9月初旬の話ですが…スフィア大阪ライブのついでに山陰の方へ旅行に行きました。
羽田空港からJALかANA(忘れた)で出雲空港へ。
前日に飛行機取ったんだけど、出雲空港がLCCないから高かった…。
出雲空港からバスで出雲市駅へ。
ここで時間があったので駅の喫茶店で出雲蕎麦っぽい3段の蕎麦(米子の有名店の味らしい)を食しつつ、電車で大田市駅へ。出雲市駅から大田市駅へは鈍行でも特急でも時間かわらないんですが、本数が少なすぎて仕方なく特急に乗りました。
大田市駅からバスで石見銀山へ。
自分以外誰も乗っていないところに、途中で女子中学生2人(ひとりはマスクしてる)が乗車。〇〇病院前バス停あり。ローカル路線バス乗り継ぎ旅のあるあるをほぼ制覇してて感慨深さすら感じました。
9時頃羽田空港を出て、石見銀山へ着いたのは14時半!
バス亭から少し歩くと観光案内所があり、観光の車はこれ以上進めないようになっていました。(レンタサイクルあり)
観光案内所の近く、本日のお宿。右側が宿で、左側が食事処です。
他に宿泊施設は多分なさそうな感じなので一択です。
良い感じの部屋でしたが、これが置いてあったところだけB級感が漂います。(見たけど)
さっそく歩いて龍源寺間歩へ。ガイドツアーもありますが、今日の分は終わっていたので単独で出発。(ガイドツアーは翌日参加しました)
2㎞ほどありますが、車やバスは通っていないので、徒歩かレンタサイクルのみです。
舗装された道路と、川向うの趣のある道の2択です。
道の横にはあちこちに小さな間歩があります。
間歩とは銀を採掘するために掘られた穴です。
石見銀山は世界的にも有名な銀山で、江戸時代には手厚く保護されて鉱夫がたくさん集まったので、間歩がめちゃくちゃあるみたいです。
小さな間歩は這いつくばらないと入れないような大きさですが、前に立つとひんやりした空気が出てきていて気持ちいいです。
途中からはレンタサイクルも降りないといけないエリアへ。
レンタサイクルで来ている人が、老夫婦と中学生グループの2組いました。
受付でいくばくか支払い、龍源寺間歩の入口へ。
入口にシダ植物が生えてるんですが、これが生えている場所には銀鉱脈がある可能性が高いらしいです。
中はひんやりとしており、壁はヌレヌレ。
道は狭いですが結構長いです。
洞窟自体は採掘した銀を運ぶ道であって、そこから縦横に伸びてる小さい穴が実際の鉱脈です。
鉱脈の大きさは様々で、横穴も様々。
しかし必要最小限だけ掘るためすごく狭いところがほとんどで、閉所恐怖症では絶対無理な感じでした。
ひんやりぬれぬれ。
宿へ戻る途中で怪しすぎる看板を見つけて、お店に入ってみました。
おじさんがひとりで香り袋を作っている小さなお店でしたが、ここで30分くらい雑談して、石見銀山の色んな知識を教えてもらいました。
帰りは舗装されてない方の道へ。
鉱山作業は危険が多いので、神社とかがいっぱいあります。
横道へそれて、清水谷精練所跡へ。
明治時代に作られた精錬所ですが、採算が合わずに数年で閉鎖したらしい。
キングダムに出てくる砦のような感じ。横から上に上ることも出来ました。
五百羅漢。中には大量の羅漢像があります。
宿へ戻って、お隣の食事処で夕飯。
地元料理のコースでお上品な感じでしたが、これで宿代が素泊まりより6千円くらい上がってると思うとなんとも言えない感じ。
郷土料理のへかやき。すき焼きの魚肉版です。
綺麗な澄んだ目をした魚が、次に蓋を開けたら目玉が茹って溶け落ちちゃってるのは、ゾンビ的な興味深さがあります。
夜になって外に出てみると、宿の明かり以外は完全な暗闇!
街頭もほとんどないので、自分の歩いている地面も見えなくて怖いです。
なぞの生き物の声や気配もするし…。しかし月が綺麗ですね。(他意なし)
翌日は世界遺産センターに集合し、予約していた大久保間歩ツアーへ。(観光案内所から世界遺産センターへはバスで5分ほどかかります)
龍源寺間歩のガイドツアーは500円で当日参加方式ですが、この大久保間歩ツアーは3000円くらいして事前予約制です。(定員に空きがあれば当日参加可能)
出発まで1時間くらいあったので、世界遺産センターを見学。
サクっと見れる展示内容ですが、VRとかもあってなかなか立派です。
鉱脈がものすごい張り巡らされているという模型。
センターで模型を見ながらガイドさんから石見銀山の歴史などを聞きつつ、バスで大久保間歩へ出発!
