麻生平安名の変な喫茶店 その時俺様が動いた

ここは公権力の不正を放置せず、「悪いことは悪い」との批判を失わず、判断能力を常に持つことを呼びかける喫茶店(日記)です。

「シリーズ JAPANデビュー第4回 軍事同盟 国家の戦略」

2009年06月29日 | 感想/TV・CM

まずはおさらいということで、今回の放送内容をHPで確認。番組紹介文を引用したうえで自分の思うことを述べることに致します。

(引用)
日露戦争で軍事面でも“一等国”に躍り出る日本。しかし、それは世界のパワーバランスの中できわどく勝利を得た戦争だった。イギリス、アメリカそしてフランスといった列強が日本とロシアのそれぞれをつぶさに分析し、自国の国益をしたたかに計算していたのである。開戦直前に結ばれた日英同盟などによる技術や情報の提供が、日本軍を利したのは明らかだった。しかし、以後日本は自国の力を見誤り、外交的にも戦力面でも情報戦を軽視し、国際協調の機会を失う。日本が地獄を見る太平洋戦争は、「敵を知らず己も知らない」戦いに陥る。「軍事強国」をめざした日本が、なぜ瓦解していったのか。
新資料を駆使し、主に国際的な同盟関係を巡る情報戦の面から描いていく。
(引用終わり)

いやはや。このシリーズは相変わらずですな。

つくづく不愉快にさせてくれる番組だよ(怒)。

国際的な同盟関係を巡る情報戦の面から描いていくと謳うわりには、いきなりアメリカ・イギリス・中国の関係を意識して、日本をことごとく陥れているではないか。

もっとも酷いのが「二十一カ条の要求」の話だ。
この二十一カ条自体は中国人同士(袁世凱と孫文)が争った経緯のある代物であること。そして…
"袁世凱がその内容を歪めて(日本の悪口を)国内外に宣伝した"代物であること。
これらを見事なまでに語らず、挙句には中国側の報道を垂れ流すとは…


日英同盟にしてもおかしい。
義和団事件での日本の在り方が評価された故であることが全く紹介していない

この事件で日本は諸外国に対し慎重な態度を示していた。そしてイギリスからの四度目の要請で出動。その時、日本は現地で略奪を行わず、軍紀の厳正さを諸外国から高く評価されている。
ちなみに義和団に対抗する連合軍の半数は日本軍であり、もっとも活躍したのも日本。にも関わらず賠償金については多く要求していない。これらの日本の対応がイギリスとの同盟に深く影響しているといえる。

大虐殺を平然と行う"どこぞの国"とはえらい違いだとは思わないのかNHKよ。

NHKは日本の美徳である規律のなんたるかを紹介せず、悪い部分をより悪く報道している。これではNHKが紹介している新資料とやらも疑わしい。
その資料とは"中国・朝鮮側の資料"としか思えない。


NHKは受信者に全額受信料返還しろ。そして、こんな番組を報道したことを日本人全員に謝罪しろ。