デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

寶所在近

2023年12月21日 | 寺社 仏閣
みたび横須賀線を渡って、次は源氏山のふもと、浄智寺へ。横須賀線を挟んでジグザグにお寺があるので、何度も踏切を渡ります。ここも北条宗政の菩提を弔うために、1281年に創建された北条ゆかりのお寺です。

横須賀線と三度目の出会い



渡るとすぐ浄智寺入口



山門が見えてきた
手前の池は鎌倉十井のひとつ
「甘露ノ井」



不老不死の効能がある水と言われています
浮草多くて飲めそうもないけど



そして山門 「寶所在近」の文字が
近くに宝があるのでしょうか



さらに階段は続き



鎌倉では珍しい唐様の鐘楼門
ここには「山居幽勝」の文字が
山の住まいはすばらしい



境内の紅葉と



イチョウ降り注ぐ曇華殿



拝観料を惜しんだわけではありませんが、先を急ぐので、ここは外からの景色だけ。このお寺の裏手には源氏山に続く道がある。前回はまた横須賀線を渡って建長寺に向かったのですが、今回はここから登山道を進むことにしました。



頭上から皇帝ダリアに
見送られて



明日に続きます


裏窓

2023年12月20日 | 紅葉
maria様、コメントありがとうございます。このSNS全盛の時代に撮影禁止に踏み切る潔さ、そしてその理由にはお寺ならではの教えさえ感じます。撮影禁止は残念だけど、その判断は尊重します。

今日は昨日の円窓の裏庭、花菖蒲と紅葉の時期だけ入れるそうです。ただ無料ではなく、拝観料とは別に少々のお布施?は必要でした。でもこんな機会は滅多にないので入ってみることに。

古井戸に花束 ちょっと不気味



炭焼きの窯もありました



裏庭への途中には
岩に彫った明月院やぐら



そして昨日の円窓の裏側に



この窓って開けっ放しなのかな
丸い雨戸がついているのかな



そして窓から見えた紅葉





庭園にはお地蔵さんが多く
行儀よく草履を揃えて



明月院キャラのウサギといっしょに
うしろの砂地は枯山水かな?



落ち葉多く、手入れはされていないけど
ところどころに亀がいる
ウミガメの産卵みたいだな



出口では花束抱えた
お地蔵さんがお出迎え



明日はまた横須賀線を渡ります



円窓

2023年12月19日 | 紅葉
写真を撮れなかった東慶寺をあとにして、次なる目的地は明月院。また横須賀線を渡って向かいました。正式名称は福源山明月院、もともとは禅興寺という寺の塔頭でしたが、禅興寺は明治初年頃に廃絶し、明月院のみが残りました。

紅葉の下を小川が流れる



明月院はあじさい寺として有名ですが、もちろんこの時期にあじさいはなし、そのかわりバラ園にまだ花が残っていました。紅葉とバラとの取り合わせも珍しい、紅葉を背景に撮ってみました。高さが合わないので縦写真ばかりですけど。







そして紅葉



北条時頼の廟堂の上にも



明月院の主役といえばやはり円窓



紅葉の季節はより美しい



ズームで露出を紅葉へ



少しヴィヴィッドで
まるで壁にかけられた
丸い絵のようです



私は今回の訪問前まで、この円窓を満月に見立てて、明月院という名前を付けたと思っていました。あらためて説明を読むと、この山間の谷が明月谷と呼ばれていたそう、地名だったんです。月なら明月じゃなくて名月ですもんね。



縁切寺

2023年12月18日 | 紅葉
今日の写真は臨済宗円覚寺派の東慶寺。北条時宗夫人が出家して開山した、ここも北条氏ゆかりの尼寺。 女性から離縁ができなかった明治以前、ここに駆け込めば離縁ができる女性救済の縁切寺としても有名です。駆け込まれた男もショックだったでしょうね。



門の横の梅の古木を紅葉と



鐘楼もありました



ここで信じられない立札が、「境内撮影禁止」。5年前に来たときには天気もよくて、写真もたくさん撮ったのに。慌ててスマホで調べてみると「スマホ、デジカメの普及で残念なことは、特に考えもなく、とりあえず撮影してしまう癖がつき、目の前のことに対して、心で感じるのを忘れてしまったことです。」という理由で昨年6月から撮影禁止になっていました。なんか胸に刺さる言葉で、妙に納得してしまいました。写真とも縁を切ってしまったんですね。

でも名残惜しくて門前でもう1枚
門の外ならいいだろう
全然理解してないじゃないか



というわけで
今日の写真は少なめ



踏切渡って
明月院に向かいました



北鎌倉

2023年12月17日 | 紅葉
今日からは鎌倉紅葉写真。新型コロナが5類移行してから積極的に出歩こうとは思っていまして、まずは以前訪れてよかったところへの再訪、久しぶりに紅葉の季節に北鎌倉の駅に降り立ちました。



