◆本社・FNN合同世論調査 自民支持なお低迷 内紛影響、逆風民主に及ばず(産経新聞) - goo ニュース
過去日記から常々述べていますが、自分は自民党支持の低迷の原因は、谷垣の"日本に対する想いの無さ"が多分に占めているからであると思っている。この産経の記事からもその指摘はある。
(引用)
産経新聞とFNNが1、2両日に実施した合同世論調査では、内閣支持率が減少傾向にもかかわらず自民党の支持率(19・9%)は民主党(20・5%)に及ばず「次期衆院選で投票したい政党」でも民主党の後塵(こうじん)を拝した。先月30日に党役員人事を断行しながらも期待値が一向に上がらぬ原因とは-。
「野田政権の方向性のなさへの失望感があるのではないか」
自民党の谷垣禎一総裁は3日、内閣支持率減少をこう分析してみせたが、自民党支持率の低迷については「どういう方向を目指していくかということをもっといろいろやっていく必要があるんでしょうね」と言葉を濁した。
自民党の政党支持率が民主党を下回ったのは昨年10月の調査以来。野田政権発足直後の先月調査でも0・3ポイント上回っていた。その後、小沢一郎元代表の元秘書3人が有罪判決を受けるなど政権への逆風が続いただけに自民党のショックは大きい。
支持率下落の原因の一つは参院自民党の内紛だといえる。中曽根弘文参院議員会長が提示した人事案は2度も了承されず宙に浮いたまま。山本一太参院政審会長は「どういう形にせよ今週中には収束させた方がよい」と述べるが、対立の根は深い。
党役員人事も、町村、額賀、古賀など各派の意向を取り入れた均衡型で新鮮味は薄く支持率回復には結びつかなかった。
大島理森副総裁は自民党の支持率低迷の理由を問われ「戦う野党として懸命に仕事をすれば理解は得られる」と反論。安倍晋三元首相も「発信力を高めていかねばならない。成果を上げれば支持率は上がる。それに尽きる」と強調した。
とはいえ「発信力の乏しさ」の最大の原因は谷垣氏にある。民主党との違いを鮮明に打ち出せるはずの外交・安全保障、教育政策などで曖昧な発言を続け、旧来の自民党保守層の期待を裏切ってきたからだ。
昨年9月の沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件では、谷垣氏は「(中国人船長は)直ちに国外退去させた方が良かった」と発言。今年8月に新藤義孝衆院議員ら自民党議員3人が鬱陵(ウルルン)島視察をしようとして韓国に入国拒否された際も、何のコメントもしなかった。
今回の世論調査では、自民党支持者の43・2%が野田政権を「支持する」と回答した。
「首相にふさわしいのは誰か」との問いで谷垣氏と答えたのはわずか1・7%であり、社民党支持率(1・8%)以下だった。
(引用終わり)
自分はこの件において大島理森副総裁及び安倍晋三元首相の発言を支持する。
記事の内容をそのまま引用しますが、「戦う野党として懸命に仕事をすれば理解は得られる」し、「発信力を高めていかねばならない。成果を上げれば支持率は上がる。それに尽きる」のだ。
逆に言えば、谷垣はまともに仕事もしていないし、発信力もないのだよ。支持率が低いのは当然だろう。こんな男が仮に首相になったら今の野田と大差ないこと容易に想像がつく。この男もまた増税論者だし、消費税推進者でもあるのだから。
自民党支持の低迷の原因。それをあえてこの記事の谷垣の発言の一部を書き換えて、締めとします。自分がもっとも言いたいは「人の振り見て我が振り直せ」ということです。自民党の支持率低迷するは日本にとって良きことでは決してない。党の使命を今一度振り返れと思います。
谷垣曰く「野田政権の方向性のなさへの失望感があるのではないか」
→「谷垣の方向性のなさへの失望感があるのではないか」