ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

クリニクラウン、ホスピタルクラウン

2007-06-15 00:26:18 | いろいろ
実はオランダに行くというのは思いつきだったのです。

まだ行ったことのないヨーロッパの国で。
研修開催地のフランクフルトから行ける場所で。

そして何か自分の関心に関係してくる国。

あ、クリニクラウン見てこなきゃ。と思って。

++++

クリニクラウンというのは、病院の子ども達(や、時には大人)を相手にして、
道化師たちの「笑い」や「愉しみ」を生み出す技術を使って、
入院患者さんたちに楽しんでもらい、えてして退屈で殺風景な入院生活を彩ることが趣旨となります。

僕も、クリニクラウンとしてではなく、一パフォーマーとして、
病院を個人的に訪問させていただいたことがありました。

ただし、例えば病室を訪れるのであれば場所はとれないし、
サーカスのように派手なメイクをして子どもに近づけばたいていの子どもは怖がってしまうし、
通常の舞台でのパフォーマンスとはやり方が大きく異なってきます。

極端な話、単に一緒に寄り添って、微笑みかけて時間を過ごすだけで、
その子にとっては貴重な時間になるかもしれない。

パフォーマーが主役なのではなくて、賞賛を浴びるためにやるのでもなくて、
むしろカウンセリング等の知識や、そしてもちろん医学的な知識も兼ね備えた上でやるのでなければ、
「プロのクリニクラウン」とは言えないのだと思います。

++++

オランダはそのクリニクラウンが初めて制度化された国、と聞いています。

++++

台湾で知り合ったオランダ人に、メッセで話しかけてみた。

・・

やっぱオランダでは普通に誰でも知ってるらしい!
活動自体の世間からの反応も良い感じらしい!

オランダの組織のウェブサイトはオランダ語だけだったので全然読めなくて、
でもベルギーのはフランス語とオランダ語だったから、フランス語なら一応読めて。

現地ではライオンズクラブがクリニクラウンの組織への経済援助を行ってるらしい!!

フランス語の練習もかねて、なんとかベルギーで見学させてもらえないかな。
クリニクラウン。もちろん、オランダにも行ってみたいのだけど。

++++

んで。今はイギリスで勉強しているそのオランダ人の人と。

「アムステルダムから帰ろうと思ってたんだ。
 実家はアムステルダムから近かったりするの??」

「実家はベルギーのブリュッセルだよ」

「・・オランダ人じゃなかったっけ??」

「家族はね。」

そうかー

いまだに、ついつい、国籍と育った国は一緒のものとして考えてしまってた。
オランダ人、って聞いてたから、オランダで育った人なんだな、って思っちゃってた。

「じゃフランス語も話せるの?」

「話せるよ。でも私は最近はイタリア語を勉強してるから、
 フランス語はほんと忘れてしまった・・。」

+++

うーん。いろんな国の言葉を話せる人になりたいものです。

あとやっぱベルギーのクリニクラウンを見てみたい。どうしたものやら。。