でやっているので知らない人にこの違いを伝えるのは難しい。。。で、空中ブランコ下での横井コリコは側転一回。うん?前は二回やってなかったかな(ちなみにさらに前は一回だったはず)、舞台の幅の問題か元の振り付けに戻したのかは謎。ハプニングもあって、メサイアの靴落下から歌再開の時、合図があったにもかかわらず曲が始まらない。でも、何食わぬ顔で永野ミストがもう一度キューを出すと普通に始まりました。さすがプロ、絶対に狼狽えない。ソングが終わった後、加藤マンカスが一人全身で呼吸しているのが目につきました。そりゃあキツイですよね、こうして見るとほかのダンサーさんが静かに呼吸していることの凄さが改めてわかります。すごいなあ。

■ネーミング~インビテーション
 色んな猫さんが睨めっこに来てくれました。正木ガスはめっちゃええ声。そしてご立派な太股。一人一人とじっくり睨めっこしていました。加藤マンカスはたんたんと語りかけるのではなく、表情豊かに客席に語りかけます。さすが、ファミリーミュージカルで鍛えていらっしゃっただけあります(笑)インビテーションでは、永野ミストはがっちりヴィクトリアの手を掴んでコリコパットにバトンタッチしているように見えます。馬場ヴィクトリアは細いけれど綺麗に筋肉の付いた脚が美しいです^^あと、マンカストラップの口上を聞いている一色カーバは普通に立っているだけでジェントルマンポーズは無しでした。その他の場面でもスパニッシュポーズは無し、どういうキャラ付けになっているのか直接聞いてみたいところです。

■ジェニエニドッツ
 スリーガールズの声量バランスはちょうど良いのかと。高音と低音の切り換えさえなければ大橋タントだってしっかり歌えているのかな。加藤マンカスは萩原マンカスよりもスムーズに高音低音の切り換えができているように思います。不思議なところで音が切れたりしないし、無理して出している感じもなく爽やかに歌い上げていました。加藤ジェニエニドッツは元気良くて明るいご近所の人気者おばさん風情。可も不可もなく、というよりは、特別目を引くようなものがなかったというところ。ごきぶりのタップ隊が思いがけず良く揃っていました、途中までは。スキンブルとタンブルがおさぼりをする前までは、今までになく揃っていて「おお!」と思ったのですが、それ以降はいままで以上に崩れていたような気もしなくはない;松永タンブルは泡立て器で床をお掃除。その道具で床掃除は無理があると思いますよ。。。そんで、笠松ランパスと一色カーバがおばさん猫たちへの襲撃を企んでいる様がとても可愛かったです、悪ガキそのもの。このナンバーはみんな楽しそうでいいな。

■ラム・タム・タガー
 ・・・出た!という感じの芝タガー。相変わらず丸顔でそこそこ細身だけど踊れない、でも良い声。連れ去ったお客さんの頭にキスをするのは変わらず。凝視すると色々残念なので声を聞きつつ舞台上手を観察。五所バブと横井コリコがもの凄く可愛いのです。バブちゃんと遊んであげているコリコが、実は同じレベルで遊んでいたりして。和むなあ。そうこうしているとボンバルリーナがやってきて色っぽいポーズを決めるわけですが、その時にスキンブルが階段を凄い勢いで下りてくるのです。今まではボンバルが階段の上でポーズしていたのでそういうのは無く、コリコパットが階段を上がっていたのですけども。塚田スキンブルのダッシュ→首ぐるぐるの過程が不自然過ぎて笑える。五所シラバブはパンダと戯れている姿がとても愛らしいです。

■グリザベラ
 松山ジェミマと岡村ジェリーは両方体格的にも声質も声量もパンチが利いているので迫力があります。松山ジェミマの「えっ!グリザベラ?あの昔の?」という歌い方がめちゃめちゃ蔑んでいる感じで好きです。

■バストファジョーンズ
 ここの加藤マンカスの投げやりな感じは見ていて楽しい。取り巻き組はスキンブルだけ長身で爽やかです。一色カーバは相変わらず反応が薄いのですが、せっせと色んな料理を運びます。皿だったり、何かを摘んでいたり、瓶のようなものだったり。二日とも同じ順番で渡していたようなので、彼の中では運ぶ順番が固定されているのかもしれません。笠松ランパスはご馳走運びが止まった後、持っていた物を後ろに放り投げていました。いらなかったのかな。面白いのはやっぱり下手組。慣れもあるかもしれませんが、横井コリコはバリエーションが多くて楽しいです。この辺はまたイラストレポで。

■マンゴジェリー&ランペルティーザ
 笹岡マンゴは初でしたが、低めの声で歌もダンスも上手でした。没個性ですが、紛れもなくマンゴだったのであまり印象にはありません。。。二回目見た時はちょっと支えが不安定になっていましたけど、山中ランペルが笑顔でクリア。山中ランペルはもう全く不安がないというかランペルティーザそのもの。愛嬌があって憎めない小泥棒。

■オールドデュトロノミー
 全員が全員「オールデュトロノミー」と言っていましたので、そういう言い方にしろと指導があったことにしておきます。ここで加藤マンカスが身だしなみを整えるのですが、これがまためっちゃ力が籠もっていて、それはいくらなんでもやりすぎだと言いたくなります。芝タガーは何だかなんだやりつつも、ちゃんと長老を敬っているように感じられて良かったです^^あと、スキンブルが長老を迎えに行くときにスロープを下りるのですが、急だからか何なのか不思議な体勢でした。

■ジェリクルボール
 松永タンブルと藤岡カッサのダンスが最高に綺麗で見惚れました。タイヤダンス美しい。松永タンブルが安定していて、藤岡カッサの脚がもの凄く綺麗に上がるのです。ダンスで印象に残ったのは他には高倉ボンバルと笠松ランパスでしょうか。このふたりのペアダンスはさほどインパクトのあるものではなくたんたんとしていましたが。高倉さんのダンスの美しさは前々から知ってはいましたが、笠松さんの柔らかなダンスもなかなか素敵でした。

■メモリー
 岡村ジェリーの声と表情が極寒です。すごい気迫。河村グリザベラは傷ついた娼婦猫、寂しさを必死に押し隠すような演技が胸を打ちます。


 まずは前半だけ。書いていないことも多々あります。何だかんだでランパスをよく見ているのはいつものこと。これだけ御三家に目がいくのも珍しいかな。
 

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