ムシャクシャしてやった。誰でもよかった。

今は反省している。ライブや旅行日記、ツクールなど。

日本科学未来館

2019-11-30 08:57:31 | 旅行記

お台場の日本科学未来館へ。


未来を感じさせるエントランスです。


無数のディスプレイで球形に作られた地球。


定期的にプログラムが流され、色んな映像が映されます。


半円形のディスプレイに3D映像を映すドームシアター。
「9次元から来た男」と「バースデイ 〜宇宙とわたしをつなぐもの〜」の2プログラムを鑑賞しました。

9次元からきた男は、超ひも理論の話。
ドラマ仕立てになっていて、2次元のドラマ世界から3次元のこちら側へ男が出てくるシーンとかはなかなか面白いです。終盤は尻切れ感。

バースデイの方は、プラネタリウムの3D版みたいなコンセプトらしく、同じような映像が30分流れるので、それほど面白みはないです。
ていうか中国人の子供がずっと泣いてるし、別の中国人はでっかい声で関係ないこと叫んでるし、民度が低すぎてイマイチでした。


ネットワーク通信の模型。
白黒の玉でヘッダとペイロードを指定して、ヘッダで指定した場所へ白黒の玉を物理的に送ります。


アンドロイド。もっと人間の女性っぽいのもありましたが、こっちの存在感が異常。


未来の地球を守る的なゲーム。
障害物に当たらないようにルートをなぞって指定し、できるだけ未来まで自機(?)を届けます。
ディスプレイの山の裏側にも障害物があるので、いろんな角度から問題を捉えようみたいなコンセプト。


僕の地球の未来は、水を権力者が独占する世紀末世界になりました。ヒャッハーが捗る…。


コピーとオリジナルとは何なのか、という命題について考える昔の絵。
初音ミクとかもありました。


1時間に1回のASIMOの公演。歩いたり走ったりボール蹴ったり、いつものやつでした。

2時間くらいブラブラして終了。平日に行ったので空いていて良かったです。

名古屋 清州城

2019-11-21 21:46:50 | 旅行記
スフィア名古屋ライブで名古屋へ。
2泊3日で色々行こうとしていたんですが、台風のせいで日帰りに…。


清州城に行ったら、偶然お祭りをしていました。
これは鉄砲をぶっ放しているところ。なかなかの迫力です。


地元の人たちが戦国時代の仮装をして橋を渡っています。
っていうかこのイベントが終わるまで橋が渡れないので清州城に行けないという罠。


清州城。現存天守ではないので、趣はありませんが、中の展示はそれなりに立派です。

また、お祭りの日だったからか日曜だったからか分かりませんが、紙芝居もやっていました。清須会議の紙芝居。子供メインの内容でしたが、ある程度は楽しめました。


最上階には触れるしゃちほこや、叩ける太鼓が。
また外をぐるりと回れる通路があります。(お城としては希少な構造ですがもともとあったのかは知らないです)


お祭りの後、大量の見物客が清州城へ入って行ったので、場内激混みになるのかと心配したんですが、みんな清州城を通り抜けて向かい側にある広場でどんちゃん騒ぎをしていました。


ARアプリをダウンロードして最上階でマーカーを取り込むと、織田信長が飛んできます(笑)


謎解きをやっていたので参加。場内と、周辺の公園や庭を回ります。

が、台風の名残か、強めの雨が降ってきて大変でした。
足元が泥でびちゃびちゃになった公園を徘徊させられて、靴が死にました。

2時間くらいかけて謎を解いてオバチャンの所へ持っていったら、「はい正解ですね。くじ引いてください。はいハズレですね。」で終わりw


ライブ前の腹ごしらえは、名古屋駅でエビフライ。
まるは食堂のエビフライは2回目ですが、海老はでかいんですが、味付けが薄いというか、深みがないというか…。
でかいだけであんまり美味しくないという、1回目に食べた時と同じ感想でした。もう行かない。