ただまた曇り男発動、日中は晴れる予報だったのに、駅に降り立ったときには薄いながらも曇り空。恨めしそうに踏切から空を見上げる。



踏切の向こうは
すぐに紅葉に包まれる





ここは瑞鹿山円覚寺
北条時宗が元寇の戦没者を
弔うために造ったお寺です





山門を過ぎたところで



先が長いので引き返すことに



見下ろす眺めも美しい





横須賀線がやってきました



続きはまた明日

港北の夕焼け

2023年12月16日 | 夕景
その日最後に立ち寄ったのは東名高速道路 港北サービスエリアです。ここは東京方面最終のサービスエリア、みんな思い思いにトイレに寄ったり、お土産を買い足したり、でも私は車に残って・・・。

オレンジ色の看板が
夕陽に染まる



期待感高めに振り返る
思ったとおり日没の瞬間



夕陽にズーム
柵がじゃまでした



これが本当の茜雲



そして間もなく日没時間



丹沢の山々に日が沈む



すぐに夕闇が忍び寄る



明日も晴れでしょう



鈴なり市場

2023年12月15日 | 観光 旅日記
小田原で最後に寄ったのは小田原から箱根へ向かう道途中にある鈴廣かまぼこの里。広い駐車場にレストランにカフェ、ギャラリー&ショップなどいろいろな施設が集まっているところ。その中でもお土産買うなら鈴なり市場です。

向かう途中
ロマンスカーが横切りました



鈴廣かまぼこの里が見えてきた



鈴なり市場入口です



江戸の頃より味づくり一筋



蒲鉾の作り方が並ぶ



当時の道具も飾られて



店内入口は小田原宿



桜エビと釜揚げしらすがてんこ盛り



人気のぷち蒲鉾



盛り付けも可愛い



定番の百年ちくわ



試食もたくさん頂きました



蒲鉾以外でもわさび漬け



日本酒や



汐風の果樹園
ジャムまであります



奥の方には箱根産



木製玩具



年代物の大壺もある



裏手はすぐ
箱根登山鉄道風祭駅
ちょうど電車がやってきた



かまぼこ博物館や体験工房もあって
一日楽しめるところです



東喜庵

2023年12月14日 | 食べ物 飲食店
小田原での昼飯は国道1号沿いの創業明治十二年、百年以上続く老舗の蕎麦屋、東喜庵。五代目の店主が石臼挽きしたそば粉を使って仕込んだ二八そばが頂けるお店です。

国道からは目立つけど



間口はさほど広くない



老舗の趣向が凝らされて



満席でウェイティング
壁の飾りをきょろきょろ
足柄山の金太郎かな



雉の剝製も



店内に昔の小田原城の石垣が
ガラスケースに囲まれて



ようやく席に通されて
天せいろを注文
さらに待つこと15分



天せいろ到着



北海道母子里郷そば粉の二八蕎麦



本節と宗田節を使ったつゆ



そして天婦羅は衣薄目で素材が活きる



たいへん美味しく頂きました
値段もそこそこしましたけど



お城側の裏口から退店
間口はもっと狭かった



小田原は海沿いなのにお蕎麦屋さんが多い。箱根そばの流れなのか、それとも城下町の名残でしょうか。



きんじろうカフェ

2023年12月13日 | 寺社 仏閣
紅葉を求めて小田原城隣、報徳二宮神社へ。ちゃんと鳥居をくぐろうと、日の当たる表参道にまわりました。果たして紅葉と出逢えるのでしょうか。



一の鳥居あたりは
少し紅らんで



紅が目立つよう
絞り開放で撮ってみました



二の鳥居横のイチョウは既に葉が落ちかけて、手の届かない南側の方が紅くなっている。寒くなると紅葉するはずなのに、陽当たりがいい方が紅葉が早く進むとはこれ如何に。



でも私は必ず紅葉している場所を知っている。それは境内左側にある・・・きんじろうカフェ。





最近よくある神社カフェ
二宮金次郎から命名



ここには物販コーナーもあるから



注文しなくても入れます



ではさっそく店内の紅葉を



ほどよく紅葉していました



まだ緑も多いけど
その混ざり具合が絶妙



少し離れて鳥居を入れて



横アングルでもう1枚



大正元年築の鳥居でした



日本の神社、寺は、キリスト教の大聖堂のような信仰の場というより、地域のコミュニティ要素も強く、昔から祭、相撲、富くじなどが催されています。そういう意味では寺社カフェもありですね。お参りのあと、のんびり紅葉を眺めながらコーヒーが飲めるなんて日本ならでは。都内にもあるようなので、寺社カフェ巡りでもしようかな。





枯れた蓮池

2023年12月12日 | 観光 旅日記
東名高速、小田原厚木有料道路と乗り継いで、向かったのは小田原。その日は曇り男返上のピーカン、きれいな紅葉が撮れそうだ。まず降り立ったのは小田原城、城を背景の紅葉を期待して。ところが・・・。

石垣の上は常緑樹



そして枯れた蓮池



城壁の周囲は枯れ木が多く



この大きな木も常緑



枝ぶりは至って複雑



唯一の大イチョウはまだ青い



小田原城をあきらめて
隣接する報徳二宮神社へ



イチョウの黄色が目立つほど
まだ緑の葉が多い



今年の紅葉は遅いのかな?