デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

野方配水塔

2021年04月04日 | Canon
哲学堂公園北側の木々の間からなにやら球体の屋根が見える。これが旧野方配水塔、普通の住宅街に突如現れる異次元空間です。クリエイティヴショットレトロモードで撮ってきました。





さっそく向かいましょう



私は何度も見ていますが



そのあまりもの違和感に



初めて見たときは面食らいました



塔の手前は幼稚園



バス停は水道タンク



手前の建物とのギャップは
合成写真のようです



頭部にはお洒落な飾り窓



避雷針らしきものが付いています



壁には山手大空襲の銃撃の跡が



竣工は1929年と言うからもうすぐ100周年、1966年にその役目を終え、周辺は区立水の塔公園となって、塔は国の登録有形文化財、中野区の平和史跡として保存されています。



高さ33・6m



基部直径は18m



壊れた施設もそのままベンチに



当然、塔周りは立入禁止、崩壊の防護か、壁面にはネットも張ってあります。それなのに周囲には住宅が隣接してて、歴史的建造物として残したいならどこか広いところに移設すればいいのにと誰もが思う。でもそこには移設できない驚きの理由が・・・。



実はこの塔の別名は中野区立みずのとう公園内震災対策用応急給水施設、こんななりして未だに現役だとは。活動停止後も水道水を引き入れた災害用給水槽として新たに機能していて、有事には応急給水口が用意され、中野区民・周辺都民に一定量の給水ができる施設なんです。周囲の住宅にとっては強い味方がそばにいるというわけ、おみそれしました。



でもこの違和感は一見の価値ありますよ






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