ライブ終わって、帰り際にキッチン名古屋で味噌カツ丼。
個人的に名古屋の赤味噌があんまり好きじゃなく、矢場とんもイマイチなんですが、ここの味噌カツは関東で食べる味噌カツに近く、甘くて美味しいです。
まあ、名古屋で食べなくてもいい味な気もしますが…。

名古屋飯って、有名なお店(矢場とんとか山本屋シリーズとか)で食べるとイマイチで、その辺の店で食べると美味しい気がします。
本場の味ほど口にあわないのかな…。

日帰りはもったいなかったけど、ライブは楽しかったのでまあ満足でした。

静岡 三保の松原&登呂遺跡

2019-11-18 23:58:21 | 旅行記
9月下旬、スフィア静岡ライブに合わせて静岡へ。

新幹線で静岡駅、そこから東海道線で清水駅へ移動し、バスで三保の松原へ向かいます。


三保の松原へ続く神の道。長い松の参道です。
神社から海岸へ向かうので、参道としては逆走?

途中にあるまぐろ屋というごはん処で昼飯。


駿河湾の宝石、桜エビ!
生で食べたのは初めてかもしれないですが、美味い!


海鮮丼はかなりボリュームがありました。

海岸付近に行くと、本格的な松林が広がっています。


羽衣の松。割と最近、世代交代したとか。
他にも立派な松がたくさんあるので、この松が特別すごいってわけでもなかったです。


そこからすぐに海岸です。
この日は台風が迫っていたため、風が強いし雲が多かったです。


富士山も見れず…。
ていうか波がめちゃくちゃ高くて、消波ブロックにぶち当たって水しぶきが飛びまくっていました。

三保の松原の資料館みたいなところでまったりしたりしつつ、バスで清水市内へ戻り、


錆びれた商店街の途中にある、清水次郎長生家。


中は展示とお土産屋さん。小さい店内ですが、たまたま外人さんがたくさんいました。


次郎長ゆかりの船宿、末廣。ここもお店と展示。
広いお屋敷で、2階にも登れます。

近くにあるエスパルスドリームプラザへ移動。


ちびまる子ちゃんランドでおみくじ。

子供がいっぱいいる中、入場料を払って入場…。いやせっかくですし…。


家の再現、学校の再現など、そこそこ頑張った作り。


子供用のスタンプラリーみたいなものもやっていました。

まあ、小雨だったのもあるかもしれないですが、とにかく子供が多い、人が多い。
街中を歩いてる人ほとんどいないのに、このドリームプラザ内はとにかくすごい人ごみでした。


静岡に戻って、ライブ会場に行く途中の道で、あんきらを発見!
キラリ高等学校と杏林堂が同じ写真に…!
キラリのビルの方が圧倒的にデカイのも高ポイントですw


ライブおわってラーメン食って、翌日。


登呂遺跡へ。ここ数年でなんど見たかわからない竪穴式住居。


高床式倉庫。弥生時代の遺跡です。


地元の人が実際に当時の方法で稲作をしているようです。
田んぼがイメージキャラクターの模様になっています。


登呂博物館。


1階は説明員の人がたくさんいて、精米などの体験ができます。
風景も時間で夜になったりして凝っています。


機織り体験もできました。地道すぎる作業…。


登呂遺跡はかなり気合を入れて発掘が進められた遺跡のようで、この博物館の展示もなかなかわかりやすくて良かったです。

しかし、台風だったからか分かりませんが、日曜なのにお客さんはほとんどいませんでした。


台風の風がめちゃくちゃ強くなってきたのもあり、駅で桜エビのかき揚げ丼を食って、そそくさと新幹線で帰宅しました。
2時間で家に着いちゃうんだから、静岡は近所ですね。

山陰近畿旅行 4/4 奈良 興福寺

2019-11-17 21:00:24 | 旅行記
旅行の最終日は奈良へ。

JR奈良駅から降りて歩いて興福寺方面へ。
近鉄で行った方が観光地へは近かった…。荷物があったから地味に遠かったです。


興福寺の中金堂。
興福寺はなんか新しい建物が多いですが、敷地が広くて立派です。
ただ、中金堂に入るのにも東金堂に入るのにもそれぞれ別料金と言った感じで銭ゲバ感がありました。(料金を安く小分けにしてくれているともいえる)


