2018年5月26日(土)、いちのせき健康の森主催の「自然観察会」が終わってから、マイカーの定期点検のため、予約していた国道4号線沿いにあるネッツトヨタ一関大橋店(磐井川に架かる橋の傍)に立ち寄りました。30分程度で終わるとのことでしたが、天気が良いので付近を散策することにしました。5分ほど歩いたら田園風景が広がる住宅地が広がっていました。田植えが済んだ田んぼの向かい側に紅色の花をつけたベニバナトチノキ(紅花栃の木/紅花橡)がありました。花の時期は終わりに近く、一部実を結んでいました。
また、近くにある民家の門柱型の基部に植栽されているクレマチスが、明るいピンク地に、濃ピンクの太い中筋が入る花を沢山咲かせていました。私の手持ちの図鑑にも掲載されている「ビーズ・ジュビリー(別名:ビクトリー)」と思われます。
クレマチス ’ビーズ・ジュビリー’ キンポウゲ科 クレマチス属 Clematis Hybrids 'Bees'Jubilee'
別名:ビクトリー。つるの長さ、草丈:2~3.5m。花径:12~18㎝。花期:5~10月。作出者、発表年、国名:Bees'Nurseries 1958年 イギリス。交配親:不明。
明るいピンク地に、濃ピンクの太い中筋が入る。薄茶色の花芯とのバランスがよい丸弁の花。多花性で生育が旺盛。古くから栽培されている。国内では、’ビクトリー’という名前で流通していることもある。’ドクター・ラッペル’にも似るが、丸弁、花弁が波打たないという点で区別がつく。[NHK出版発行「別冊NHK趣味の園芸・クレマチス~育て方から最新品種まで」より]