ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

泊まってました。

2005-12-12 20:28:48 | いろいろ
相当なレベルに達したものを「やめる」というのは常に一つの有力な選択であり得る。
むしろ相当なレベルに達したものであればあるほど、次に取り組む分野に活かせるものは大きくなる。

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秩父~さいたまと縦横無尽に23時間活動していた日。実はたかふみは「引退試合」に臨んでいたんです。

去年は二日間でたしか1000人を動員した「色即是空」というステージイベントのミニ版、
「ACT MUSEUM」が今年行われました。日吉の慶応大学にて。

そこにまらばり1年生トリオがクラブパスで出演したんですね。昼・夜2回。
両方の映像を見ましたが、夜の方はミスもほとんどなく、圧巻の出来のようでした。

夏からずっと練習してたからなぁ。ひたすら通し練やって。
いつの間にか身につけた5クラブも、1本を相方がマサカリで投げ入れてスタートするという荒業をやってのけて。
日本のジャグリングコンテストなら、確実に入賞するのではと思った。

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たかふみはもうジャグリングに関しては「やりたいことも、目標もない。」と一言。
2002年、2003年のひたすらジャグリングに明け暮れた生活からは決別して、
今後は週2のまらばりの練習に参加する程度にとどめるそうな。

ほんとに、あの2年間はトチ狂ってた。

朝起きると、隣の部屋でボールが床に落ちる音がしていて笑、負けじとこちらも練習し始める。
1階のリビングに降りてくれば、床にボールが落ちているのでとりあえず足で蹴り上げて頭でキャッチする練習をしてみる。
ボールは自分の部屋常備用、リビング常備用、外での練習用と3種類準備して・・

彼は昔からピルエットに長けていたけれど、いまや5クラブ5アップピルエットができるようになってきて・・
5クラブ5アップピルエット連続4回成功した人って日本に何人いるんだろ?さすがに10人もいないのでは。。

というわけで兄としてなかなか感慨深いものがあります。
まあ、引退宣言がいつまで続くのかは知りませんが。笑

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ちなみに 日曜日は古新戦&選抜2日目でした。将棋。

朝から応援に行こうと思っていたのですが
さすがに前日23時間活動し続けて午前3時に就寝した身では、朝起きるのは無理でしたすいません。。

大志からの「人数足りないので来て下さい」のメールで起こされ、昼過ぎに到着。
そしてなぜかホントに古新戦に出ることに。・・いいのか?

まあでも人数足りないということは、僕が出なければ相手は不戦勝=将棋が指せない。
大会の意義的に、勝利を強く求める趣旨ではないとの判断から、出場しちゃいました。

まあ相手も早稲田の方で、知らない人というわけではなかったし、
全勝賞が懸かっているというわけでもなかったみたいだからよかったのかな?

早稲田のくろかわさんには「出るからには全力で指しなさい」と言っていただいて、
対四間飛車美濃囲いのために編み出した必殺戦法で迎え撃ちました。

古新戦の雰囲気も味わえて、意義があったように思います。
最終戦にはチームの5人目の人がやってきたので、僕は選抜観戦に回ることに。

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選抜はみなさんお疲れ様でした。早稲田はここ数年毎年この選抜トーナメント決勝で敗退し、
全国大会である王座戦への参加を阻まれています。

なにが違うんだろ?「運」で片付けるにはあまりにもかわいそう。
お決まりの「努力不足」で片付けていいものでもなさそう。こんなこともあるんだなぁ。

一時期、立命館が圧倒的な強さだった時は正直「あれだけ高校トップ選手を集めるのは反則なんじゃないの」と思うこともあった。
連合軍と市民兵が戦ってるような気分だったから。笑
強さにはっきり差がついちゃうと、競争としての面白味はなくなってしまう。

でも今や東大にももしかしたら史上最強クラスの人材が集まって、これはこれで少し複雑な気分。
選手7人のうち大学大会の個人戦優勝経験者は3人。
高校大会の個人・団体の全国入賞経験も含めたら・・全部で10人を越える。

まあそれでも、王座戦に行けば立命館や京大、ほかにも強い大学はあるんだから大変な話だ。

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この日の夜は大勢での打ち上げ~竹入邸に乗り込んで石橋さんや阿部くん、淳と朝まで真剣指してた。
行きの電車内では15分で50問くらい詰将棋を解いた。

39問の問題集を2冊全部解けば石橋さんからみかんがもらえることになってたんだけど残念。。
でもこういう懸賞みたいなのも楽しい。もう眠くてしょうがないのにかなりがんばってしまった。

阿部君の将棋は頭が悪い。笑 あ、これはホメ言葉ですよ。

まるで昔の自分を見ているようだった。ポンポン指して、「これ明らかに間違った手でしょ??」と思うような手を指してきて、
それでもふと気を抜いた瞬間に、こちらには見えない狙いが炸裂してうっかり負けることがある。

こういう負け方は、非常に不愉快だ。笑 僕の将棋がみんなに「うざい」「うざい」言われるのがよくわかりました・・
全部で2、3回負けた気がする。非常に悔しかったので笑 後日リベンジマッチを申し込むことにしよう。

いしばしさんは元気そうだった。よかった。