五重塔。


そしてなんといっても国宝館!
日本で最もイケメンな仏像として有名な阿修羅像が、この日の僕のメインです。

国宝館の中は写真撮影できませんでしたが、朝一だったこともあり、ゆっくりと見て回ることができました。
阿修羅像のほかにも、八部衆像や十大弟子像など、国宝の仏像がズラリ。

八部衆とかいう厨二設定がズラリと並ぶ様は、現代的なかっこよさにも通じて、ビビっとくるアツさがありました。


続いて、春日大社の参道へ。木漏れ日の下で見つめ合う鹿とワイ。


溝にたくさんのシカがはまっていました。涼んでいるのかな?(9月上旬で暑かった)


久々の春日大社。結婚式をやっていました。


綺麗な朱色の境内をぐるりと回り、灯篭もたくさん。
前回来た時はもっと灯篭だらけだった気がしましたが、単に2度目でインパクトが薄かっただけかな?


真っ暗な部屋の灯篭はかなり綺麗でした。安らぐわー。

そこから東大寺へ行く途中、変な道で行こうとしたら山の中で少し迷いました。


鹿せんべいを3パックほど購入して餌やり。

大人の鹿は鹿せんべいを見せた瞬間に突進してきますが、小鹿は警戒して恐る恐る食べます。
小鹿に上げようと思っても大人の鹿がすぐに駆け寄ってきて横取りしていくので、せんべいででかい鹿の注意を向けているスキに、逆の手で別のせんべいを小鹿にやったりと、なかなかの格闘を繰り広げました。腰を痛めた…。


東大寺。手前の博物館とセットで見学します。


廬舎那仏。近くで見れて写真とかも取り放題、これが王者の貫禄かという感じ。
正直、もう何度目だという感じで目新しさはないんですが、NHKの番組やぶっちゃけ寺などで色んな知識を得てから見ると、また違った趣はあります。


東大寺と言えば賓頭盧尊者。この佇まいがなんとも味があります。


奈良では何も食べずに帰りの時間になってしまい、電車に飛び乗って京都方面へ。
鹿せんべい食べるわけにもいかないしなー…。


関東に台風が直撃して交通が混乱、家の近くも停電していたらしい中、台風神回避の4泊5日の島根、鳥取、大阪、奈良の旅はこれにて終了です。

山陰近畿旅行 3/4 大阪 万博記念公園

2019-11-16 23:44:13 | 旅行記
鳥取から大阪に来てスフィアライブに参加し、夜はラーメン。
そして次の日も夜にライブがあるため、大阪に滞在です。


大阪で行ったことない場所を考えた結果、やってきたのが万博記念公園。
正直太陽の塔がぽつんと立ってるくらいで何もないイメージだったんですが、アミューズメント施設もあるし人もたくさんいて驚きました。


太陽の塔!
さんまの名探偵の聖地です。

初めて本物を見ましたが、思ってたより立派だし、独特の怪しさがあって存在感がすごいです。


ゼノグラシアの真美かな?


塔のすぐ下に近づくことも可能です。


後ろがこんなになっているの知らなかった。怪しい。

しかし中には入れませんでした…。
入れるようになったのは知っていたんですが、予約が必要だと知らなかった。
次に来た時には予約して中に入りたいと思います。


EXPO'70 パビリオン。万博の博物館みたいな建物です。


こんな感じになっていたのか…。太陽の塔が見づらいですね!


音と光がなんか怪しくていい感じ。塔の中にある生命の樹のレプリカも展示されています。


当時のコンパニオンの服とか、色んな資料も展示されています。

ちなみに僕は名古屋万博には行きましたが、ずいぶん印象が違うというか、大阪万博の方が(古いのに)未来的な印象を受けました。


池にも変な形の噴水が。


公園内にある国立民族学博物館で「驚異と怪異」展をやっていたので見学。
世界各国の架空の生物の像などが展示されていました。


「なかにだれもいませんよ」的な感じ…(((( ;゚Д゚)))


アフリカの怪しさは異常。


ライブ後は道頓堀で食い倒れ!

