デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

美人画

2021年05月22日 | マクロモード
デジタル顕微鏡モード第3弾は予告通り切手、積み重ねられた本の中から掘り出しましたストックブック、どの切手を拡大してやろうかと吟味しているうちに懐かしさが込み上げてきました。

私が趣味で切手を集めていたのは小学校の高学年、なけなしの小遣いをはたいて高価な切手を買ったり、親戚の叔父にたくさん分けてもらったり、記念切手の発売日に母に郵便局に並んでもらったりして集めた大切なコレクション。国立公園、国定公園、国宝などのシリーズは、学校以上に私に地理、歴史を教えてくれました。

選定より郷愁に時間を取られ、ようやく選んだのは毎年4月に1枚発行される「切手趣味週間」シリーズ。古典、浮世絵、近代画など様々な図柄があり、女性が描かれた絵が多い人気シリーズです。



今日はその中から1960年代後半から70年代に発行された近代美人画を選びました。その前は浮世絵、絵巻物系が続いていたのに、急に華やかな絵になって小学生ながら喜んだ記憶があります。



では切手の発行年順に掲載

1965年 上村松園「序の舞」



近づくと意外とおちょぼ口?



上唇だけ紅さしてるのかな




1966年 藤島武二「蝶」






1967年 黒田清輝「湖畔」



この女性はほんとに美しい



さすが黒田清輝って感じですね




1968年 土田麦僊「舞妓林泉」





近づくと少し眠そうにみえる




1969年 小林古径「髪」



主人公より



こっちの娘の方が可愛い




1971年 鏑木清方「築地明石町」



昭和の授業参観って感じですね




1972年 中村岳陵「気球揚る」

手には双眼鏡 頭に薔薇



きっと爵位の夫人でしょう




1973年 岸田劉生「住吉詣」

岸田劉生の絵って
一見おどろおどろしいのですが



近づくと案外愛嬌がある



まる子かチコちゃんみたい




1974年 伊東深水「指」



朝丘雪路に似てますか?



拡大した美人はさておき、やはり子供の頃の切手収集は生涯の知識になりますね。今でも切手をみれば思い出しますから・・・。ただこのあと中学、高校と運動に目覚め、頭脳派から筋肉派に変わってしまったことが、今では悔やまれてなりません、なんちゃって。そのうち他の切手も拡大してみます。





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