久しぶりにBonJoviのライブに行ってきました~。
いやーー、何年ぶりかな。15,6年?もっとかな。
最後に見たのは確か大阪城ホールだったような気がするのですけど(しかも結構前から10番目くらいのいい席だった)、とにかく、梅が生まれる前だから遥か昔です。
会場に早めに着いて待っていると、お隣の私と同じ年格好の女性から話しかけられ、二人仲良くBonJovi談義。
その方は30年間かかさず、ライブに足を運んでいる筋金入りのファンでした。
4枚目のアルバムまではLPレコードだったよね!とか、
今回はギターのリッチーが来なくて寂しい!とか
昔はチケットぴあに並ぶか、公衆電話に10円玉をうず高く積んで電話をかけまくるしか、チケット取れなかったよね!とか。
懐かしいお話をしている間にあっという間に開演時間。
照明が落ちて、モニターセットに今回のツアー用映像が映し出されて、既に興奮状態。
一曲目から会場全体が総立ちで、熱いライブが始まりました。
今回は3月に発売された「What About Now」を引っ提げてのワールドツアー、かなり終盤です。
2月にカナダ、モントリオールを皮切りに、全米を回り、ヨーロッパ各国、中南米、またアメリカ、そして、日本(大阪と東京一日ずつ)、最後がオーストラリアです。
前回来日した3年前は大阪での公演がなかったので、大阪は実に5年ぶりだそうで。
そりゃー、ファンも喜ぶでしょう!
お隣の方はわざわざ、東京ドームまで見に行かれたそうです。
でもその方のお話によると東京の観客は大阪に比べてとっても大人しく、盛り上がりに欠けるとのことでした。ま、関西人の方が絶対うるさいやんね(笑)
新しい曲と古いヒットナンバーを交互に繰り出しますが、年齢層高めのファンが多いのでやはり古い曲の方が断然盛り上がりました。
中盤は何曲か続けて、新しいアルバムからの曲をやりましたが最後の方は、もうベストアルバム状態でした。
大きなスクリーンにJohnの姿が映し出される度に、やっぱり「老けたな~」と思いましたよ。
だって51歳ですものね。
髪の毛の生え際もだんだん後退してるし、顔には皺が増えたし、身体のラインもうっすらと贅肉がついています。声も高音域は出しにくそうにしていました。
でもあのニカーーーっと白い歯を見せて笑われると途端に腰砕けになりそうになるのは私だけでしょうか。
でも、やっぱりそこらへんの51歳のおじさんと比べたら相当若いと思います。それに私たちファンの方もしっかり歳をとっているわけですから。いいのですよ、それは、それで。
格好良かったな~~。
痺れたな~~~。
個人的には、アンコール直前に演奏した「Bad Medicine」がかなり盛り上がって、アンコール2度目の最後から2番目の曲「Runaway」と最後「Livin' On a Prayer」がやはり一番会場が熱くなった瞬間だったように思いました。
チケットを取ってから半年余り。
ダラダラとFacebookに流れ出る情報をチラチラとチェックしつつも、できるだけYou Tubeなどでは見ないように心がけてきました。見てしまうとライブのお楽しみがなくなってしまうから。
何かヘンな感じで努力せなあかん状態になっていますが、実際昨日、マドリッドで公演した様子をYou Tubeで見たら、セットもセットリストもそのまんまでしたので、おお、やはりチェックしないで正解やったと胸をなでおろしたのでございます。
先日のポールマッカートニー来日も大きなニュースになりましたが、好きなアーティストが日本に来てくれて、ライブを見に行ける事の幸せって本当にすごいことだと思います。
生活や仕事に追われて行けない場合もあるでしょうし、自身や家族の健康状態がよくなければやはりライブどころではないと思います。お金の話はあまりしたくないけど、やっぱりある程度まとまったお金も要ります。時間も要ります。来日しても今回のように大阪に寄ってくれるとは限りません。海外アーティストにとってJapan=Tokyoですから、東京でしかやらない人たちも一杯います。地方に住んでいる人にとっては東京や大阪まで遠征してくるのだって本当に大変だと思います。
でもそうやっていろんな難関をくぐりぬけて自分自身がライブに行ける状態になったとしても、今度は肝心のアーティストが活動を休止したり、日本でのライブをやめてしまったりすることも。だからやっぱり自分の大好きなバンドがわざわざ自分の街に来てくれて、それをひょいと見に行けるって相当幸せなことなのです。
今度はいつ見に行けるかな?
それまで健康でいようーーー♪
今でもBonJoviの曲がぐるぐる頭の中を回っています。
ホワット・アバウト・ナウ~デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付) 価格:¥ 3,500(税込) 発売日:2013-03-12 |