昼にくくるのたこ焼き、551豚まん、アイスキャンデーを食べていたんですが、夜は踊りだこのたこ焼き、赤鬼のたこ焼き、551のアイスキャンデー、あんまん、叉焼まん、海老シュウマイを食べました。食べ過ぎた…。

そして翌日、最終日はどこに行こうか悩んだ結果、なんとなく奈良へ。

山陰近畿旅行 2/4 鳥取 砂の美術館

2019-11-14 07:07:55 | 旅行記

鳥取といえば「スタバはないけど砂場はある」でお馴染みのすなば珈琲。
8時の営業開始時にはお客さんが並んでいて、いっせいに店内へ。


カレー食いたかったけど、朝はモーニングセットしかやってなかったのでモーニング。
味は可もなく不可もなく…。

っていうか、混んでいたので思いのほか時間がなくなり、5分くらいで急いで食べて、口にパンを入れたまま走ってバス乗り場へ移動しました。


8時20分くらいのバスで鳥取砂丘の目と鼻の先にある砂の美術館へ!

数年前に鳥取に来た時は、鳥取砂丘でバッグの中がジュースまみれになる悲劇に見舞われ失意のうちに断念したので、念願の初訪問です。


砂の美術館はシーズンごとに展示が変わりますが、今年は南アジア編。
展示場の入口ではガンジー像がお出迎えです。

朝一だったので人がほとんどいなくて快適でした。


後ろに水が流れてる展示。これが一番デカい作品です。


ガネーシャ。ビックリマン的には聖梵ムガル。
…と思って検索してみたら、これに似ているのは怪奇ムガルの方でした。


トラの模様がすごい。砂でよくこんなの出来るわと感心します。

9時に入場して、10時からガイドツアーがありました。
ガイドツアーまでは展示を見たり、制作過程のビデオを見たりして過ごし、ガイドツアーに参加。
最初、ツアー参加者が僕とおばちゃん2人しかおらず、さらに最初の説明の途中でおばちゃん2人がいなくなったので、ガイドさん+補助のスタッフが僕だけにひたすら説明するという気まずい時間が続きましたw

でもガイド内容はなかなか良くて、ひとつひとつの作品について丁寧に説明してくれました。(飛ばされた作品もあったけど)
展示室に入って色々説明を聞いているうちに人が集まり、最終的にはツアー参加者が10人くらいになっていました。


しかし砂を固めただけで出来た彫刻なので、石や粘土の彫刻に比べるとかなり強度の制約があるはずなのに、奥行き感とかすごい。


横から見るとかなり平面で、砂が崩れないような作りでがんばって奥行きを出している様子がわかります。


風景系の作品も奥行き感あっていい感じ。


一番のイケメン。


この作品もなかなかいいんですが、


横にあるこのマークの方が気になる…。


噴水みたいな場所。


展示場を上から見るとこんな感じです。
想像してたよりかなりコンパクトな展示室で、作品がギュッと詰め込まれている感じ。
繰り返し何度も見て回れるので良いと思います。


屋外にもいくつか展示があります。
雨の日はカバーかけるらしいです。


そんなわけで、砂の美術館から出てすこし坂を登ると「見晴らしの丘展望台」。
お土産屋みたいな施設があるので、梨ジュレみたいなのやアイスを食べつつ、リフトで鳥取砂丘まで降りる。


道路の上を通過して、鳥取砂丘の中まで行けます。


鳥取砂丘!
あいかわらず天気がいいからまぶしい!


ラクダは、前回来た時に乗ったので今回はスルー。くさいんだよなー。


とりあえず馬の背(丘)を登る。砂がズリズリ。


丘の向こうには日本海が広がっています。
ただし海側は角度が急なので怖いから降りない!

丘の上にはボランティアガイドみたいな人がいて、写真撮ってくれたりしました。
「カップルだったらこういう写真の撮り方もおすすめなんですけどねー。」とか言ってました。やかましいわ!