ここからは山道を登ります。結構登るので、途中でリタイアしているお年寄りもいました。
途中にある金生坑。大久保間歩の水を抜くための坑道です。
大久保間歩が見えた瞬間、そこからひんやりした風が吹きだしています。
暑い中、汗だくで山を登って来たので、ものすごく気持ちよかったです。
入口に小屋がありスタッフの人が待機していて、荷物を預けて装備をもらいます。
長靴、ヘルメット、ライト。中は寒いので上着も持っていってます。(上着がない場合は世界遺産センターで貸してもらえます)
坑道は最初は狭く、足元は水たまりで、トロッコのレール跡もあるので、気を付けて進みます。
だんだん広くなってきて、天井もめちゃくちゃ高くなります。
大久保間歩は石見銀山でもケタ違いの大きさの間歩で、ツアー以外では非公開です。
壁の左右で掘り方が違うんですが(片方はきめ細かく、片方はゴツゴツ)、これは明治以前と以後で、手作業で掘った場所と重機や爆弾で拡張した場所の違いらしいです。
巨大空間である「福石場」へ入る階段。
ここからは10名の人数制限があり、20名のツアーだと2回に分けて入ります。
福石場。まだまだ先があるらしいけど非公開です。
以前はここも非公開だったとのこと。
バスで世界遺産センターの戻って解散、さらにバスで観光案内所へ戻って、龍源寺間歩のガイドツアーへ参加しました。
朝イチ10時からの大久保間歩ツアーに参加すれば、ギリギリ13時からの龍源寺間歩ツアー(最終)に参加できます。
昨日通った道を再度歩きましたが、ガイドさんと歩くと色々説明が聴けて、新しい発見もたくさんあり楽しかったです。
やはり当時の人々のくらしや苦労、工夫なんかを思い浮かべながら見学すると良いですね。
山の上なのに平坦な地形も発展に寄与しているようだったので、ぜひブラタモリでやって欲しいと思います。
時間の都合で足早に観光案内所まで戻り、1時間のタイムアタックで街歩きへ。
町並みはなかなかの風情。
観世音寺。岩の上に立っており、登ると町並みが上から眺められて気持ちいいです。
旧河島家、旧熊谷家住宅も見学。広く立派でした。
年貢が米ではなく銀(銀貨?)だったようで、保管はしやすかったようです。
石見銀山資料館も5分くらいで見学。バスも電車も本数少ないので、乗り遅れるわけにはいかない!
なんとかバスに乗って大田市駅へ戻りました。
そこから特急で鳥取駅へ。
島根県の西から松江、米子を通過して鳥取県の東端へなので、実は結構遠いです。
車窓から、宍道湖の夕日。
鳥取駅についた頃には20時で、お店が全然やっていませんでした…。
鳥取での夕飯はモスバーガー…。せめてもの抵抗でカレー味です…。
羽田空港からJALかANA(忘れた)で出雲空港へ。
前日に飛行機取ったんだけど、出雲空港がLCCないから高かった…。
出雲空港からバスで出雲市駅へ。
ここで時間があったので駅の喫茶店で出雲蕎麦っぽい3段の蕎麦(米子の有名店の味らしい)を食しつつ、電車で大田市駅へ。出雲市駅から大田市駅へは鈍行でも特急でも時間かわらないんですが、本数が少なすぎて仕方なく特急に乗りました。
大田市駅からバスで石見銀山へ。
自分以外誰も乗っていないところに、途中で女子中学生2人(ひとりはマスクしてる)が乗車。〇〇病院前バス停あり。ローカル路線バス乗り継ぎ旅のあるあるをほぼ制覇してて感慨深さすら感じました。
9時頃羽田空港を出て、石見銀山へ着いたのは14時半!
バス亭から少し歩くと観光案内所があり、観光の車はこれ以上進めないようになっていました。(レンタサイクルあり)
観光案内所の近く、本日のお宿。右側が宿で、左側が食事処です。
他に宿泊施設は多分なさそうな感じなので一択です。
良い感じの部屋でしたが、これが置いてあったところだけB級感が漂います。(見たけど)
さっそく歩いて龍源寺間歩へ。ガイドツアーもありますが、今日の分は終わっていたので単独で出発。(ガイドツアーは翌日参加しました)
2㎞ほどありますが、車やバスは通っていないので、徒歩かレンタサイクルのみです。
舗装された道路と、川向うの趣のある道の2択です。
道の横にはあちこちに小さな間歩があります。
間歩とは銀を採掘するために掘られた穴です。
石見銀山は世界的にも有名な銀山で、江戸時代には手厚く保護されて鉱夫がたくさん集まったので、間歩がめちゃくちゃあるみたいです。
小さな間歩は這いつくばらないと入れないような大きさですが、前に立つとひんやりした空気が出てきていて気持ちいいです。
途中からはレンタサイクルも降りないといけないエリアへ。
レンタサイクルで来ている人が、老夫婦と中学生グループの2組いました。
受付でいくばくか支払い、龍源寺間歩の入口へ。
入口にシダ植物が生えてるんですが、これが生えている場所には銀鉱脈がある可能性が高いらしいです。
中はひんやりとしており、壁はヌレヌレ。
道は狭いですが結構長いです。
洞窟自体は採掘した銀を運ぶ道であって、そこから縦横に伸びてる小さい穴が実際の鉱脈です。
鉱脈の大きさは様々で、横穴も様々。
しかし必要最小限だけ掘るためすごく狭いところがほとんどで、閉所恐怖症では絶対無理な感じでした。
ひんやりぬれぬれ。
宿へ戻る途中で怪しすぎる看板を見つけて、お店に入ってみました。
おじさんがひとりで香り袋を作っている小さなお店でしたが、ここで30分くらい雑談して、石見銀山の色んな知識を教えてもらいました。
帰りは舗装されてない方の道へ。
鉱山作業は危険が多いので、神社とかがいっぱいあります。
横道へそれて、清水谷精練所跡へ。
明治時代に作られた精錬所ですが、採算が合わずに数年で閉鎖したらしい。
キングダムに出てくる砦のような感じ。横から上に上ることも出来ました。
五百羅漢。中には大量の羅漢像があります。
宿へ戻って、お隣の食事処で夕飯。
地元料理のコースでお上品な感じでしたが、これで宿代が素泊まりより6千円くらい上がってると思うとなんとも言えない感じ。
郷土料理のへかやき。すき焼きの魚肉版です。
綺麗な澄んだ目をした魚が、次に蓋を開けたら目玉が茹って溶け落ちちゃってるのは、ゾンビ的な興味深さがあります。
夜になって外に出てみると、宿の明かり以外は完全な暗闇!
