台風17号が過ぎ去って、10月を迎えてようやく「秋かな?」と体感気温が季節とマッチしてきたように思いますが、今年の9月は暑かった~~!!
iPhoneを買った当初、フリック入力に慣れなくて、なかなかメールが上手に打てないので、練習のために毎日メモ(一言日記)みたいなのをつけることにしたのです。それがもういつの間にか2年以上続いていて、内容はしょうもないことばっかりなのですが、それを先月分読み返すと「暑い」の文字が毎日のように続いています。「あ」って打ったら予測変換で「暑い」って出るくらい。
私の身体が更年期的に勝手に暑いのかと思ってちょっと調べてみましたわョ。奥さん!
2012年9月の大阪の気温について
一日の平均気温が平年より高かった日 30日中25日
真夏日(最高気温が30度以上) 19日
夏日(最高気温が25度以上) 8日
ということは最高気温が25度以上だった日は 27日も!!
また9月の最高気温の記録は9月17日の 34.9度
続いては 9月7日の 34.1度
また最高気温が平年を上回った日は 23日
熱帯夜 4日
これは大阪のサンプルですけど、京都や神戸の都市部はよく似た感じかも知れません。
34.9度とか異常ですよね。私はたまたまその日、東京に居たので殺人的なその暑さは感じませんでしたが、いつもはずいぶん大阪に比べて涼しいと感じる東京も蒸し暑かったです(><)
残暑と呼ぶにはあまりにも過酷なこの9月の暑さ。体感的にあ、ちょっと涼しいかなと感じたのは本当にお彼岸を過ぎた頃で、それまでは無理やり残暑だとか秋の始まりを情報として取り入れていただけのような気がします。テレビのCMが秋冬バージョンに変わっても「けっ!」と思うしかなかったです。
で、あの天気予報などでよく使われる二十四節季と、実際の肌感覚との間にどのくらいの乖離があるかちょっとこれまた調べて突っ込んでみました。
二十四節季 秋
立秋
読み方:りっしゅう
8月8日頃
立秋とは、秋に入る日のことを言います。
この日から「暑中見舞い」は「残暑見舞い」に変わります。秋に入るとは言え、まだまだ暑さが続くこの頃は、全国高校野球がはじまる時期です。
→8月8日なんて夏真っ盛り。っていうかこれから暑さがどんどん厳しくなる季節ですよね。
処暑
読み方:しょしょ
8月23日頃
処暑とは、暑さが終わるという意味です。
まだ昼間は暑い日が続きますが、朝夕は涼しい風が吹き渡わたり、気持ちのよい時期です。
また、この頃には秋の台風が訪れます。
→どこが暑さが終わるねんっ!と激しく思います。例のiPhoneメモにはばっちり8月23日の早朝に「暑くて目が覚めてしまった」とあります。朝夕は涼しい風が吹きわたり?いえいえ、このあたりは毎日35度越えのえげつない暑さでした。
白露
読み方:はくろ
9月8日頃
白露とは 「陰気ようやく重なり、露凝って白し」ということから名付けられました。これは、秋が本格的に到来し草花に朝露がつくようになるという意味です。太陽が離れていくため、空もだんだんと高くなってきます。小学校などでは運動会の練習が始まる頃でしょうか。
→秋が本格的に到来?例のメモによりますと9月9日に秋雨前線ではなく、ゲリラ豪雨が降ってその後、この夏初めてエアコンをつけなくて済んだとあります。まだまだ秋と呼ぶには時期尚早な感じ。でも運動会の練習だけは始まります。子どもたちは本当に大変だと思います。
秋分
読み方:しゅうぶん
9月23日頃
秋分は春分と同じく、昼の長さと夜の長さが同じになる日です。
この日を境に夜の方が長くなっていきます。まだ夏の暑さは残っていますが、少しずつ秋へと移行していることが感じられます。
また、秋分は「秋分の日」ともいい、国民の祝日の1つにもなっています。
→これが唯一、ああ、そうだなと同意できる文章。確かに日の出日の入りの時刻が変わってきたなと実感できますね。ここで本当にようやく暑さから少しだけ解放されるという感じ。
寒露
読み方:かんろ
10月8日頃
寒露とは、草花に冷たい露が宿るという意味です。秋の長雨が終わり、秋も深まり始める頃です。東日本ではもみじの紅葉が始まり、農作物の収穫も行われます。
また、10月10日が体育の日である事もあり、寒露の頃に運動会が開催される地域が多いようです。
→もうここで「寒」と言う漢字が使われていることに違和感満載!どこがやねん。確かに農作物の収穫は始まるかも知れませんが、まだまだ秋は序の口です。ぶっちゃけ9月末や10月初旬の運動会は暑さとの戦いです。子どもたちはもちろんですが、弁当が腐る可能性もありますし、小さなお子さんやお年寄りはあまり天気のいい日に長時間外にいると熱中症でぶっ倒れる人もいるくらいです。
霜降
読み方:そうこう
10月23日頃
霜降とは、霜が降りるという意味です。
東北地方や本州中部では霜が降りるようになります。この頃になると、すっかり秋も深まり、もみじや楓は紅葉します。日本列島が北から徐々に、燃えるような赤色に染まります。
→霜は降りません!間違っても降りません!それどころか時々30度くらいになって、衣替えで一旦しまった夏物を取り出したりします。紅葉?まだまだうんと先の話です。確かに北日本や標高の高い土地では紅葉が始まると思いますが、近畿圏では高野山くらいかな?だからこれも一ヶ月くらいのタイムラグがありますね。
この二十四節季はもともと中国から輸入された暦で、多少日本とのずれがあると指摘されていたようですが、もうこんなに暑いと「多少」では済まされませんね。もちろん四季の移ろいを早めに感じる日本人独特の感性は素晴らしいと思いますし、それによっていろいろな文化が発達してきたのでしょうが、昨今の地球温暖化、そして都市部のヒートアイランド現象と照らし合わせてみると、この大きな隔たりの前には口をあんぐりと開けてしまうしかないような・・・。
ということで9月は客観的に暑かったということと、二十四節季は現在の気候に全然マッチしてないよ!ということで、今日は終わり!!
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