今回はオアシス部分も散策しました。草ァ!
川が流れていて、その最後は砂に吸収されて消滅していますが、


上流にたどっていくと、川の始まりの場所が確認できました。
まあ、川自体100メートルもないんですがw

そんな感じでそそくさと鳥取砂丘を後にして鳥取駅へ帰還。
1時間くらい待って、特急で大阪へ。この日の夜は大阪ライブを楽しみました。

山陰近畿旅行 1/4 島根 石見銀山

2019-11-10 12:28:00 | 旅行記
9月初旬の話ですが…スフィア大阪ライブのついでに山陰の方へ旅行に行きました。

羽田空港からJALかANA(忘れた)で出雲空港へ。
前日に飛行機取ったんだけど、出雲空港がLCCないから高かった…。

出雲空港からバスで出雲市駅へ。
ここで時間があったので駅の喫茶店で出雲蕎麦っぽい3段の蕎麦(米子の有名店の味らしい)を食しつつ、電車で大田市駅へ。出雲市駅から大田市駅へは鈍行でも特急でも時間かわらないんですが、本数が少なすぎて仕方なく特急に乗りました。

大田市駅からバスで石見銀山へ。
自分以外誰も乗っていないところに、途中で女子中学生2人(ひとりはマスクしてる)が乗車。〇〇病院前バス停あり。ローカル路線バス乗り継ぎ旅のあるあるをほぼ制覇してて感慨深さすら感じました。


9時頃羽田空港を出て、石見銀山へ着いたのは14時半!
バス亭から少し歩くと観光案内所があり、観光の車はこれ以上進めないようになっていました。(レンタサイクルあり)


観光案内所の近く、本日のお宿。右側が宿で、左側が食事処です。
他に宿泊施設は多分なさそうな感じなので一択です。


良い感じの部屋でしたが、これが置いてあったところだけB級感が漂います。(見たけど)


さっそく歩いて龍源寺間歩へ。ガイドツアーもありますが、今日の分は終わっていたので単独で出発。(ガイドツアーは翌日参加しました)

2㎞ほどありますが、車やバスは通っていないので、徒歩かレンタサイクルのみです。
舗装された道路と、川向うの趣のある道の2択です。


道の横にはあちこちに小さな間歩があります。
間歩とは銀を採掘するために掘られた穴です。

石見銀山は世界的にも有名な銀山で、江戸時代には手厚く保護されて鉱夫がたくさん集まったので、間歩がめちゃくちゃあるみたいです。
小さな間歩は這いつくばらないと入れないような大きさですが、前に立つとひんやりした空気が出てきていて気持ちいいです。


途中からはレンタサイクルも降りないといけないエリアへ。
レンタサイクルで来ている人が、老夫婦と中学生グループの2組いました。


受付でいくばくか支払い、龍源寺間歩の入口へ。
入口にシダ植物が生えてるんですが、これが生えている場所には銀鉱脈がある可能性が高いらしいです。


中はひんやりとしており、壁はヌレヌレ。
道は狭いですが結構長いです。


洞窟自体は採掘した銀を運ぶ道であって、そこから縦横に伸びてる小さい穴が実際の鉱脈です。


鉱脈の大きさは様々で、横穴も様々。
しかし必要最小限だけ掘るためすごく狭いところがほとんどで、閉所恐怖症では絶対無理な感じでした。


ひんやりぬれぬれ。


宿へ戻る途中で怪しすぎる看板を見つけて、お店に入ってみました。
おじさんがひとりで香り袋を作っている小さなお店でしたが、ここで30分くらい雑談して、石見銀山の色んな知識を教えてもらいました。