街頭もほとんどないので、自分の歩いている地面も見えなくて怖いです。
なぞの生き物の声や気配もするし…。しかし月が綺麗ですね。(他意なし)
翌日は世界遺産センターに集合し、予約していた大久保間歩ツアーへ。(観光案内所から世界遺産センターへはバスで5分ほどかかります)
龍源寺間歩のガイドツアーは500円で当日参加方式ですが、この大久保間歩ツアーは3000円くらいして事前予約制です。(定員に空きがあれば当日参加可能)
出発まで1時間くらいあったので、世界遺産センターを見学。
サクっと見れる展示内容ですが、VRとかもあってなかなか立派です。
鉱脈がものすごい張り巡らされているという模型。
センターで模型を見ながらガイドさんから石見銀山の歴史などを聞きつつ、バスで大久保間歩へ出発!
ここからは山道を登ります。結構登るので、途中でリタイアしているお年寄りもいました。
途中にある金生坑。大久保間歩の水を抜くための坑道です。
大久保間歩が見えた瞬間、そこからひんやりした風が吹きだしています。
暑い中、汗だくで山を登って来たので、ものすごく気持ちよかったです。
入口に小屋がありスタッフの人が待機していて、荷物を預けて装備をもらいます。
長靴、ヘルメット、ライト。中は寒いので上着も持っていってます。(上着がない場合は世界遺産センターで貸してもらえます)
坑道は最初は狭く、足元は水たまりで、トロッコのレール跡もあるので、気を付けて進みます。
だんだん広くなってきて、天井もめちゃくちゃ高くなります。
大久保間歩は石見銀山でもケタ違いの大きさの間歩で、ツアー以外では非公開です。
壁の左右で掘り方が違うんですが(片方はきめ細かく、片方はゴツゴツ)、これは明治以前と以後で、手作業で掘った場所と重機や爆弾で拡張した場所の違いらしいです。
巨大空間である「福石場」へ入る階段。
ここからは10名の人数制限があり、20名のツアーだと2回に分けて入ります。
福石場。まだまだ先があるらしいけど非公開です。
以前はここも非公開だったとのこと。
バスで世界遺産センターの戻って解散、さらにバスで観光案内所へ戻って、龍源寺間歩のガイドツアーへ参加しました。
朝イチ10時からの大久保間歩ツアーに参加すれば、ギリギリ13時からの龍源寺間歩ツアー(最終)に参加できます。
昨日通った道を再度歩きましたが、ガイドさんと歩くと色々説明が聴けて、新しい発見もたくさんあり楽しかったです。
やはり当時の人々のくらしや苦労、工夫なんかを思い浮かべながら見学すると良いですね。
山の上なのに平坦な地形も発展に寄与しているようだったので、ぜひブラタモリでやって欲しいと思います。
時間の都合で足早に観光案内所まで戻り、1時間のタイムアタックで街歩きへ。
町並みはなかなかの風情。
観世音寺。岩の上に立っており、登ると町並みが上から眺められて気持ちいいです。
旧河島家、旧熊谷家住宅も見学。広く立派でした。
年貢が米ではなく銀(銀貨?)だったようで、保管はしやすかったようです。
石見銀山資料館も5分くらいで見学。バスも電車も本数少ないので、乗り遅れるわけにはいかない!
なんとかバスに乗って大田市駅へ戻りました。
そこから特急で鳥取駅へ。
島根県の西から松江、米子を通過して鳥取県の東端へなので、実は結構遠いです。
車窓から、宍道湖の夕日。
鳥取駅についた頃には20時で、お店が全然やっていませんでした…。
鳥取での夕飯はモスバーガー…。せめてもの抵抗でカレー味です…。
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