帰りは舗装されてない方の道へ。
鉱山作業は危険が多いので、神社とかがいっぱいあります。


横道へそれて、清水谷精練所跡へ。
明治時代に作られた精錬所ですが、採算が合わずに数年で閉鎖したらしい。


キングダムに出てくる砦のような感じ。横から上に上ることも出来ました。


五百羅漢。中には大量の羅漢像があります。

宿へ戻って、お隣の食事処で夕飯。
地元料理のコースでお上品な感じでしたが、これで宿代が素泊まりより6千円くらい上がってると思うとなんとも言えない感じ。


郷土料理のへかやき。すき焼きの魚肉版です。
綺麗な澄んだ目をした魚が、次に蓋を開けたら目玉が茹って溶け落ちちゃってるのは、ゾンビ的な興味深さがあります。


夜になって外に出てみると、宿の明かり以外は完全な暗闇!
街頭もほとんどないので、自分の歩いている地面も見えなくて怖いです。
なぞの生き物の声や気配もするし…。しかし月が綺麗ですね。(他意なし)


翌日は世界遺産センターに集合し、予約していた大久保間歩ツアーへ。(観光案内所から世界遺産センターへはバスで5分ほどかかります)

龍源寺間歩のガイドツアーは500円で当日参加方式ですが、この大久保間歩ツアーは3000円くらいして事前予約制です。(定員に空きがあれば当日参加可能)


出発まで1時間くらいあったので、世界遺産センターを見学。
サクっと見れる展示内容ですが、VRとかもあってなかなか立派です。


鉱脈がものすごい張り巡らされているという模型。

センターで模型を見ながらガイドさんから石見銀山の歴史などを聞きつつ、バスで大久保間歩へ出発!


ここからは山道を登ります。結構登るので、途中でリタイアしているお年寄りもいました。


途中にある金生坑。大久保間歩の水を抜くための坑道です。


大久保間歩が見えた瞬間、そこからひんやりした風が吹きだしています。
暑い中、汗だくで山を登って来たので、ものすごく気持ちよかったです。


入口に小屋がありスタッフの人が待機していて、荷物を預けて装備をもらいます。
長靴、ヘルメット、ライト。中は寒いので上着も持っていってます。(上着がない場合は世界遺産センターで貸してもらえます)


坑道は最初は狭く、足元は水たまりで、トロッコのレール跡もあるので、気を付けて進みます。


だんだん広くなってきて、天井もめちゃくちゃ高くなります。
大久保間歩は石見銀山でもケタ違いの大きさの間歩で、ツアー以外では非公開です。

壁の左右で掘り方が違うんですが(片方はきめ細かく、片方はゴツゴツ)、これは明治以前と以後で、手作業で掘った場所と重機や爆弾で拡張した場所の違いらしいです。


巨大空間である「福石場」へ入る階段。
ここからは10名の人数制限があり、20名のツアーだと2回に分けて入ります。


福石場。まだまだ先があるらしいけど非公開です。
以前はここも非公開だったとのこと。

バスで世界遺産センターの戻って解散、さらにバスで観光案内所へ戻って、龍源寺間歩のガイドツアーへ参加しました。
朝イチ10時からの大久保間歩ツアーに参加すれば、ギリギリ13時からの龍源寺間歩ツアー(最終)に参加できます。

昨日通った道を再度歩きましたが、ガイドさんと歩くと色々説明が聴けて、新しい発見もたくさんあり楽しかったです。
やはり当時の人々のくらしや苦労、工夫なんかを思い浮かべながら見学すると良いですね。
山の上なのに平坦な地形も発展に寄与しているようだったので、ぜひブラタモリでやって欲しいと思います。


時間の都合で足早に観光案内所まで戻り、1時間のタイムアタックで街歩きへ。


町並みはなかなかの風情。


観世音寺。岩の上に立っており、登ると町並みが上から眺められて気持ちいいです。


旧河島家、旧熊谷家住宅も見学。広く立派でした。
年貢が米ではなく銀(銀貨?)だったようで、保管はしやすかったようです。

石見銀山資料館も5分くらいで見学。バスも電車も本数少ないので、乗り遅れるわけにはいかない!
なんとかバスに乗って大田市駅へ戻りました。

そこから特急で鳥取駅へ。
島根県の西から松江、米子を通過して鳥取県の東端へなので、実は結構遠いです。


車窓から、宍道湖の夕日。

鳥取駅についた頃には20時で、お店が全然やっていませんでした…。
鳥取での夕飯はモスバーガー…。せめてもの抵抗でカレー味です…。